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2019年実施探鳥会一覧 *クリックで各報告にリンクします。
 
7月〜12月】     
遠出探鳥会 伊佐沼とその周辺探鳥会 12月31日
遠出探鳥会 葛西臨海公園 探鳥会 12月22日
平日探鳥会 横沢入り探鳥会 12月18日
海外探鳥会 カワセミ会設立35周年記念・コスタリカ探鳥会 12月5日〜15日
月例探鳥会 湯殿川・片倉城跡公園探鳥会 12月1日
平日探鳥会 三頭山探鳥会 11月25日
高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズA九鬼山 11月12日
月例探鳥会 多摩川探鳥会(中央線鉄橋〜通称「ひょうたん池」) 11月10日
遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会第10弾 東北二湯と栗駒山探鳥会 9月30日〜10月2日
周辺探鳥会 陣馬山タカの渡り探鳥会 9月26日
高尾山周辺探鳥会 大垂水峠から高尾ビアマウント 9月11日
月例探鳥会 多摩川探鳥会(万願寺駅〜中央線鉄橋)9月8日
遠出探鳥会 三番瀬 探鳥会 8月31日
平日探鳥会 三頭山探鳥会 8月29日
月例探鳥会 大平林道から小仏城山 8月11日
遠出探鳥会 霧ヶ峰 花と鳥を見る会 7月26日
高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズ@ 百蔵山探鳥会 7月11日 
*中止となった探鳥会: 7/14月例 醍醐林道、7/15〜16尾瀬、7/23三頭山、8/30高尾山周辺、9/19浅間尾根、10/5陣馬山タカの渡り、10/13月例 浅川、10/16大岳山、10/21高川山、10/28浅間尾根、12/24高尾山周辺
  
1月〜6月
遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会H 角間温泉と花の百名山・根子岳探鳥会 6月19日〜20日
平日探鳥会 三頭山探鳥会 6月13日
高尾山周辺探鳥会 藤野・綱子沢 6月11日
高尾山周辺探鳥会 藤野・日連アルプス 5月29日
遠出探鳥会 赤城山山麓探鳥会 5月25日〜26日
遠出探鳥会 奥多摩むかし道探鳥ハイキング 5月19日
公開探鳥会 オオルリを探す会 5月12日
探鳥会報告 密猟防止パトロール(小下沢林道) 5月12日 
遠出探鳥会 離島・トカラ列島平島・奄美大島探鳥会 4月22日〜29日
平日探鳥会 小峰公園から今熊山探鳥会 4月22日
探鳥会報告 野鳥の密猟防止パトロール探鳥会 4月20日
遠出探鳥会 都市公園シリーズC 善福寺・井の頭公園探鳥会 4月18日 
月例探鳥会 北浅川(松枝橋〜小田野中央公園) 4月14日 
高尾山周辺探鳥会 上野原市・八重山と能岳 4月11日 
平日探鳥会 八王子道の駅〜多摩川〜秋川探鳥会 4月1日
遠出探鳥会 八丈島航路探鳥会 3月29日〜30日 
遠出探鳥会 サシバ春の渡り 秦野市・菜の花台探鳥会 3月27日 
平日探鳥会 秋川(秋川橋から盆堀川合流地)探鳥会 3月25日
周辺探鳥会 雑木林手入れ手伝い探鳥会 3月24日
高尾山周辺探鳥会 館町・大戸緑地から城山湖 3月19日 
公開探鳥会 浅川・多摩川合流付近探鳥会 3月10日
平日探鳥会 相模原沈殿池、道保川公園探鳥会 2月26日 
平日探鳥会 秋川(東秋川橋からサマーランド)探鳥会 2月21日
高尾山周辺探鳥会 武蔵陵墓地と多摩森林科学園 2月20日 
遠出探鳥会 インド探鳥会 2月10日〜17日 
月例探鳥会 北浅川(松枝橋〜陵北大橋) 2月10日 
遠出探鳥会 都市公園シリーズB 千葉県・手賀の丘公園 1月25日
遠出探鳥会 多摩川(羽村堰)と玉川上水散策探鳥会 1月24日
高尾山周辺探鳥会 相模原市・津久井城山 1月17日    
*雨天等のため中止となった探鳥会: 2/28昭和記念公園、6/9板当・滝ノ沢林道、6/14〜15三宅島
  

2019年実施探鳥会 実施報告
   
 遠出探鳥会 伊佐沼とその周辺探鳥会 2019年12月31日
1.日時: 2019年12月31日(火) 10時30分〜14時00分
2.天気: 晴れ
3.コース: 川越駅からバスで伊佐沼入口まで行き、伊佐沼とその周りの田んぼを一周した。
4.観察した野鳥:
  • 45種(ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、セイタカシギ、オオハシシギ、アオアシシギ、イソシギ、オジロトウネン、ハマシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、トビ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、ドバト) 
  • ベスト: オジロトウネン、ウミアイサ、オオハシシギ、セイタカシギ、チョウゲンボウ
5.参加者: 23名
6.概要・感想等
  •  田んぼでは期待とおりヒバリ、ホオジロ、チョウゲンボウが出た。伊佐沼北端の蓮沼にはイカルチドリが10羽以上いて、その中にイソシギに似たシギが一羽いた。 イカルチドリと比べるとかなり小ぶりであった。オジロトウネンであった。ホオジロガモのメスもいた。コガモが多く、その中にハマシギもいた。雑木林の伊佐沼公園で昼食後は伊佐沼の南側から順光で観察。セイタカシギが2羽いてその隣にアオアシシギも1羽いた。さらにコガモの中にオオハシシギも2羽確認できた。この頃まではほぼ無風の好天であったが、伊佐沼入口バス停まで北に向かった途端に強烈な北風が吹いてきた。最後の田んぼの中では吹き飛ばされそうな強い風であった。7種のシギチドリ、7種のカモを含む44種を観察できた大晦日であった。 (担当 粕谷 和夫) 
 
 遠出探鳥会 葛西臨海公園 探鳥会 2019年12月22日
1.日時: 2019年12月22日(日) 9:55〜13:30
2.天候: くもりのち小雨
3.場所: 葛西臨海公園
4.観察した野鳥:
  • 50種(含む外来種1種: オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、クイナ、ヒクイナ、オオバン、シロチドリ、アオアシシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ニシオジロビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、アオジ、ドバト)
    ベスト3: クロガモ、ヒクイナ、ニシオジロビタキ
5.参加者: 12名
6.概要・感想等
  •  当日は午後から雨との天気予報ではあったが、都市公園での探鳥ということもあり、中止にはせず実施とした。最初に向かった鳥類園では、木に止まるオオタカが出迎えてくれて幸先の良いスタートとなった。淡水池ではホシハジロの群れやハシビロガモ等が見られ、クイナの鳴き声も聞かれた。また、ブッシュ脇の薄暗い岸辺にヒクイナが姿を現し、採餌するシーンも間近に観察することができた。東なぎさを望む水路(海)側の林縁部では、ニシオジロビタキが姿を見せ、これも皆でじっくりと観察。午後はクリスタルビュー(展望レストハウス)の中にある休憩室で昼食を取った後、西なぎさの東側先端部まで歩き、遠くではあったが最後にクロガモの群れを確認し、探鳥会を終了した。雨が降り出す前にと、急ぎ足での探鳥であったが、予想以上にたくさんの種類が見られ、皆、満足げな表情で小雨が降り出すと同時に、帰路についた。 (担当 古山 隆) 
 
 平日探鳥会 横沢入り探鳥会 2019年12月18日
1.日時: 2019年12月18日(水) 8時10分〜12時50分 
2.天気: 曇り
3.コース: 武蔵五日市駅から大悲願寺経由横沢入に行き、横沢小机林道を回って武蔵五日市駅に戻った。
4.観察した野鳥:
  • 23種(キジバト、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ベニマシコ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ガビチョウ) ベスト: ベニマシコ、ホオジロ
5.参加者: 13名
6.概要・感想等
  •  五日市駅を出発して直ぐ、秋川の支流三内川の川岸の大きな木に約10羽の小鳥がきた。逆光でシルエットしかわからなかったがフィールドスコープで確認するとイカルであった。大悲願寺ではこれという鳥に出合わず。横沢入の谷戸に入ると先ずカシラダカの群れに出合う。右側の斜面林でアカゲラを見つけ、その奥に三脚カメラをかまえたご高齢の女性がいる所でベニマシコを確認。昼食後西側の狭い谷に入る。別のグループの二人連れはミヤマホオジロに出合ったと言っていたが、我々はホオジロとカシラダカの小さな群れに出合っただけであった。 
  •   (担当 粕谷 和夫)
 
