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2021年実施探鳥会一覧
 

*クリックで各報告にリンクします。
*新型コロナウィルス感染症対応のため、1月~3月、5月~9月に予定されていた探鳥会は中止となりました。

12月
遠出探鳥会 三浦富士から武山 大晦日探鳥会
遠出探鳥会 三番瀬・谷津干潟
平日探鳥会 北秋川、白岩林道
月例探鳥会 湯殿川、片倉城跡公園
平日探鳥会 高尾山周辺 南高尾山稜フォーサミッツ
平日探鳥会 上柚木公園
11月
公開探鳥会 浅川本流(鶴巻橋~大和田橋)
平日探鳥会 秋川、広徳寺、小峰公園
月例探鳥会 多摩川(中央線鉄橋~通称「ひょうたん池」)
遠出探鳥会 多摩湖・狭山湖
平日探鳥会 高尾山周辺 大月市秀麗富嶽シリーズ④高畑山
10月
平日探鳥会 高尾山周辺 小下沢林道~関場峠~夕焼け小焼け
平日探鳥会 三頭山
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑧ 多磨霊園探鳥会
公開探鳥会 浅川(長沼橋~大和田橋)
7月
月例探鳥会 醍醐川(夕焼け小焼け~ににく沢出合)
4月
平日探鳥会 高尾山周辺 高尾・大平林道~ヤマドリに会いたい~探鳥会
月例探鳥会 北浅川(松枝橋~小田野中央公園
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑦ 武蔵野・野川公園探鳥会
3月
平日探鳥会 サシバ春の渡り・陣場山探鳥会


2021年実施探鳥会 実施報告
遠出探鳥会 三浦富士から武山 大晦日探鳥会
1.日時:2021年12月31日(金)10:15~13:55
2.天気:晴れ
3.コース:京浜急行津久井浜駅から三浦富士に登り、砲台跡に立ち寄って武山で昼食後、一騎塚バス停までのハイキングコースを歩いた。
4.観察した鳥:21種(ベスト:アカハラ、オオタカ、イソヒヨドリ)
 キジバト、トビ、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
5.参加者:16名
6.概要、感想等:
 津久井浜駅から津久井川に出て、キャベツ畑の中のカワラヒワの小集団を見ていると直ぐ近くの民家庭にイソヒヨドリのメスが出てきた。そこにオオタカが低空で横切って行った。キャベツ畑をさらに進むとモズのメスが出てきて、蜜柑園の防風垣の下でアカハラが採餌していた。
帰路、武山からの下りでは路上で採餌する2羽のアオジをしっかり観察することができた。天気は晴れであったが、海上に雨雲か雪雲らしいものが見られ、霰のようなものが少しちらつく大晦日であった。 (担当 粕谷 和夫)

遠出探鳥会 三番瀬・谷津干潟
1.日時:2021年12月19日(日)10:30~15:00
2.天候:快晴
3.場所:ふなばし三番瀬海浜公園及び谷津干潟
4.観察した野鳥:44種(含む外来種1種)(ベスト3:アカアシカツオドリ、ミヤコドリ、ズグロカモメ)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アカアシカツオドリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ダイゼン、シロチドリ、ミヤコドリ、ダイシャクシギ、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、モズ、オナガ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、オオジュリン、ドバト、カラスSP.
5.参加者:18名
6.概要・感想等:
 行きは八王子駅~お茶の水駅~船橋駅と電車を乗り継ぎ、京成船橋駅前からバスで三番瀬に向かった。この日の潮回りは「大潮」、干潮の時刻は11時頃で、到着時は広く干潟が形成されていた。まずは、汀線近くで動き回るミヤコドリやハマシギの群れと1羽のダイシャクシギを観察した後、船橋側の突堤に向かった。突堤の端にはカメラマンが集まっており、レンズが向けられている方向を双眼鏡で覗くと、そこには本来は南方の外洋でしか見られないアカアシカツオドリの姿が…。まだ、若い個体のようであったが、立ち上がった時にはその名前の由来である赤い足も見え、また、長い翼で飛翔する姿もしっかりと観察できた。他にカンムリカイツブリやハジロカイツブリ、ズグロカモメ等も見られたが、期待していたウミアイサやビロードキンクロ等の海ガモは残念ながら、観察できなかった。朝の内は冷え込み、今年初の「冬日」ではあったが、日中は風もなく、温かい日差しの下、展望台下の階段に座ってお昼をとってから、バスと電車を乗り継いで、次の探鳥地に移動した。
 京葉線南船橋駅で電車を降り、歩いて谷津干潟へ。干潟は潮が満ちてきており、ここではオカヨシガモやホシハジロ、スズガモのカモ類を間近に観察できた。淡水池ではハシビロガモの姿も見られた。一部、残った干潟にはシギチの姿はなかったが、複数羽のズグロカモメがカニを捕まえて食べる姿を皆でじっくりと観察した後、谷津干潟自然観察センターに入館した。ここでは特別企画展「魅力的な鳥たちと自然~千島列島~」が開催されており、自然写真家の野口好博氏の解説付きで、氏が撮影した素晴らしい写真や動画を鑑賞した。
アカアシカツオドリといった思いがけない南方の鳥から、写真ではあったがウミスズメ類をはじめとした北方海域で繁殖する鳥まで、まさに海鳥三昧の一日であった。 (担当 古山 隆)