 海外探鳥会 カワセミ会設立35周年記念・コスタリカ探鳥会 2019年12月5日〜15日
1.期日: 2019年12月5日(木)〜15日(日)(10泊11日)
2.天気: 11日間共に晴れ、又は晴れ時々曇り(12/12のみスコールあり)
3.行程:
  集合 12/5 成田空港第1ターミナル4F北ウイングFカウンター前13:00
  12/5 成田空港15:40 発(アエロメヒコ航空57便)⇒メキシコ空港12:20着 <メキシコ泊>
  12/6 メキシコ空港発8:35(アエロメヒコ690便) ⇒サンホセ空港12:00着 探鳥しながら熱帯雲霧林へ 到着後も探鳥 <サベグレ泊>
  12/7 終日、ロス・コシンゴス野鳥保護区で探鳥(ケツァール等) <サベグレ泊>
  12/8 早朝、サベグレで探鳥 朝食後専用車でカリブ海側の熱帯雨林へ <ラ・セルバ泊> 
  12/9 終日、ラ・セルバ保護区にて探鳥 <ラ・セルバ泊>
  12/10 早朝、ラ・セルバ保護区にて探鳥 朝食後専用車で太平洋側熱帯雨林へ  <ラパス泊>
  12/11 終日、カララ国立公園にて探鳥 <ラパス泊>
  12/12 午前、太平洋側熱帯雨林にて探鳥 午後専用車でサンホセへ <サンホセ泊>
  12/13 早朝、ホテルの庭で探鳥 朝食後専用車でサンホセ空港12:30⇒メキシコ空港15:50
  12/14 メキシコ空港0:20(アエロメヒコ航空58便)
  12/15 成田空港6:20  7:15解散

4.観察した鳥 :220種
  • オオシギダチョウ ハイガシラヒメシャクケイ クロシャクケイ カンムリシャクケイ マダラウズラ アカハシリュウキュウガモ ナンベイヒメウ アメリカヘビウ カッショクペリカン アメリカグンカンドリ ハゲノドトラフサギ アメリカササゴイ サンショクサギ ヒメアカクロサギ ダイサギ オオアオサギ アマサギ ユキコサギ シラガゴイ ヒロハシサギ シロトキ アオアシトキ ベニヘラサギ マミジロイシチドリ アメリカトキコウ クロエリセイタカシギ チュウシャクシギ ハジロオオシギ アメリカイソシギ ヒメハマシギ アメリカレンカク コンゴウクイナ クロコンドル ヒメコンドル ミサゴ ハイガシラトビ オジロトビ シロノスリ ミジカオノスリ ハネビロノスリ ミナミハイイロノスリ ハイイロノスリ クロノスリ アカオノスリ コウモリハヤブサ カンムリカラカラ キバラカラカラ ワライハヤブサ アカスズメフクロウ オオヨタカ タンビヨタカ シロアゴムジアマツバメ ハイゴシハリオアマツバメ シロオビミドリツバメ アイイロツバメ キタオビナシショウドウツバメ オビナシショウドウツバメ ツバメ ムラサキケンバネハチド
    リ ミドリユミハチドリ ハシナガユミハチドリ ミドリボウシテリハチドリ アオノドハチドリ セイガイハチドリ エメラルドハチドリ ブロンズエメラルドハチドリ シロムネエメラルドハチドリ クロスジオジロハチドリ ドウボウシハチドリ オウゴンサファイアハチドリ ハイバラエメラルドハチドリ ドウイロハチドリ ミドリハチドリ ノドジロシロメジリハチドリ コスタリカノドジロフトオハチドリ バラエリフトオハチドリ ムラサキバト アカハシバト ハジロバト インカバト ケアシスズメバト ハソライロアルキバト ハイガシラシャコバト ホオベニインコ ジャマイカインコ アカミミインコ メキシコシロガシラインコ ヒワコンゴウインコ コンゴウインコ キホオボウインコ ムジボウシインコ ミゾハシカッコウ リスカッコウ ガーターキヌバネドリ ミドリキヌバネドリ カザリキヌバネドリ オグロキヌバネドリ アマゾンオオハチクイモドキ ヒロハシハチクイモドキ アオマユハチクイモドキ ミドリヤマセミ オオミドリヤマセミ コシラヒゲオオガシラ アカオキリハシ ズアカゴシキドリ エダハシゴシキドリ キバシミドリチュウハシ ムナフチュウハシ サンショクキムネオオハシ ニショクキムネオオハシ ドングリキツツキ ホオグロミヤビゲラ コスタリカキビタイシマセゲラ パナマノドジロモリゲラ シマクマゲラ ズアカエボシゲラ チャバネテンニョゲラ ホオジロカマドドリ ヨコジマオニキバシリ チビオニキバシリ キマユコオニキバシリ シマガラオニキバシリ ホシガシラオニキバシリ ススイロカマドドリ シマアリモズ シロボシクロアリモズ ウスグロアリドリ クリセアリドリ ハイイロヒメアリサザイ シロボシアリサザイ シマモリジアリドリ カンムリヒラハシタイランチョウ マミジロコタイランチョウ キバラシラギクタイランチョウ ミヤマキクタイランチョウ ヒラハシハエトリ ハシナガタイランチョウ チビタイランチョウ カトリタイランチョウ シラガフタオタイランチョウ メジロマルハシタイランチョウ ハイイロヒタキモドキ キバラメジロハエトリ フサボウシハエトリ オオヒタキモドキ キバラオオタイランチョウ オオハシタイランチョウ アカボウシヒタキモドキ シロハチマキヒタキモドキ ハイボウシヒタキモドキ ブチタイランチョウ オリーブタイランチョウ サカツラハグロドリ バラノドカザリドリモドキ ニッケイカザリドリモドキ ムナジロマイコドリ オレンジマイコドリ キモモマイコドリ チャイロカケス オリーブチャツグミ ズグロヒトリツグミ ミヤマクロウタドリ バフムジツグミ メキシコカワガラス オナガレンジャクモドキ カオジロブユムシクイ アカエリサボテンミソサザイ キバラサボテンミソサザイ タテジマ
    マユミソサザイ ハイムネモリミソサザイ キバネモズモドキ チャボウシウタイモズモドキ ミナミミズツグミ キタミズツグミ チャゴシアメリカムシクイ オウゴンアメリカムシクイ シロクロアメリカムシクイ マミジロアメリカムシクイ キイロアメリカムシクイ ノドアカアメリカムシクイ ワキチャアメリカムシクイ キマユアメリカムシクイ ウイルソンアメリカムシクイ クビワアメリカムシクイ アカボウシアメリカムシクイ カンムリフウキンチョウ モンツキクロフウキンチョウ クロフウキンチョウ コシアカフウキンチョウ ソライロフウキンチョウ ヤシフウキンチョウ ギンノドフウキンチョウ キンズキンフウンチョウ ズグロミツドリ ルリミツドリ マミジロミツドリ ハナサシミツドリ シコンヒワ ハシブトヒメウソ キマユクビワスズメ ハイイロイカル マミジロイカル クロキモモシトド アカハシシズカシトド ミミジロシトド ヤブフウキンチョウ マミジロヤブフウキンチョウ アカエリシトド イエスズメ ムネアカイカル ナツフウキンチョウ ホノオフウキンチョウ ウタムクドリモドキ オナガクロムクドリモドキ クロズキンムクドリモドキ ボルチモアムクドリモドキ オオツリスドリ ヒメキンヒワ アオボウシミドリフウキンチョウ キビタイフウキンチョウ  
  • ベスト<野鳥> カザリキヌバネドリ(ケツアール) オオシギダチョウ コンゴウインコ アオボウシミドフウキンチョウ サンショクキムネオオハシ オレンジマイコドリ キモモマイコドリ ドングリキツツキ アマゾンオオハチクイモドキ コスタリカキビタイシマセゲラ ベニヘラサギ ソライロフウキンチョウ(以上 12種)
    <野鳥以外の動物> フタユビナマケモノ ユウレイコオモリ クロコダイル 
5.参加者: 10名
6.概要、感想等
  •  憧れの「野鳥の楽園・コスタリカ」探鳥会。30周年記念海外探鳥会の台湾探鳥会で話題になってから4年余り。宿泊地の関係で、2020年の予定が少し早まって、この時期の実施となったが、やっと実現した。バードカイドの宮島さん、本間さんをはじめとする現地スタッフの方々のおかげで、予想以上の感激と成果を得ることが出来た探鳥会となった。
    《メキシコシティー》
     成田空港に集合して、一路経由地のメキシコへ。定刻よりやや遅れて到着。荷物を待つこと1時間。空港近くのホテルへ。夕食はホテル近くのレストラン(?)で、タコスを食べた。鳥はイエスズメのみ。
    《ロス・コンシゴス野鳥保護区・サベグレ》
     ホテルを4:45に出て、コスタリカ空港着は12:00。現地旅行会社の本間さんが出迎えてくれた。海抜1100mのサンホセはやや涼しく感じた。専用バスで、サベグレへ。途中、3000mあまりの峠を越え、2600mのサベグレに16:20到着。すぐにホテル周辺を探鳥した。1時間弱で14種を確認。2種のコンドルがトビの如く飛び回っていた。
     翌日(12/7)は、今回の探鳥会の超目玉・ケツアール(カザリキヌバネドリ)を探す。ガイドは「ケッアールの神様」だ。5:30に宿を出て、第1ポイントへ。すでに30名ほどが出を待っていた。しばらく待ったが出そうもないので第2ポイントへ。いました!大木の枝に後ろ向きで止まっている。鮮やかな色合いが目に痛い。それから1時間ほど、雄・雌・雄若のショーが続いた。5〜6羽はいたはず。やはりガイドさんは神様だった。いったん宿に戻り、朝食後は、近くの観察展望台へ。ミドリハチドリ、アオボウシミドリフウキンチョウ、レアなマダラウズラも観察できた。午後は、野鳥保護区内の整備されたトレイルに行った。この日の観察種は43種。12/8の朝は、再び下流域で探鳥。ナツフウキンチョウの赤がきれいだった。9:30、神様とお別れして、次の探鳥地、ラ・セルバに向かった。
    《ラ・セルバ保護区》
     カリブ海側の熱帯雨林にあるこの保護区には、様々な分野の研究者が集う熱帯研究所がある。その宿舎が私達の宿だ。14:00に到着し、すぐに探鳥へ。ここのガイドは強面。望遠鏡も持っていない。コンクリートの歩道が続くジャングルの中を進むと、サンショクキムネオオハシが出現。蒸し暑さも忘れる。12/9は、朝、昼前、午後と、保護区の中のトレイルを回った。68種を確認した。中でもオオシギダチョウはなかなかここでも見られない種らしい。ガイドも興奮していた。人気を集めたのはアマゾンオオハチクイモドキとヒメハシハチクイモトゼキ、そしてコシアカフウキンチョウだ。この地は雨が多いはずなのに、ずうっと晴天だった
    《カララ国立公園》
     12/10早朝、ラ・セルバ保護区を出発して、今度は太平洋側熱帯雨林にあるカララ国立公園に向かった。途中シンチョナという集落のドライブインで休憩。ここの餌台には20種以上の鳥達がやってきた。ムラサキゲバネハチドリは特に綺麗だった。キバシミドリチュウハシはここの主のようだった。
    14:40に到着。ここのガイドは本当のプロ!という感じ。明るく熱心。すぐに探鳥に出て、マイコドリを探す。鳴き声はするが近くに来ない。ここの宿ビシャ・ラパスはリゾート。しかも飲み放題!探鳥以外も楽しめた。12/11は国立公園内のトレイルを回った。やはり狙いはマイコドリ。任せておけ!という感じで、ガイドが案内する。そして、オレンジマイコドリとキモモマイコドリと会えた。あの求愛の踊りは見られなかったが感激だ。フクロウ類を探しに夜探もしたが、月夜のためか出なかった。
    12/12の朝探は、海辺近くの集落へ行った。着くとすぐにコンゴウインコの群れに出会った。80年も生き、番は一生添い遂げるという。確かに仲良しの仕草が見られた。朝食後は、ボートでタルコス川をさかのぼりながらの探鳥だ。サギ類、シギチ類、クイナ類が次々とお出まし。左右を見るのが忙しい。ベニヘラサギ、カラカラ、アメリカグンカンドリ等を堪能した。クロコダイルものんびりしていた。ガイドさんの計らいで午後は海辺に行く予定だったが、すごいスコールが90分ほど続き、断念。サンホセに向かった。
    《サンホセ・ブーゲンビリアホテル》
     途中買い物をしながらホテルに向かうが、サンセの街でも珍しい規模の大渋滞にはまってしまった。この瀟洒なホテルも快い。久々にビュッフェ方式のコスタリカ料理から逃れられた。12/13。ホテルの庭園で2時間ほどの朝探をした。ホテルの庭園なのにほぼ東京ドームの広さがあり、鳥達も多い。シトド類2種を探す。最後になってやっとミミジロシトドに会え、ここでの観察種数は21種を数えた。
    《帰路》
     ホテルを9時過ぎに出て、サンホセ空港に向かう途中、本間さんがコーヒーのマメを木から取ってくれて、みんなで観察した。コスタリカのコーヒーは有名らしい。本間さんとドライバーのエドガーさんとお別れをしてメキシコに向かう。メキシコ空港で8時間ほど待ち、12/14の夜半に成田に向かった。12/15成田に到着。6:20の着陸だった。成田は寒かった。
     何から何までお世話になった宮島さんにお礼をして、解散した。観察した220種の内、何種覚えているか心許ないが、やはり強烈な印象が残った旅だった。何より全員無事の帰国でよかった。 (担当 加藤 岸男)
     
 月例探鳥会 湯殿川・片倉城跡公園探鳥会 2019年12月1日
1.期日: 2019年12月1日(日) 8:00〜10:20
2.天気: 晴れ
3.コース: 片倉城跡公園池前→湯殿川・住吉橋→釜土橋で折り返し→カタクリ橋→片倉つどいの森公園広場(小休止)
       →片倉城跡公園二の丸広場(鳥合わせ)
4.観察した鳥
  • 36種(キジ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、イソシギ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、、カワラヒワ、シメ、アオジ、 コジュケイ、ガビチョウ) ベスト: オオタカ、タヒバリ、シメ
5.参加者: 26名(会員25名、体験1名)
6.概要、感想等
  •  スタート時は曇りがちであったが、進行とともに晴れ間が広がり穏やかな天候の下での探鳥会となった。湯殿川に出ると下流方向の水辺でバン1羽が見られた。電線でジョウビタキ、流れの所々でコガモ、稲荷橋上流で高木にとまるツグミなどを観察した。折り返し地点の釜土橋の上流部ではバン2羽、オオバン1羽、カイツブリ1羽を観察した。オオバンは今季初認であるが、4年ほど前から冬季に毎年確認されるようになった。片倉つどいの森公園広場に向かう途中でイソヒヨドリ、広場ではカラス2羽にモビングされるオオタカを観察した。広場の東側に広がる畑地では地上で採餌したり小群で飛びまわったりするタヒバリを観察した。二の丸広場入り口ではシメを観察できた。観察した鳥36種は、一昨年に並びこのコース最多である。 (担当 長谷川 篤)
 
 平日探鳥会 三頭山探鳥会 2019年11月25日
1.日時: 2019年11月25日(月) 9時25分〜13時30分 
2.天気: 晴れ
3.コース: 都民の森バス停から三頭大滝経由野鳥観察小屋までの往復とした。
4.観察した鳥
  • 8種(コゲラ、カケス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ) ベスト: ゴジュウカラ、ヒガラ
5.参加者: 3名
6.概要、感想等
  •  ゴジュウカラが太い幹に下向きに動いていたが、直ぐ反対側に消えてしまった。カケスは声を出さずに姿だけが見えた。温かい日でヒガラのさえずりが聞こえてきた。観察小屋の窓から鳥が来るのを待ったが、1羽も現れなかった。テーブルに落ちた紅葉の葉の模様が奇麗であった。
  •   (担当 粕谷 和夫)    
 