平日探鳥会 北秋川、白岩林道
1.日時:2021年12月16日(木) 10:55~14:50
2.天気:晴れ
3.コース:武蔵五日市駅から北秋川の藤倉までバスで行き、北秋川の上流の白岩沢沿いの道を西に向かって進み檜原きのこセンターへの分岐の先から入間白岩林道に入って檜原街道の浅間尾根入口まで歩いた。
4.観察した鳥:12種(ベスト:クマタカ、アトリ)
キジバト、クマタカ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、カワガラス、ルリビタキ、カヤクグリ、アトリ
5.参加者:7名
6.概要、感想等:
 藤倉から歩き出して直ぐ、北秋川でカワガラスが上流方向に飛んで行く姿が見られた。北西の空にはクマタカが現れて旋回飛翔をした。カヤクグリはチラッとで完全な確認ではない。
 入間白岩林道ではアトリの群れに3回出合った。その内の最初のものは50羽くらいの数で一部はヤマハンノキの種を食べていた。ゴールの浅間尾根登山口バス停の手前にある民宿の浅間尾根木庵に立ち寄りコーヒーを頼むとお茶うけとして柚子の砂糖漬、竹の子と蒟蒻の煮物が付いてきた。 (担当 粕谷 和夫)

月例探鳥会 湯殿川、片倉城跡公園
1.日時:2021年12月12日(日) 8:00~10:50
2.天気:晴れ
3.コース:片倉城跡公園から湯殿川に出て、上流方向に向かい殿田橋で折り返して、カタクリ橋からつどいの森公園経由片倉城跡公園に戻った。
4.観察した鳥:34種(ベスト:カワセミ、アオサギ、シメ、ウグイス)
カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、ドバト
5.参加者:28名
6.概要、感想等:
 湯殿川に出るとジョウビタキ、カワセミが観察され、さらに進むとバン、オオバン、イソシギ、カルガモ、コガモが水面で採餌していた。コガモは30羽くらいの集団であった。稲荷橋側の稲荷神社のケヤキでエナガ、シジュウカラがせわしく飛び交っていて、その直ぐ近くのケヤキの高い所には休憩モードのアオサギ1羽がじっとしていた。その下の川の中のツルヨシの中からウグイスの地鳴きが聞こえ、姿も見せてくれた。
 つどいの森公園に向かう途中ではハシボソガラスが電柱の上から道路に小さな物を落としていた。オニグルミの実かも知れない。つどいの森の入口付近でシジュウカラ、ジョウビタキを見ているとその先の葉を落とした木にホオジロ、シメが止まっていた。片倉城跡公園ではルリビタキのオスがいたが、直ぐに姿を消してしまった。探鳥会終了後は毎年恒例の巣箱の清掃を行った。 (担当 粕谷 和夫)

平日探鳥会 高尾山周辺 南高尾山稜フォーサミッツ
1.日時: 2021年12月6日(月)7:40~11:40
2.天気: 曇りのち霧雨
3.行程: 高尾駅発7:32→高尾山口駅着7:35・7:40発⇒梅の木平⇒西山峠⇒中沢峠10:40⇒コンピラ山⇒大洞山11:10⇒大垂水峠バス停着11:40・12:01発(路線バス)→高尾山口駅→高尾駅前12:21→八王子駅着12:44
4.観察した鳥: 21種(ベスト:カワガラス エナガ カケス)
アオサギ コゲラ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ミソサザイ カワガラス ルリビタキ ジョウビタキ キセキレイ セグロセキレイ ホオジロ アオジ コジュケイ
※参考 開始前 イソヒヨドリ(高尾山口駅付近)
5.参加者: 3名
6.概要・感想等:
 路線バスは一日に3本のみ。昼のバスに合わせて、7時40分、20号線沿いを歩き始める。寒い。でもすぐに案内川でカワガラスを発見。じっくり観察でき、なんだか寒さを忘れそうになった。次はエナガの群れ。川中に佇むアオサギ。山下で西山峠への道に入ると、ジョウビタキ、ルリビタキの声。コジュケイも怪しい声で鳴いた。峠に近づくとミソサザイが鳴いた。
 西山峠から南高尾山稜の稜線を歩く。登山者、トレイルランナー、意外と多い。東山からの展望はもう一つ。入沢山は巻いて、見晴台へ。中沢山には10時30分到着。中沢峠を過ぎると、カケスが6羽、鳴きながら飛んで行った。4つ目のピーク大洞山を過ぎると濃霧にまかれ、雨を感じるようになった。大垂水峠の橋の手前で鳥合せ。バス停では傘が必要なくらいの霧雨となった。バスは定刻に来た。 (担当 加藤 岸男)

平日探鳥会 上柚木公園
1.日時:2021年12月1日(水)8:30〜11:00
2.天気:晴れ
3.コース:野球場前の駐車場⇒テニスコート⇒大栗川⇒愛宕神社⇒芝生の丘⇒野球場前の駐車場
4.観察した鳥:18種(ベスト:アオゲラ、ビンズイ)
 キジバト、アオサギ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ
5.参加者:1名
6.概要・感想等:
・昨夜から朝方まで降り続いた雨が止んで、丘陵の谷間の所々に霧が湧いていた。
・カワラヒワが30羽、ヤマブキ橋そばの雑木林の梢から一斉に飛び立って、野球場東側の花壇で採餌していた。耕された土をついばんだり、わずかに残るコスモスの種に群がっていた。
・ビンズイが3羽、野球場北側の雑木林の林床から近くの枝に飛び移り、ハクセキレイのように尾羽を上下させていた。
・ジョウビタキの雄が、愛宕神社近くの雑木の枝で明るく暖かい日差しに向かって、ひときわ強く鳴いていた。尾羽を広げて羽づくろいをしていた。
・モミジやクヌギ、コナラの雑木林が、晴れ上がった青空に美しく映えていた。 (担当 工藤 正子)

平日探鳥会 秋川、広徳寺、小峰公園
1.日時:2021年11月17日(水) 9:25~14:20
2.天気:晴れ
3.コース:秋川の秋川橋から左岸堤防を小和田橋まで歩き、広徳寺に立ち寄り小峰公園まで歩いた。(当初予定では人里から浅間尾根登山探鳥会だったが、バスの時刻表が変更されていたため、人里バス停着が遅くなるので、武蔵府中五日市駅から近いコースに変更した)
4.観察した鳥:27種(ベスト:マガモ、カワセミ、キセキレイ)
マガモ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ
5.参加者:4名
6.概要、感想等:
 秋川ではマガモ、アオサギ、ダイサギ、カワセミ、キセキレイと続き、小和田橋付近では清流に舞い落ちる落葉が綺麗であった。広徳寺はイチョウの巨木の黄葉が見頃で、この黄葉が目当てなのか、多くの人が集まって来ていた。東京都の天然記念物に指定されているタラヨウが赤い実をぎっしりつけていた。境内の奥の下草のミヤマフユイチゴが群落状にあり、赤い実が目立った。小峰公園ではルリビタキを探したが出合うことができなかった。 (担当 粕谷 和夫)

公開探鳥会 浅川本流(鶴巻橋~大和田橋)
1.日時:2021年11月20日(土)8:00~11:00
2.天気:快晴
3.場所:浅川本流(鶴巻橋~大和田橋)
4.確認した鳥:28種(ベスト:アリスイ、カワセミ、モズ)
キジ(声)、カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、カワセミ、アリスイ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ(声)、ホオジロ、カワラバト(ドバト)
5.参加者:20名(一般参加者:6名)
6.概要、感想等:
 八王子・日野カワセミ会35周年記念事業の一環としての公開探鳥会が八王子市内の浅川で11月20日(土)に開催され、一般の方6名を含む20名の方が参加された。開始時は10℃以下とやや寒さも感じられたが、雲一つない好天の下、次第に暖かな日差しの下での探鳥会となった。
開始間もなく、モズやジョウビタキを見ていると「なんかわからない鳥がいる」との声。スコープを向けてみると、なんと市役所脇の木にとまっているのはアリスイでは。私を含めた多くの方にとって久々に見る姿であった。その後、右岸から観察しながら下流に向かうと、おなじみのカワセミ、サギ類、カモ類、セキレイ類のほか、浅川橋では橋脚にとまるイソヒヨドリの姿を見ることができた。ちょうどNHKの「ダーウィンが来た」で八王子のイソヒヨドリと会の活動が取り上げられてから間もないころで、一般の方の関心も高くタイムリーであった。
 浅川橋下流では、一昨年の夏の大雨の際に破壊された河床は補修工事ほぼ終わっていて、ダイサギ、アオサギなどに混じって、イソシギ、イカルチドリなども見られた。さらに、ベニマシコの声が時折「フィ、フィ」と聞こえる枯野にも注意しながら、ゴールの大和田橋を目指した。タカ類は今回、トビしか見られなかったが、水管橋付近でオオタカが目撃される頻度が高くなっている。ゴールの大和田橋下では夏季に繁殖に使われた多くのイワツバメの巣の跡も確認した。
 この区間ではかつて、浅川橋付近でオナガガモが、水管橋付近でユリカモメがそれぞれ百羽前後見られた。同じく35周年記念行事の一環として開催された野鳥展でも、この間にカモ類、カモメ類の激減したことが紹介されていたが、それを象徴するように種数、羽数ともに少なくなったことを実感した。それでも、参加者の方からは「八王子の市街近くを流れる浅川で、カワセミをはじめとする多くの野鳥が見られることに驚いた」との感想も寄せられた。生物多様性の重要性や気候変動、SDGsに関心が高まる中、浅川の水辺とその周辺の生物多様性を知り、その環境維持に努めることの重要性はますます大きくなっている。この度の企画が、そうしたきっかけになってくれればと願っている。 (担当 宮越 俊一)