 高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズA九鬼山 2019年11月12日
1.期日: 2019年11月12日(火)
2.天気: 快晴
3.行程: 豊田8:10→八王子8:16→JR高尾駅発8:23→大月駅9:08・9:12(富士急行線)→禾生駅着9:21・9:30発⇒愛宕神社→弥生峠
      →九鬼山着11:35(休憩・昼食)12:20発⇒札金峠→林道13:30⇒田野倉駅着14:10・14:14発→大月駅発14:47⇒高尾駅着15:24
      (富士急電車内で鳥合せ)
4.観察した鳥
  • 20種(キジバト トビ オオタカ コゲラ アオゲラ ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ウソ イカル ホオジロ)  ベスト:キセキレイ オオタカ ウソ
5.参加者: 4名
6.概要、感想等
  •  台風15・19号、その後の大雨の影響を心配したが、登山道等は全く問題なかった
     禾生駅を予定通り出発したのは健脚4名。落合橋から水道橋を抜けて登山口へ。昨夜の雨の名残りの露を気にしながら進む。イカルが上空を飛び、木々の間をシジュウカラ、コゲラ、メジロが飛び回る。遠くでハシブトガラスが鳴く。弥生峠まではジグザクの急登だ。木の間越しに雪景色の富士山が随所で見られた。オオタカも富士山をバックに飛ぶ。
     九鬼山山頂には、ひょっこりという感じで到着。雲取山や大菩薩の南嶺の山々、そして陣馬山まで展望できた。出発しようとするとウソの声。ガレ場を下り、広い尾根道を歩く。南アルプスの荒川岳だろうか、雪山が見えた。大月駅方面は諦め、札金峠から下る。林道に出るとジョウビタキがいた。田野倉駅まで早足で急いだ。まだ、富士山には雲一つかかってなかった。 (担当 加藤 岸男)    
 
 月例探鳥会 多摩川探鳥会(中央線鉄橋〜通称「ひょうたん池」) 2019年11月10日
1.期日: 2019年11月10日(日) 8:00〜11:40
2.天気: 晴れ
3.コース: 多摩川(中央線鉄橋〜通称ひょうたん池)月例探鳥会
4.観察した鳥
  • 38種(キジ、オカヨシガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、スズガモ属の1種、トビ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、ドバト、ガビチョウ)
    本日のベスト: シメ、チョウゲンボウ、ツグミ、ハヤブサ 、セッカ
5.参加者: 会員28名、体験1名
6.概要、感想等
  •  秋晴れの天候に恵まれた、冬鳥を求めての月例探鳥会であった。台風19号の影響で、河原の景色や川の流れも大きく変わり、鳥の居場所も変わった。大きな木々が流され、鳥が止まる木も随分流されなくなった。
     スタート地点近くでオオバン、カイツブリ、カワセミ、ホオジロなどを観察した。歩き始めてしばらくして、ニセアカシヤの木にシメが飛んできて止まった。オナガが10羽以上次々と移動するのも見られた。ホオジロがススキの穂を口にくわえて食べているのを多くの会員が観察した。ツグミが木のてっぺんに止まっているのにも出合った。
     休憩した谷地川の新旭橋近くで、上空をチョウゲンボウが我々に挨拶するがごとく、ぐるぐる旋回した。逆光で羽根が透けて見え、きれいだった。
     多摩川の右岸側の河原に降り通称トラック道路を歩いたが、オギなどの草木が大雨の流れで倒されて景色が一変し、毎年見られたカシラダカが確認できなかった。上空に鷹が飛来し、ハヤブサと確認し皆で観察した。ベニマシコの声は聞けたが姿は見られなかった。
     通称ひょうたん池周辺は状況がすっかり変わり、見晴らしがよくなり、カモ類がたくさん集まってきていた。コガモが100羽以上集まっていた中に、オカヨシガモ、オオバンがいた。
     キンクロハジロのようなカモがいたが、キンクロハジロかスズガモか意見が分かれたことから、スズガモ属の一種した。
     冬鳥とワシタカ類も楽しめた探鳥会であった。 (担当 福本 健)
  •  
 遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会第10弾 東北二湯と栗駒山探鳥会 2019年9月30日〜10月2日
1.期日: 2019年9月30日(月)〜10月2日(水)(2泊3日)
2.天気: 3日共晴れ
3.行程:
 第1日 9/30(月) 集合:奥羽本線湯沢駅改札口13:35  高尾駅7:55→西国分寺8:27→南浦和9:01→大宮着9:13・9:33大宮発(こまち9号)
   →大曲12:51→湯沢駅13:32着→(10人乗りレンタカー)→子安峡温泉街散策→大湯温泉・阿部旅館着15:45  
 第2日 10/1(火) 宿発8:30→須川温泉登山口着8:45・9:00発⇒栗駒山山頂11:35着(休憩・昼食)12:20発⇒須川温泉登山口着14:35
   →イワカガミ湿原16:00発→湯浜温泉・三浦旅館着16:30
 第3日 10/2(水) ※6:30〜7:10宿付近を探鳥する。 宿発8:30⇒伊豆沼10:15⇒蕪栗沼12:30→化女沼着13:20・14:50発
   →くりこま高原駅着15:45・16:57発(はやぶさ110号)→大宮18:47(むさし号)→八王子19:47着→高尾駅19:57

4.観察した鳥
  • 40種(ヒシクイ マガン マガモ カルガモ ハシビロガモ オナガガモ コガモ キンクロハジロ カイツブリ カンムリカイツブリ キジバト アオバト アオサギ ダイサギ コガモ オオバン ツツドリ イソシギ トビ チュウヒ ノスリ カケス ホシガラス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ショウドウツバメ ツバメ ヒヨドリ ウグイス メジロ ノビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ ビンズイ カワラヒワ ホオジロ 外来種:カワラバト(ドバト))  ベスト:マガン アオバト ノビタキ カケス チュウヒ  
5.参加者: 10名
6.概要、感想等
  • 秘湯と紅葉と到着したばかりのマガン達を堪能する旅となった。
     1日目。こまち9号の車内で顔合わせして秋田の湯沢駅前で情報収集をし、レンタカーで小安峡に着いたのは14時45分。長い階段を下ると湯気が立ち込め、蒸気がすごい勢いで噴出している。大噴湯だ。大湯温泉・阿部旅館は、温泉自慢の宿。3ケ所の露天風呂は素晴らしかった。残念ながら水量が少なく川原の湯には入れなかった。
     2日目。宿から登山口の須川温泉にはすぐに着いた。昨夜宿でご一緒した方から、紅葉情報を聞いていたので期待は大きかった。名残が原からは渡渉点あり、急登あり、と難易度1とは思えない登山となった。しかし、見上げる山頂付近や周囲の山々はまさに紅葉真っ盛りであった。そこにアオバトの群れが加わる。カケスも飛ぶ。湯量たっぷりの須川温泉近くのイワカガミ湿原で探鳥。ノビタキが2羽遊んでいた。南へ急がなくていいのだろうか。
     30分ほどで湯浜温泉駐車場に到着。ここから10分ほどの歩きとなる。途中「ろてん」があった。野趣あふれる露天風呂だ。三浦旅館は内風呂のみ。10年ほど前の地震で源泉が涸れ、再採掘をしたら、違う泉質のお湯が出たという。ご家族での経営とランプがよくマッチしていた。
     3日目。朝探鳥は収穫なし。宿の前で記念撮影していると、上空をマガンが6羽伊豆沼方面に飛んでいた。駐車場までの登りの道も軽やかになった。途中の道の駅で休憩して、伊豆沼に到着した。マガンがそこここで飛び交っている。水面を埋め尽くす数だ。もうこんなに到着しているのか!カモも多い。内沼にもマガンがいた。ここもすごい数。次は蕪栗沼。暑かったが駐車場から歩く。オナガガモとコガモが多い。その先にはマガン達。チュウヒがゆったり飛んだ。
     化女沼の水面には、ケガで北帰行しなかったマガンとヒシクイが1羽ずついた。こちらにシジュウカラガン等がやってくるのは11月半ばだそうだ。田で採餌するマガンを見ながら駅に向かった。
     くりこま高原駅で「登米のだし」を買って車中へ。いろいろな意味でいい時期の旅となった。 (担当 加藤 岸男) 
  
 周辺探鳥会 陣馬山タカの渡り探鳥会 2019年9月26日
1.日時: 2019年9月26日(木) 8:20(山頂での開始は10:00)〜13:20
2、天気: 晴、 微風
3、場所: 陣馬山頂
4.観察した鳥
 渡りの鳥: サシバ37、ハチクマ3、ツミ1
 その他の確認した野鳥(バス停から観察場所までの移動時を含む): 
  • 12種(キジバト、コゲラ、ホオジロ、カケス、ヒヨドリ、トビ、ウグイス、メジロ、コガラ、ヒガラ、エナガ、ガビチョウ)   
  • 番外:アサギマダラの渡り 3頭
5.参加者: 8名        
6.概要・感想等
  •  陣場高原下のバス停から陣場山頂に向かう途中の道路で、上空高く旋回しながら南西方向に飛ぶサシバ5、ハチクマ1、ツミ1を全員で観察する。陣場山頂に10時頃到着し観察開始。最初は好天なのにタカ類の飛来はない。待つこと約1時間、10時50分頃旋回しながら北から南へ渡るサシバ1を皮切りに10数分間隔でつぎつぎに渡るのを確認する。11時30分過ぎにはサシバ15、ハチクマ1がタカ柱を形成し北から南西方向に渡る。本日のクライマックスとなった。その後は1・2羽の渡りを確認し、13時に終了した。帰路は、陣場山頂から中央線藤野駅に下山した。
     サシバ等の渡りは観察場所の北側を通過するものが多かった。また、山頂ではハイカーも野鳥も少なく静かな秋日和であった。   (担当 門口 一雄)
 
 高尾山周辺探鳥会 大垂水峠から高尾ビアマウント 2019年9月11日
1.日時: 2019年9月11日(水) 10:40〜14:00
2.天気: 晴れ
3.行程: 八王子駅発9:47(神奈川中央交通バス)→高尾駅前バス停10:07→高尾山口駅バス停10:14→大垂水バス停着10:26・10:40発⇒一丁平分岐⇒高尾・城山縦走路⇒高尾山頂下着12:05昼食・休憩)・12:40発⇒3号路・浄心門⇒ビアマウント14:00着(長い休憩)・16:15発(ケーブルカー)→清滝駅⇒高尾山口駅着16:30
4.観察した鳥
  •  17種(キジバト アオバト ヒメアマツバメ ハチクマ サシバ コゲラ アオゲラ カケス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ 外来種:ガビチョウ)  (時間外のため参考種: イカル)  ベスト:アオバト ハチクマ サシバ
5.参加者: 5名        
6.概要・感想等
  •  相模湖行のバスは空いていた。大垂水峠から15分程で大平林道に出た。一丁平分岐を高尾山に向かって歩き出すと、鳥の影が見えた。見上げるとサシバが1羽飛んでいた。そのあとを追うようにハチクマも旋回していた。一同感激!学習の歩道を進み、高尾山の巻道に入ると、あれ何?!の声。近くの低木の枝先に止まっていたのはアオバトだった。またまた、一同感激!これで今日のベストは決まりだね、との声。
     6号路は前日の台風で通行止め。ベンチで昼食。3号路を進むと数か所でメジロ、コゲラ、エナガ等の小さな混群に出会う。目的地の高尾ビアマウントには予定通りに到着した。4名でサシバとハチクマとり出会いに祝杯を挙げていると、イカルがやってきた。 (担当 加藤 岸男)
  •  
 月例探鳥会 多摩川探鳥会(万願寺駅〜中央線鉄橋) 2019年9月8日
1.日時: 2019年9月8日(日) 8:30?11:00
2.天気: 晴れのち曇り
3.コース: 多摩川(多摩川都市モノレール万願寺駅?JR中央線鉄橋) 
4.観察した鳥
  • 30種(カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、トビ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ドバト、ガビチョウ) ベスト: 高鳴きのモズ、イソシギ、コサギ
5.参加者: 23名
6.概要、感想等
  •  台風15号襲来直前、とはいえ日差しは晴れやか。「きょうはまだ残っている夏鳥や、9月ですから秋を知らせるモズの高鳴きも期待したいですね」と探鳥会は始まりました。
     中央道の下で「遠くに見えるのは、ツバメですか?」Aさんが双眼鏡を向けます。「そうですね。でも、こっちはコシアカツバメですよ」とBさん。日野橋へ向かって行くと、渡りの途中か、イワツバメも出現。次々と、夏鳥を確かめ合いました。
     とその時、「高鳴き、モズです」の声。見ればモズが強い響きで縄張りを宣言しています。野鳥を探しながら「渡り鳥と漂鳥の違い」をベテランが話すと、経験の浅い方はメモをとったり、図鑑を見たり。野鳥ばかりでなく、Cさんが白い清楚な花を指して「これはめずらしい、イヌハギですね。東京都の絶滅危惧種なんです」と言うと、これまた「覚えたい!」と手帳に書き込みをしたり。こうして、お互いに「教え」「教わり」を繰り返して、土堤の探鳥会が続いていきました。 (担当 玉木 雅治)
  •  
 遠出探鳥会 三番瀬 探鳥会 2019年8月31日
1.日時: 2019年8月31日(土) 10:40〜14:20
2.天気: くもりのち晴
3.場所: ふなばし三番瀬海浜公園  
4.観察した鳥
  • 19種(含む外来種1種:カワウ、アオサギ、ダイサギ、ムナグロ、ダイゼン、メダイチドリ、オオメダイチドリ、ミヤコドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、ミユビシギ、ハマシギ、ウミネコ、ドバト)
    ベスト3: オオメダイチドリ、オバシギ、コオバシギ
5.参加者: 19名
6.概要、感想等
  •  今回は八王子駅〜お茶の水駅〜船橋駅と電車を乗り継ぎ、京成船橋駅前からバスで現地に向かった。この日の潮回りは「大潮」で広く干潟が形成されていて、それぞれ長靴やサンダルに履き替え、汀線近くまで歩いていくと、シギ・チ類の姿が見えはじめた。キアシシギやソリハシシギが潮だまりで餌をとる様子を観察する。波打ち際にはダイゼンやミユビシギの群れが見られた。いつのまにか10数羽のオバシギ(幼鳥)の群れが、餌を採りながら、われわれの方にどんどん近づいて来る。その中に胸から腹にかけて赤味が残るコオバシギ(成鳥夏羽→冬羽)が1羽、混じっていて、皆でじっくり観察することができた。周りを見渡すとチュウシャクシギやオオソリハシシギ等の大型シギも見つかった。昼食は展望デッキの1階にある冷房の効いた休憩室でとり、午後はここでは定番のミヤコドリと、情報があったオオメダイチドリを探しに再度、干潟に向かった。潮は徐々に満ち始め、沖合からミヤコドリが飛んできて、近くに降り立つ小群を観察することができた。最後の最後、帰りのバスに合わせて戻る途中、何とかオオメダイチドリ(幼鳥)も観察できた。曇りの天気予報にかかわらず、途中より日差しが強くなり、皆、バッチリ?日焼けをしてしまったのは誤算であったが、普段はなかなか見られない海辺の鳥を堪能した。現地での参加者全員による「ベスト3の選出」は時間がなくできず、帰りの電車の中で近隣の席の人達で行った。   (担当 古山 隆)
  •  
 平日探鳥会 三頭山 2019年8月29日
1.日時: 2019年8月29日(木) 9時35分〜15時15分
2.天気: 晴れ
3.コース: 森林館から三頭山山頂まで往復した。コースは三頭大滝、ムシカリ峠経由で山頂まで。   
4.観察した鳥
  • 7種(カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ゴジュウカラ) ベスト: ゴジュウカラ、カケス  
5.参加者: 4名
6.概要、感想等
  •  森林館前でヤマガラが1羽、歓迎するように出てきた。森林館から三頭大滝までのセラピーロードで、ヤマシャクヤクの実が弾ける場面に出合った。黒と赤の強烈なコントラストが眼を引き付ける。赤は結実していない種、黒は結実した種とのこと。赤は未熟なので動物に食べてはいけないことを示す赤信号なのか。このヤマシャクヤクの学名がPaeonia japonicaとジャポニカの名がついていた。
     野鳥観察小屋への分岐点にある東屋風の休憩所で休んでいると、直ぐ近くにゴジュウカラが来てくれた。山頂からは大きな富士山が望めた。山頂の標識の下では地味な花、ノダケとシュロソウがひっそりと咲いていた。この時期、鳥は少なく常連のヒヨドリ、ウグイスにも出合わなかった。
    (担当 粕谷 和夫) 
 
 月例探鳥会 大平林道から小仏城山 2019年8月11日
1.日時: 2019年8月11日(日) 10時35分〜15時00分
2.天気: 晴れ
3.コース: JR八王子駅北口9:45発の神奈川中央交通バスに乗り大平バス停で下車。同バス停⇒水野橋⇒大平林道経由で一丁平⇒小仏城山⇒小仏峠⇒小仏バス停のコースを歩いた。  
4.観察した鳥
  • 16種(キジバト、アマツバメ、トビ、カワセミ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、コサメビタキ、キセキレイ、ガビチョウ) ベスト: コサメビタキ、アマツバメ
      