月例探鳥会 多摩川(中央線鉄橋~通称「ひょうたん池」)
1.日時: 2021年11月14日(日) 8:00~11:30
2.天気: 晴れ
3.コース: 多摩川(中央線鉄橋~通称ひょうたん池)
4.観察した鳥: 48種(ベスト:ノスリ、ハイタカ、ツグミ)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヨシガモ、イソシギ、トビ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、ミサゴ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ベニマシコ、カワラヒワ、リュウキュウサンショウクイ、ホオジロ、アオジ、ドバト、ガビチョウ
5.参加者: 19名
6.概要・感想等:
 風のない秋晴れ日、冬鳥を求めての月例探鳥会であった。スタート地点のJR中央線鉄橋上流側の淀みにオオバンやヒドリガモ、ヨシガモなどを見、また鉄橋の下流側の淀みに飛来しているカンムリカイツブリを今年もスコープで観察した。対岸側の木にツグミが1羽止まっているのを皆で見た。ジョウビタキもオス・メスを何か所かで身近に見られた。桜並木のあたりではリュウキュウサンショウクイの鳴き声を聞き、数名が飛ぶ姿を確認した。
 スタート地点の対岸の木にノスリが止まっており、コースの途中でも2羽のノスリが上空を旋回するのがじっくり見られた。またミサゴやハイタカ、オオタカなどの猛禽類が青空の下をゆっくり飛ぶのを観察できた。
 新旭橋でトイレ休憩の後、多摩川の右岸側の河原に降り通称トラック道路を歩いた。鳥は少なかったが、ひょうたん池手前でベニマシコの鳴き声を聞き、飛ぶ姿も見られた。
 ひょうたん池ではコガモやオカヨシガモが見られた。 排水路ではブロックの上を歩くタヒバリが見られた。
 冬鳥のツグミ、ベニマシコ、アオジのほか多くのカモ類が見られ、また青空を悠々と飛ぶ何種類もの猛禽類が見られるなど48種もの野鳥が楽しめた探鳥会でした。 (担当 福本 健)

遠出探鳥会 多摩湖・狭山湖
1.日時:2021年11月12日(金)8:30~13:40
2.天気:晴
3.場所(コース):多摩湖・狭山湖
 上北台駅・・・東大和市狭山緑地・・・多摩湖・・・狭山湖・・・西武球場前駅
4.確認した野鳥:37種(ベスト:タヒバリ、マガモ、ヤマガラ)
 オシドリ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、トビ、オオタカ、コガラ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、モズ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ガビチョウ
5.参加者:8名
6.概要:
 探鳥コースは、郊外の住宅街から雑木林(緑地)、湖畔、草地を巡るほぼ平坦な歩きやすいコースです。晴れて無風状態、平日のため人出も少なく、絶好の探鳥日和でした。多摩モノレール上北台駅から狭山緑地に向かう住宅街ではアンテナにとまるジョウビタキや街路樹等を飛び回るヒヨドリ、メジロを観察する。緑地に入るとヒヨドリの鳴き声ばかりが響き渡り、メジロやカラ類の鳴き声が聞きづらい。途中、展望のきく高台で遠く八王子や丹沢の山々の山座同定を楽しみ、湖畔のサイクリングロードを進み多摩湖の中堤防に到着。堤防は、大掛かりな工事中で上の貯水池の水は抜かれ、仮設の歩道が架けられて、転落防止用の金網が張られていた。網目越すに水のない湖底付近でイカルチドリ、タヒバリが採餌していた。多摩湖北側の慶性門先の広場では、ヤマガラがエゴノキの実を啄む様子と上空をオオタカが飛ぶのを観察した。先に進み狭山湖畔に着く。堤防中程で消防署の方が訓練中で、水鳥は遠くの対岸付近にいて同定できない。暫くして消防の方々は引き上げるが、水鳥は非難したまま。カンムリカイツブリを見て昼食とした。
 午後は、堤防の上を水鳥の集まっている方向を目指して進む。イカルチドリやタヒバリが石積の間から時々顔を出す様子が見られた。堰堤の上空高くチョウゲンボウが旋回した。堰堤北端付近で水鳥の集団を観察する。マガモ、オオバンの大群にオカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ等のカモの仲間が見え隠れするのを観察した。湖面越しに白い富士山を見て帰路に着いた。 (担当 門口 一雄)