5.参加者: 6名
6.概要、感想等
  •  大平バス停から水野橋までの甲州街道が長く感じられた。水野橋から林道に入り、森林ふれあい館の近くに来るとヤブデマリの赤い実がやけに目立った。大平林道を歩いていると前方の木々の間を素早く動く回る小鳥がいた。メジロでもなく、エナガでもなくコサメビタキであった。4羽いた。林道にはヤマドリの尾羽が1枚落ちていた。
     最後小仏峠からの下り道でジャコウソウの花に再会。蒸し暑い日で林道から一丁平までの登りは難儀したが、小仏城山で一休みして元気を取り戻し何とかゴールできた。 (担当 粕谷 和夫) 
  •  
 遠出探鳥会 霧ヶ峰 花と鳥を見る会 2019年7月26日
1.日時: 2019年7月26日(金) 10時45分〜15時00分
2.天気: 晴れ一時小雨
3.コース: 上諏訪駅からバスで強清水まで行き、強清水〜車山肩〜沢渡〜強清水の周回コースを回るつもりでスターとしたが、車山肩で雨模様となったため、沢渡を回らず第5園地経由で強清水に戻った。
4.観察した鳥
  • 7種(アカモズ、ツバメ、ウグイス、ノビタキ、カワラヒワ、ホオジロ、ホオアカ) ベスト:アカモズ、ノビタキ  
5.参加者: 4名
6.概要、感想等
  •  霧ヶ峰に日帰りで行ってきた。歩き出して直ぐノビタキ、ホオアカに迎えられ、終始この2種が目に入る高原歩きで、帰路第5園地の手前の林の縁でアカモズの親子に出合った。
     花では先ずハクサンフウロが目につき、名物ニッコウキスゲの群落は車山肩のシカ対策をしている所にだけあった。ここもシカの影響が顕著で、植生が貧弱になってしまっていた。 (担当 粕谷 和夫) 
  •  
 高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズ@ 百蔵山探鳥会 2019年7月11日
1.日時: 2019年7月11日(火) 7:15〜12:35
2.天気: 曇り
3.行程: 豊田駅6:08→八王子駅6:14→高尾駅6:30→猿橋駅着7:02・7:15発⇒百蔵山登山口(バス停)8:05⇒浄水場⇒百蔵山着10:00(休憩・昼食)・10:30発⇒百蔵山登山口(バス停)12:00⇒猿橋駅着12:35(鳥合せ)・13:18発→高尾駅13:51
4.観察した鳥
  • 29種(キジバト アオバト ホトトギス ツツドリ コゲラ サンショウクイ カケス ハシボソガラス コガラ ヤマガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ メジロ クロツグミ イソヒヨドリ キビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ イカル ホオジロ アオジ 外来種:ガビチョウ)  ベスト:ホオジロ イワツバメ イソヒヨドリ
5.参加者: 7名        
6.概要・感想等
  •  暑い夏は早朝に限る!と考えた計画なのに、暑さなど全く感じなかった。
     早い出発にもかかわらず7名が猿橋駅に集まった。早速ホトトギスの声。目的の山は霧の中。桂川を渡るとイソヒヨドリが電線で鳴いていた。葛野川にはアユ釣りの人が数名いた。中央道の橋脚に営巣したイワツバメを観察する。ホオジロがそこここに。百蔵山登山口のバス停を過ぎ、浄水場につくと、そこはイワツバメの集団営巣地となっていた。その先から登山道に入る。露で足元が濡れる。葉っぱからも落ちてくる。キビタキ、イカル、クロツグミの声が励ましてくれた。山頂手前の登りはきつかったが、予定通りに霧の山頂へ着いた。アオジの囀りを聞きながら早めの昼食とした。
     寒さに負けて30分で下山開始。カケス、メジロ等の声を聞きながら滑る足元に神経を集中する。ようやく他の登山者が登ってきた。キセキレイ、ヒヨドリの若にも出会う。日本三大奇橋の猿橋の見学は全員見ているとのことで割愛し、駅に向かった。駅に着くと地元の方が、ずいぶん早いね。でも今日は正解だよ!とほめてくれた。途中ポツポツと降り始めていた雨が、強い降りになってきた。天気予報は当てにならない。  (担当 加藤 岸男) 
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2019年1月〜6月
 遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会H 角間温泉と花の百名山・根子岳探鳥会 2019年6月19日〜20日
1.日時 2019年6月19日(水)〜20日(木)(1泊2日)
2.天気 2日共曇り時々晴れ
3.行程: 第1日(6/19) 高尾6:55発→高尾山IC→圏央道・中央道→諏訪IC→霧ヶ峰・車山高原9:50着(観察・昼食)・→12:30発
       →八島湿原(観察)→上田道と川の駅・岩鼻(観察)15:20発→角間温泉岩屋館着16:00     
      第2日(6/20) 5:30〜6:30 岩間渓谷沿いを早朝探鳥 宿発8:30→菅平高原牧場駐車場(登山口)着9:10・9:25発
       ⇒根子岳山頂11:20着(休憩・昼食)発⇒12:00頃⇒菅平高原牧場駐車場着13:20・13:40発→上田菅平IC→上信越道・関越道・圏央道
       →高尾山IC→高尾駅北口着17:15(解散)
4.観察した鳥
  • 37種(キジ キジバト ホトトギス カッコウ トビ ノスリ チョウゲンボウ ハヤブサ モズ カケス ハシボソガラス ヒガラ シジュウカラ ヒバリ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ オオヨシキリ ミソサザイ ムクドリ カワガラス ジョウビタキ ノビタキ キビタキ オオルリ スズメ キセキレイ ハクセキレイ ビンズイ カワラヒワ ホオジロ ホオアカ アオジ 外来種:カワラバト(ドバト) ガビチョウ)
  • ベスト: ノビタキ ホオアカ ハヤブサ
5.参加者: 10名
6.概要、感想等    
  •  全コース、レンタカーを利用した。信州の山々はレンゲツツジで彩られていた。
    (第1日目) 心配された天候も杞憂に終わった。車山の肩で探鳥を始めると遠くでホオアカらしき声がするが近くには来ない。レンゲツツジもまだ開花前だ。今年は一週間ほど遅いらしい。引き返してしばらくするとやっと近くの低木にいた。ホオアカをじっくり観察した。次に移動しようとするとなんとジョウビタキが!繁殖して巣立ちの時を迎えていた。2羽が無事巣立ち。
     霧ヶ峰自然保護センター付近で昼食。ノビタキをじっくり観察した。次に、八島湿原へ移動。ホオアカがいた。一路、上田市に向かう。上田道と川の駅近くの大岩壁・岩鼻でハヤブサを探す。なかなか見つからなかったが、飛んだので確認できた。ノスリも近くを飛翔した。本日の宿・角間温泉岩屋館は静かな一軒宿。少し温めの炭酸泉にじっくり、ゆっくりつかった。
    (第2日目) 早朝探鳥は宿の近くの角間渓谷を歩いた。ほぼ90度の岩壁が迫るコース。迫力はあるが鳥は少ない。宿を出て菅平高原牧場を目指した。根子岳の登山口だ。予定通りに出発した。すぐに満開のレンゲツヅジの中を歩く。中腹まで続くシラカバ・ダケカンバの林の中に点々と咲いていた。東屋を過ぎ、森林限界あたりから急な登りとなる。ガレ場が続き歩きにくい。ビンズイがそこここでさえずりながら飛ぶ。山頂からの素晴らしい展望のはずだったが‥。登りも下りもコースタイムよりも少し早かったので、皆さん大満足だったようだ。  (担当 加藤 岸男) 
  •  
 平日探鳥会 三頭山探鳥会 2019年6月13日
1.日時: 2019年6月13日(木) 9:40〜15:15
2.天気: 晴れ
3.コース: 都民の森から三頭大滝経由ブナの道の往復
4.観察した鳥
  • 21種(アオバト、ホトトギス、ツツドリ、コゲラ、アカゲラ、カケス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、センダイムシクイ、ミソサザイ、コマドリ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、イカル、ガビチョウ)
5.参加者: 4名
6.概要、感想等    
  •  武蔵五日市駅から都民の森行きの急行バスは満員以上で座席に座れなかった。先ず春ゼミの声に出迎えられた。ミソサザイが沢道の良き友であった。キビタキ、オオルリ、コマドリの声はあるが、少し遠くで鳴いているため沢の音にかき消されてあまりはっきりとは聞きとれなかった。山頂にサラサドウダンが咲いていたが富士山は雲の中であった。帰りに三頭大滝の滝見橋で下流の方を見ているとオオルリらしい2羽が争うように飛んできて、その後、オス1羽が眼の前の枯れ枝に止ってくれた。縄張り内に入ってきた1羽のオスを追い出したのではないかと思われる。最後の休憩をしているとアオバト1羽が眼の前を横切って行った。 (担当 粕谷 和夫) 
  