 
平日探鳥会 高尾山周辺 大月市秀麗富嶽シリーズ④高畑山
1.日時: 2021年11月8日(月)9:30~15:50
2.天気: 曇りのち晴れ(午前は霧雨あり)
3.行程: 豊田8:10→八王子8:14→高尾駅発8:23→猿橋駅9:05・9:18発(路線バス)→朝日小沢上バス停着9:36・9:40発⇒鈴ケ音峠10:40⇒突坂峠⇒大桑山⇒高畑山着12:45(休憩・昼食)13:20発⇒地蔵14:15⇒小篠貯水池⇒鳥沢駅着15:50・16:21発⇒高尾駅着16:57(東京行)
※朝日小沢上バス停から突坂峠までは林道歩き
4.観察した鳥: 27種(ベスト:アトリ マヒワ 柿を啄むムクドリ)
トビ コゲラ アオゲラ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ ジョウビタキ イソヒヨドリ スズメ ハクセキレイ セグロセキレイ アトリ マヒワ イカル ホオジロ アオジ  コジュケイ ガビチョウ ソウシチョウ
5.参加者: 4名
6.概要・感想等:
 秀麗富嶽シリーズなのに、今日は姿を見せなかった富士山。その代わりに…。
 晴れという気象情報に反し、朝日小沢上バス停からの林道は、霧雨が時々降っていた。ジョウビタキ、コジュケイ、イカル等の声と姿を楽しみながら鈴ケ音峠を過ぎ、NTTの専用道路を進むと少し遠くの山腹をマヒワの群れが飛んだ。しかし、見失い暫く進むと高木の枝先に数羽のマヒワがいた。突坂峠から登山道に入り急登が続く。大桑山を過ぎると初心者コースとは思えない難所に出くわした。雨に濡れて滑るので、巻道を進む。どうにか通り過ぎ、しばらくして高畑山に着いた。日は射し始めたが富士山は雲に隠れていた。
 鳥沢駅に向けて下山開始。落葉で根っこが隠されて滑りやすい。難儀しながらも耳は野鳥達の声を聞こうとしている。するとアトリの群れを発見。左から右へ枝移りしていた。100羽はいただろうと思われる。地蔵を過ぎ小篠のため池へ。しかし工事中で水はない。期待したカモ類は見られなかった。桂川を渡り、国道20号線に向かうと、柿を啄むムクドリの群れに出会った。そして、イソヒヨドリのメスにも。鳥沢駅で鳥合せ。
 期待したヤマドリと富士山は見られなかったが、今期初見のマヒワとアトリに大満足した参加者だった。多少の疲れはあったが…。 (担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 高尾山周辺 小下沢林道~関場峠~夕焼け小焼け
1.日時: 2021年10月27日(水)8:30~14:10
2.天気: 曇り時々濃霧(薄日もあり)
3.行程: 高尾駅発8:12(小仏行バス)→大下着8:25・8:30発⇒キャンプ場跡⇒関場峠着11:10⇒黒ドッケ着12:40(昼食・休憩)・13:05発⇒夕焼小焼バス停着14:10・14:32発→高尾駅着15:03
4.観察した鳥: 18種(ベスト:ヤマドリ キセキレイ エナガ)
ヤマドリ アオバト アオゲラ カケス ハシブトガラス コガラ ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ トラツグミ ジョウビタキ キセキレイ ハクセキレイ アオジ
5.参加者: 4名
6.概要・感想等:
 高尾山周辺探鳥会は6ケ月ぶり。前回は、ヤマドリに会いたい!とのタイトルで実施した「稲荷山・高尾林道」コースだったが、ヤマドリには会えず!それが、今回2回も遭遇!ヤマドリ・オスに!4名の参加者の内3名は前回の参加者。やっと雪辱できた!
 曇天、時々小雨、そして濃霧。鳥の声も余り…。キセキレイとエナガが時々出現する程度。まだ台風被害の残る林道を進み、旧キャンプ場の少し手前に来た時、長い尾のヤマドリが左へ飛んだ。更に進み、浩宮生誕記念碑の手前で、長い尾のヤマドリが左に飛び直後右に飛んだ。鈍い光の中で飛翔する姿が輝いていた。一同、感激!送電線の下を過ぎた所で、トラツグミが堰堤の上から藪の中に飛んだが、じっくりは観察できなかった。
 関場峠から黒ドッケまでは、小さなコブが5つも連続する。濃霧の中でアオバトの声を聞いた。ゆっくり歩いて黒ドッケに到着。視界がない中での昼食。そこからは下りのみ。ヤマガラやコガラの声を聞きながら夕やけ小やけふれあいの里に着いた。快い疲れだった。 (担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 三頭山
1.日時:2021年10月20日(水)9:35~15:10
2.天気:晴れ
3.コース:都民の森(森林館)を出発し三頭大滝経由ブナの路の沢筋を登り、むしかり峠から三頭山頂、下山は「こまどりの路」から野鳥観察舎経由「香りの路」を通って森林館へ下った。
4.観察した鳥:14種(ベスト:ゴジュウカラ、コガラ)
コゲラ、アカゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、マヒワ、ウソ
5.参加者:5名+会員外1名
6.概要、感想等:
 三頭大滝への路(森林セラピーロード)でホソバツルリンドウが開花しているという情報があり、何とか見つけることができた。地味な目立たない花であった。この日は下山の「香りの路」でツルリンドウ、リンドウも開花していて、リンドウ三兄弟に出合うことができた。三頭山の山頂からは素晴らしい富士山を見ることができた。帰路、熊の真新しい木の幹への引っ掻き爪痕があった。下山路「こまどりの路」で直ぐ近くに現れたゴジュウカラ2羽が疲れを癒してくれた。ミソサザイ、マヒワ、ウソは声での確認である。(担当 粕谷 和夫)

遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑧ 多磨霊園探鳥会
1.日時: 2021年10月16日(土)9:30~13:15
2.天気: くもり(時々霧雨)
3.行程: 高尾(京王)駅発8:00→多磨霊園駅着8:42・9:02発(武蔵小金井駅南口行)→多磨霊園表門着9:06(武蔵小金井駅南口発9:05→表門着9:21)表門発9:30⇒9区・10区・11区・12区・5区⇒浅間山公園着11:30(昼食・休憩)・12:00発⇒表門着13:15(鳥合せ)
4.観察した鳥: 14種(ベスト:エナガ オナガ キビタキ ホンセイインコ)
キジバト オオタカ コゲラ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス シジュウカラ ヒヨドリ エナガ メジロ ムクドリ キビタキ
外来種 カワラバト(ドバト) ホンセイインコ(ワカケホンセイインコ)
5.参加者: 24名
6.概要・感想等:
 早朝6時過ぎ、携帯電話が鳴る。「今日やりますか?」何通かあった。
 緊急事態宣言解除後、再開2回目の探鳥会は、雨模様だった。早朝のみの雨という気象情報を信頼して実施。24名の方の参加があった。
 多磨霊園表門に集合する。本日全行程を案内していただく地元のOさんとご挨拶。Oさんは遠出した日以外はほぼ毎日早朝から夕方までこの多磨霊園で鳥を観て、撮影されているとのこと。霧雨の中を出発。まずはオナガ!そしてワカケホンセイインコ。2種とも相当数が飛び回っていた。これまでに出現した種と場所とその時の詳細を巧みな話術で説明してくださる。鳥たちは少ないが、まるで今目前にいるような感じになった。
 5区で休憩、自由観察時間を設定したが、キビタキが見つかりみんなで観察した。オスメス両方いた。霧雨は降ったりやんだり。傘をさす人、ささない人それぞれ。浅間山の秘密(?!)の場所近くを通り、浅間山公園・中山で昼食。下山して霊園に戻るとエナガの群れに遭遇。じっくり観察する。Oさんが大好きな鳥だそうだ。ヨタカポイントで10分程みんなで探すが見つからない。エナガの群れを見ていると、相当数のカラスがけたたましく鳴き、飛び出したので探すと、オオタカを追いかけていた。
 霊園表門に戻り鳥合せ。Oさんに、会報最新号をお礼としてプレゼントした。出現種数は少なかったが、多磨霊園の情報を一杯いただき、楽しい探鳥会となった。 (担当 加藤 岸男)
 
公開探鳥会 浅川(長沼橋~大和田橋)
1.日時:2021年10月10日(日) 8:30~11:00 
2.天気:曇時々小雨
3.場 所:京王線長沼駅~長沼橋~大和田橋
4.参加者:35名(カワセミ会 28名、一般7名 小学生1名含む)
5.観察した鳥:28種(本日のベスト:アリスイ、カワセミ、イカルチドリ、コゲラ)
 キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、ヒメアマツバメ、イカルチドリ、カワセミ、アリスイ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ドバト(カワラバト)、ガビチョウ、(参考:ヨシゴイ)

6.概要、感想等:
 9月末で新型コロナの緊急事態宣言が解除され、ようやく探鳥会が開催できるようになった。公開探鳥会も本当に久しぶりである。集合場所の京王線長沼駅には、探鳥会の再開を待ちかねたように会員28名が集まった。一般参加の方は7名(内小学生1名)であった。
 一通り注意事項の説明や11月の企画展、野鳥図鑑のPRを行った後、探鳥会を開始した。長沼駅高架下にあるヒメアマツバメの巣の下に張られたネット上では、営巣しているキジバトの姿が見られた。まるでハンモックのようで風通しも良く、まさに優良物件といったところだ。
 長沼橋を渡り、左岸を上流方向に歩く。モズが高鳴きを繰り返し、また河原からはホオジロのさえずりもよく聞こえた。小石の河原ではイカルチドリが何度か可愛らしい姿を見せてくれた。初めて見た方もいて歓声をあげていた。さいかち池では、例年この時期に見られるはずのコガモが全く見られなかったが、池の対岸の茂みの中にはゴイサギ(幼鳥)が確認できた。さいかち池北側の林では、チョウゲンボウが飛び去る姿を確認した。
 中央線鉄橋をくぐり、再び土手に上がって鳥を探す。水管橋上流側の中州に、なんとアリスイを確認。珍しい出会いに皆大喜びであった。今日のベストは間違いないだろう。
 新浅川橋で右岸に渡り、河原に新たに作られた歩道を歩く。この後はこれという鳥も出ないまま、終点の大和田橋に到着。
 大和田橋の下で鳥合わせを行う。後ろの方ではイソヒヨドリも確認したとのこと。全部で28種。多くはないが、この時期ではまずまずだろう。期待したノビタキが見られなかったのは残念。ベストは予想通りのアリスイに加え、カワセミ(少し遠かったがじっくり見られた)、イカルチドリ(意外に見つけにくい鳥だが多くの人に見てもらえた)、コゲラ(近くでよく見えた)の4種となった。
 天気予報では「曇りのち晴れ」とのことだったが、時折小雨も降ってくる天候だった。しかし、探鳥会を再開できたうれしさがそれを吹き飛ばしてくれた。
なお、中央線鉄橋をくぐり左岸土手に上がる地点で、ヨシゴイの可能性のある鳥が、川の方向に飛び去るのを参加者1名が観察。参考記録として観察した鳥の末尾に記した。(種数には含めていない) (担当 佐藤 哲郎)