 高尾山周辺探鳥会 藤野・綱子沢 2019年6月11日
1.日時 2019年6月11日(火) 8:35〜14:15
2.天気 曇り
3.行程: JR高尾駅7:28発→藤野駅7:48着・藤野駅8:00発奥牧野行バス→奥牧野着8:28⇒前川橋⇒さつき学園⇒綱子沢
     ⇒綱子着11:20(エコビレッジ見学・昼食)12:00発⇒舟久保⇒堂地⇒藤野やまなみ温泉着14:15(休憩・入浴)・15:45発(路線バス)
     →藤野駅発16:16→高尾駅16:28
4.観察した鳥
  • 32種 (キジ ホトトギス トビ カワセミ コゲラ アオゲラ サンショウクイ サンコウチョウ カケス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ エナガ センダイムシクイ メジロ ムクドリ キビタキ オオルリ スズメ キセキレイ カワラヒワ イカル ホオジロ 外来種: コジュケイ ガビチョウ ソウシチョウ)
    ベスト:サンコウチョウ サンショウクイ オオルリ ソウシチョウ センダイムシクイ
5.参加者: 5名
6.概要、感想等    
  •  心配された雨もどうにかもった。吊り橋の前川橋を渡りきると、後ろでオオルリの声がした。橋の半ばまで戻り、じっくり観察。サンショウクイも鳴く。センダイムシクイもそこここで鳴いていた。合計15個体? ソウシチョウやヤブサメは鳴くが今日の本命のサンコウチョウが鳴かない。声がしない。カワセミの巣穴を通り過ぎ、サンコウチョウポイントの最終地点でやっと鳴き声がした。メスだ。しかし巣の中にいた。ちょうど目線の位置。でもじっくり観察することはできなかった。
     綱子に住む芸術家の秘密基地・廃材エコビレッジに立ち寄る。信念を持って遊び心を大切にしながら取り組んでいることが伝わった。帰路は途中までは同じ道。舟久保手前で右折。ホトトギスも鳴いた。神奈川名木100選「中尾の大スギ」を見て、予定より少し遅れてやまなみ温泉に着いた。入浴の後、鳥合わせをした。  (担当 加藤 岸男) 
 
 高尾山周辺探鳥会 藤野・日連アルプス 2019年5月29日
1.日時 2019年5月29日(水) 8:50〜14:55
2.天気 曇り
3.行程: JR高尾駅発8:23→藤野駅8:36・8:50⇒赤沢10:00⇒新和田⇒杉峠11:10⇒日連金剛山11:25(休憩)・11:30発⇒杉峠
     ⇒日連山12:00⇒日連神社⇒カフェレストランshu着13:00(休憩・昼食)・14:20発⇒日連大橋⇒藤野駅着14:55・15:10発→高尾駅15:24 

4.観察した鳥
  • 36種(カルガモ アオバト カワウ アオサギ ホトトギス ツツドリ トビ コゲラ アオゲラ サンショウクイ サンコウチョウ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ エナガ センダイムシクイ メジロ ムクドリ イソヒヨドリ コサメビタキ キビタキ オオルリ スズメ キセキレイ ハクセキレイ カワラヒワ イカル ホオジロ 外来種:ガビチョウ 参考種:外来種コジュケイ) 
  • ベスト:サンショウクイ イカル コサメビタキ
5.参加者: 9名
6.概要、感想等    
  •  予報より早く上がった雨。道路もすっかり乾いていた。ツバメを見ながら相模川を渡る。川面にはカワウが1羽。イワツバメを追いかけつつ歩くと、杉西バス停付近でイカルが樹上で鳴いていた。赤沢から山道へ入る。キビタキ、サンショウクイ、コサメビタキ等の夏鳥を確認。サンコウチョウも随所で鳴く。新和田から杉峠、そして藤野15名山の日連金剛山に至る。再び杉峠から日連山へ。キビタキを見る。宝山を過ぎると急な下りになる。ロープ場をゆっくり通過。ヤブサメ等の声を聞きながら日連神社に着いた。
  •  更に進んで、カフェレストランshuでWランチW。食後、藤野駅へ向かう。カルガモが飛ぶ。最後は駅前の建物の屋根で鳴くイソヒヨドリだった。    (担当 加藤 岸男)
 遠出探鳥会 赤城山山麓探鳥会 2019年5月25日〜26日
1.日時: 2019年5月25日(土)〜26日(日) 1泊2日
2.天気: 2日とも晴れ
3.主な探鳥地: 群馬工業高等専門学校(以下「群馬高専」と記す)正観寺沼、赤城山(小沼・大沼・覚満淵・地蔵岳)、嶺公園
4.交通: 貸し切りバス
5.観察した鳥 :49種
 *群馬高専正願地寺沼等(25日 7:15〜8:00頃、天気:晴) 
  • 18種(カイツブリ、カルガモ、キジバト、ゴイサギ、アオサギ、バン、カワセミ、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、ワカケホンセイインコ、カオジロガビチョウ)
 *赤城山(25日10:00頃から26日12:00頃、天気:晴)
  • 41種(カルガモ、キジバト、アオサギ、ホトトギス、トビ、ノスリ、フクロウ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、コガラ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、ムクドリ、コムクドリ、アカハラ、コルリ、ルリビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ビンズイ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ)
 *嶺公園(26日 13:15〜14:30、天気:晴)
  • 21種(カルガモ、カイツブリ、キジバト、ホトトギス、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、ガビチョウ)
 ベスト: ゴジュウカラ、アカハラ、イワツバメ、アカゲラ、カオジロガビチョウ
6.参加者: 15名
7.概要、感想等    
  •  この探鳥会では、街中の湿地、山中の沼・草原、日本百名山のひとつ標高1673mの赤城山地蔵岳ハイキング、都市郊外の大きな公園と変化に富んだコースを1泊2日で巡りました。この探鳥会では、Miさんご夫妻に下見からコース設定、当日の案内までお世話になりました。 
     1日目の正願寺沼は、関越道前橋IC近くの群馬高専に隣接した0.7haほどの農業用ため池が、周辺の開発から残った沼で、Miさんが定期カウントを行っているところ。入り口に出現種数のグラフや沼の様子を記載した看板が立てられていた。大きなヤナギの木やヨシが沼の半分ほどを占めている環境で、いろいろな生き物が生息しているそうです。当日も、孵化後数日のカルガモ親子(雛10羽?)が岸辺で固まりとなって休み、ゴイサギが目の前のヤナギの枝に止まり、バンがヨシの根本で見え隠れし、目の前をカワセミが飛ぶなど、間近で観察できました。また、カオジロガビチョウの幼鳥が羽を広げ親に餌をねだるような仕草も見られました。カオジロガビチョウは赤城山麓で20数年前に確認された後、前橋の市街地まで分布を広げてきたとMiさんに説明してもらいました。本種が初認の参加者が多かった。
     赤城山の小沼に移動し、湖畔から「おとぎの森」、さらに覚満渕周辺を回り大沼湖畔の宿「青木旅館別館」まで探鳥した。小沼は県道から少し入った森に囲まれた静かな湖で、湖畔を一周する散策路が整備されている。ここでは、水面にカルガモが数羽、散策路周辺の森からヒガラ、キビタキ、ウグイス・・・の鳴き声が途絶えることなく聞こえた。小沼を半周して、おとぎの森へ進むとミズナラの巨木をたたくアカゲラやコゲラのドラミングにキビタキ、ヒガラ等の鳴き声が聞こえる。続いて鳥居峠から覚満淵へと進む。鳥居峠は、これから行く覚満渕から大沼のビューポイント、このあたり日本百景のひとつとか。眺望を楽しんだ後、小尾瀬と称される覚満渕へ。ここは、高層湿原で見通しがいい。野鳥と草花の宝庫とのことだが、色の薄い「高原モズ?」やコサメビタキ、キビタキにヒガラ等よく観察できたが、昼下がりのためか鳥数が少ない。植物は芽吹いたばかりでガマズミの白い花とスミレが咲いていたが、名物のツツジは蕾であった。夜は、Miさんの解説で星座観察を楽しんだ。フクロウが鳴いた。