月例探鳥会 醍醐川(夕焼け小焼け~ににく沢出合)
1.日時:2021年7月11日(日)8:50~11:00
2.天気:曇
3.場所:夕焼小焼~ににく沢出合
4.観察した鳥: 21種(ベスト:クマタカ)
キジバト、ホトトギス、クマタカ、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ミソサザイ、キビタキ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ガビチョウ
5.参加者: 13名
6.概要・感想等:
 新型コロナの影響で、6月21日から八王子市・日野市限定でようやく再開した探鳥会だが、今度は雨のために2回の探鳥会が連続して中止となった。今日は午前中「曇」の予報のため、ようやく実施にこぎつけることができた。しかし、明日からはまた「緊急事態宣言」となり、また探鳥会はしばらくお預けである。
そんな中で行われたこの探鳥会には13名の会員が集まった。初参加の会員もおり、自己紹介をしてから探鳥会をスタートした。
 醍醐川沿いを歩いていくと、時折ツバメが舞い、ウグイスも所々でさえずりを聞かせてくれた。この時期はキセキレイが多いコースだが、今日も幼鳥と思しきキセキレイが多く見られた。醍醐川を横切る送電線の鉄塔近くになにか黒いものが見える。双眼鏡で見るとどうもクマタカのようだ。皆でじっくり見てクマタカと確認。その後は鳴かず飛ばずで、キビタキはようやく1カ所で声を聞いたのみ。オオルリは声すら聞くことができなかった。
 最後に、ににく沢出合で鳥合わせを行う。終点でようやくミソサザイが遠くで鳴いてくれて、全部で21種。これは昨年と同じであった。じっくり見られた鳥が少なく、ベストは「クマタカ」のみとなった。 (担当:佐藤 哲郎)

平日探鳥会 高尾山周辺 高尾・大平林道~ヤマドリに会いたい~探鳥会
1.日時:2021年4月19日(月)8:35~15:20
2.天気:快晴
3.行程: 京王線高尾駅発8:20→高尾山口駅着8:23⇒稲荷山コース⇒高尾林道⇔大平林道(この付近で、観察・昼食・休憩)⇒稲荷山コース⇒清滝駅(鳥合せ・解散)⇒高尾山口駅発16:09
4.観察した鳥: 31種(ベスト:オオルリ ヤマガラ ウソ イワツバメ)
カルガモ キジバト アオバト トビ コゲラ アオゲラ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ エナガ メジロ センダイムシクイ ミソサザイ オオルリ スズメ キセキレイ ハクセキレイ カワラヒワ ウソ ホオジロ
(外来種)コジュケイ ガビチョウ ソウシチョウ
5.参加者: 11名
6.概要・感想等:
 ヤマドリに会いたい!などというギャンブルのような探鳥会に11名も参加された方がいて、驚くとともに申し訳ないような気持になった…。
 高尾山口駅ではイワツバメが飛び交っていた。急登もある稲荷山コースをゆっくり登る。カラ類、ウソ、そしてオオルリの声を聞いた。6号路からの道との合流点から高尾林道へ。ゆっくりじっくりヤマドリを探すが…、気配なし。ヤブサメが鳴いた。大平林道に出て、森林ふれあい館まで行く。ここが以前ヤマドリと出会った場所だ。でも、今日はいない。キセキレイだけ。ちょっと戻って、高尾林道との分岐で少し早い昼食。この時間を利用して、大平林道の先を見に行った方もいた。
 高尾林道を戻る。センダイムシクイが鳴く。耳のいい方に先頭を譲ってヤマドリ探し。でもいない…。稲荷山コースに戻ろうとすると、集合時に会えなかった方とバッタリ。これで参加者が11名に。6号路と稲荷山コースに分かれて下山する。6号路ではミソサザイを、稲荷山コースではコジュケイを観察した。清滝駅前で鳥合せ。出現種数は31種。
 心地よい天気と夏鳥達との再会だけでも満足しないと…。 (担当 加藤 岸男)
 
月例探鳥会 北浅川(松枝橋~小田野中央公園)
1.日時:2021年4月11日(日) 8:00~11:30
2.天気:晴れ
3.コース: 松枝橋をスタートして北浅川の上流に向かって右岸を小田野中央公園まで歩く。
4.観察した鳥: 32種(ベスト:タシギ、ウグイス、キジ、コチドリ)
キジ、カルガモ,キジバト、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、コチドリ、タシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ
5.参加者: 21名
6.概要・感想等:
 コロナ禍の中で一年ぶりの北浅川での月例探鳥会でした。冬鳥は去ってしまったがまだ、ツグミ、アオジは残っていました。イカルチドリ、コチドリ、カルガモ、カワセミダイサギ、アオサギ、タシギ、黄色のきれいなキセキレイなど水鳥がたくさんみられました。
 元木橋下流でタシギ(3羽)が中洲の水の中の大きな石の周りで採餌しながら移動しているのを参加者全員で見ました。至る所でキジ、ウグイス、モズの鳴き声が聞こえてきました。又、カジカガエルの声も(3カ所?)で聞こえました。
 小田野中央公園カワセミ会記念樹の桜の前に11:30分に到着し鳥合わせ後解散しました。 (担当 中村 后子)
 
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑦ 武蔵野・野川公園探鳥会
1.日時:2021年4月1日(水)9:10~14:15
2.天気:くもり(晴れ間あり)
3.行程: 高尾駅発8:19→八王子駅8:27発→西国分寺駅着8:49・9:10発⇒武蔵国分寺公園⇒武蔵野公園⇒野川公園着12:35(昼食休憩)・13:45発⇒武蔵野の森公園⇒西武多摩川線多磨駅着14:40・14:47発→武蔵境駅発15:01→高尾駅着15:26
4.観察した鳥: 33種(外来種含)(ベスト:アオゲラ ヒドリガモ ウグイス)
 ヒドリガモ カルガモ ハシビロガモ カイツブリ キジバト アオサギ ダイサギ コサギ オオバン バン イカルチドリ オオタカ コゲラ アオゲラ ハシボソガラス ハシブトガラス シジュウカラ ヒバリ ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ ツグミ スズメ キセキレイ ハクセキレイ カワラヒワ オオジュリン 外来種・コジュケイ カワラバト(ドバト) ホンセイインコ
5.参加者: 18名
6.概要・感想等:
 「もしもし、集合はどこですか?西八王子駅にいるのですが?」との電話。集合場所は、西は西でも、西国分寺駅です! そんなこんなで、1つ目の都立公園・武蔵国分寺公園に行く。エナガ、ツグミ、ムクドリが迎えてくれた。野鳥の森でアオゲラの営巣作業をじっくり観察した。真姿の池の湧水地を抜け、市内を通り、貫井神社の湧水池で休憩。野川沿いの遊歩道を、満開を過ぎたサクラを見ながら、2つ目の都立公園・武蔵野公園に急ぐ。ウグイスが目の前の枝に止まった。
 3つ目の都立公園・野川公園入口で遅れて参加の方と合流し、観察センター付近で昼食。自然観察園の草花もじっくり鑑賞した。数名の方はシマアジを見に更に下流へ。その他の方は、野川公園内を通って、4つ目の都立公園・武蔵野の森公園に向かった。調布飛行場を横に見て進み、修景池で、ヒドリガモ、ハシビロガモ、バン等を観察した。日陰で鳥合せ。長いコースのお陰で予想外に33種も出現した。 (担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 サシバ春の渡り・陣場山探鳥会
1.日時:2021年3月30日(火)8:20~14:05
2.天気:曇り(薄日あり) 東よりの風 微風 最高気温18℃
3.行程: 高尾駅北口バス停発7:37(路線バス)⇒陣馬高原下バス停着8:15→新道経由→陣場山頂着9:30(観察・昼食・休憩)12:30発⇒底沢峠⇒陣馬高原下バス停着14:05・14:25発→高尾駅着14:01
4.観察した鳥: 17種(ベスト:コガラ)
 トビ サシバ コゲラ アカゲラ カケス ハシブトガラス コガラ ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス メジロ ミソサザイ キセキレイ カワラヒワ ホオジロ
5.参加者: 3名
6.概要・感想等:
 コロナによる活動範囲制限のため秦野・菜の花台に行けないので、陣場山へ。
 陣馬高原下のバス停で降りると、ミソサザイの囀りが迎えてくれた。キセキレイの声を聞きながら、改修されて橋を渡り新道を進む。高齢者3名、2人に抜かれる。カケス等の声に励まされ山頂手前に至る。工事関係者が最後の片づけをしていた。トイレの改修工事が完了し、今日から供用開始。水洗の素晴らしいトイレに変身していた。これで安心!
 山頂広場のベンチもきれいになっていた。しかし、ガスははれたものの霞んでいる。視界不良(帰宅後の気象情報で、黄砂だったかもしれないことを知った!)。でも、コガラやホオジロが慰めてくれた。人出はそれほど多くはない。でも、鳥は出ず!
 そんな状況なので、昼食後には下山とし、あの水洗トイレに行こうとした時、目線より少し高い所を猛禽が飛んだ!サシバだった。双眼鏡で追うと、もう一羽出現。2羽が上昇しながら目印の赤い鉄塔の上を高く飛んで去った。春の陣場山でもサシバの渡りを観察できた。少数だが…。
 帰路は奈良子峠から、明王峠、そして底沢峠で稜線と分かれ、バス停に向かった。 (担当 加藤 岸男)
 
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