     2日目、大沼湖畔での早朝探鳥。旅館の前でキビタキ、アカハラの声が聞こえる。アカハラは遠いが姿も確認できた。湖畔沿いの散策路を進む。コサメビタキが散策路の先を歩くのを観察。巨木の幹をキバシリ、ゴジュウカラが上る。梢では、アカゲラ、カケス、ヒガラ、センダイムシクイ、アオジにコムクドリ、ビンズイ等がいた。何処からかコルリ、ルリビタキ、ミソサザイにオオルリの鳴き声も聞こえる。湖面ではカイツブリ、ダイサギが飛び、今回の目玉が出揃った感じの早朝探鳥であった。
     朝食後は、昨日通った小沼湖畔から地蔵岳へのハイキング探鳥。スキー場後の急坂で木陰の少ないジグザク道の上りである。ホオジロ、ヒガラ、キビタキ・・・の声を聴きながら約1時間、アンテナの立ち並ぶ地蔵岳頂上に到着。北西側に谷川岳、朝日岳、武尊岳、至仏に燧と昔登った山々が白く見える。眼前には、昨日歩いた小沼、覚満佛に大沼のカルデラを取り囲む黒檜山等の山々が見える。眺望を楽しんだ後の大沼までの下りは長かったが、膝痛を訴える方もなく無事ビジターセンターまで下山した。
     最後の探鳥地、嶺公園は、森あり、沼あり、草原あり、遊具ありの前橋市郊外の広い公園で、野鳥の会群馬県支部も探鳥会を行っているとのこと。多く野鳥が生息していそうな公園であるが、訪れた時が昼下がりで野鳥の姿は少なかった。カイツブリ、ホトトギス、アオゲラ、キビタキ・・・等21種を確認した。
     この探鳥会では、2日間で49種の野鳥を観察した。カオジロガビチョウは初認であり、コガラ、コムクドリ、センダイムシクイ、コルリの姿を見たのは久々で感激した。探鳥コースの設定から案内まで、お世話していただいたMiさんありがとうございました。   (担当 門口 一雄)
 遠出探鳥会 奥多摩むかし道探鳥ハイキング 2019年5月19日
1.日時: 2019年5月19日(日) 9:00〜14:20
2.天気: 晴れ
3.行程: 奥多摩駅・・・(バス)・・・奥多摩湖・・・・峯集落・・(山道)・・・舗装道路との分岐・・・つり橋(しだくら橋)・・・槐木・・・・氷川大橋・・・・奥多摩駅
4.観察した鳥
  • 33種(カワウ、ツツドリ、トビ、クマタカ、コゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、センダイムシクイ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、カワガラス、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ、ガビチョウ)  ベスト:クマタカ、オオルリ、キセキレイ
5.参加者: 13名
6.概要、感想等    
  •  奥多摩駅からのバスは奥多摩湖畔に9時に到着。湖畔では、休憩所の東屋にイワツバメが集団で巣を作り子育て真最中でした。スズメに占領されたイワツバメの巣もある。湖面にはカワウ、湖畔にセグロセキレイもいた。湖畔から峯集落までの沢沿いの上り道では、カワガラスが鳴き、道端の藪ではヒガラやヤブサメも鳴いた。峯集落では、クマタカ2羽が山並みの上空を旋回する様子を観察した。峯からの山道は、芽吹いたばかりの雑木林をトラバースする道。クロツグミ、キビタキ、オオルリ、アオゲラ、イカルにセンダイムシクイ等々が出現し、本日のハイライトとなった。
  •  やがて路は舗装された街道となる。多摩川沿いの下り道で歩きやすい。ここでもホオジロ、オオルリ、キビタキなどがよく鳴く。「しだくらつり橋」を渡り林の中で昼食とした。ツツドリの鳴き声もする。昼食後は、街道沿いの不動尊、白髭神社、「弁慶の腕抜岩」等々の旧跡を見ながら槐木の休憩所に向かう、この道でもキビタキやオオルリの鳴き声を再三聞いた。槐木から奥多摩駅までの下り道では、昼下がりで鳥の出現は少なかった。
  •  今回は、奥多摩湖から奥多摩駅まで約10qの旧街道を5時間余の探鳥ハイクとなったが、クマタカが見られたことと、オオルリが再三確認でき感激した。  (担当 門口 一雄)
 公開探鳥会 オオルリを探す会 2019年5月12日
1.日時: 2019年5月12日(日) 9:10〜11:20
2.天気: 晴れ
3.コース: 裏高尾小下沢林道(中央高速道交差の先の広場から浩宮殿下誕生記念碑の約100m先まで、ゴール地点で解散)

4.観察した鳥
  • 17種(コゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、メジロ、ミソサザイ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、ホオジロ、ガビチョウ)   ベスト:オオルリ、キビタキ、ヒガラ
5.参加者: 38名(カワセミ会 27名、一般11名 小学生1名含む)
6.概要、感想等    
  •  カワセミ会の5月の月例探鳥会は恒例の公開探鳥会で、八王子市の市の鳥オオルリを探す会。目指すオオルリは2ヶ所で姿と声を観察できた。キビタキもよくさえずっていたが、姿は確認できず。全体で17種と今年は低調であった。最近の傾向として観察できる鳥が減ってしまい、今年はその傾向が顕著であった。チョウはコミスジが多く、全体で9種観察できた。アサギマダラも3匹見つかった。サツキヒナノウスツボ、オオバウマノスズクサの花は今年も咲いていた。  (担当 粕谷 和夫)
 
 探鳥会報告 密猟防止パトロール(小下沢林道) 2019年5月12日
1.日時 2019年5月12日(日) 6:00〜7:20
2.天気 晴
3.場 所: 小下沢林道 (林道入り口〜第一ゲート)
 
4.観察した鳥
  • 16種(キジバト、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、イカル、ホオジロ、ガビチョウ) その他:ニホンザル
5.参加者: 5名
6.概要、感想等    
  •  8時半から始まる公開探鳥会「オオルリを探す会」に先立ち、早朝6時より野鳥密猟防止パトロールを行った。密猟防止を呼び掛ける腕章をつけて出発である。出発前に、東側の尾根近くの木にニホンザルの群れを発見。木の若葉を食べているようで、全部で6頭を確認した。出発してまもなくオオルリの声が聞こえたが、木陰に隠れ姿は見えなかった。その他の夏鳥の声もするが、多くはないようだ。例年、途中の広場の小さな水たまりには、オタマジャクシが群れているのだが、今年は水がなくオタマジャクシの姿はなかった。いつものように第一ゲートで引き返し、集合場所へ戻る。パトロールの途中で出会ったのは9人(うちカメラマン風3人)で、密猟者らしき人はおらず、不審な車もなかった。林道入口から第一ゲートまでの間で確認した鳥種は16種で、そのうちオオルリは3個体、キビタキは2個体、クロツグミは1個体であった。 (担当 佐藤 哲郎)
  遠出探鳥会 離島・トカラ列島平島・奄美大島探鳥会 2019年4月22日〜29日
1.日時 2019年4月22日(月)〜29日(月)(7泊8日)
2.天気 全日 曇り時々、または一時雨
3.行程: 4/22 羽田空港集合12:00→鹿児島空港→鹿児島港発(としま丸)23:00
      4/23 平島東之浜港着8:25→たいら荘着8:45  9:00~島内探鳥
      4/24〜4/26 5:30〜17:30頃まで島内探鳥
      4/29 平島南之港発8:50(としま丸) →奄美大島・名瀬港着15:40 17:00~21:10探鳥
      4/28 5:35〜21:35 島内各所探鳥
      4/29 9:00〜11:00島内探鳥 奄美空港発15:40(遅れ)→羽田空港着15:35 解散
       宿泊 十島村平島: 民宿「たいら荘」、奄美市名瀬: 奄美ポートタワーホテル
  
4.観察した鳥  平島・奄美大島通算:94種  ベスト: ミヤマヒタキ オニカッコウ キガシラセキレイ アカヒゲ ルリカケス
  • ≪平島 含、鹿児島〜平島航路≫
    カラスバト ズアカアオバト オオミズナギドリ カツオドリ ウミウ ミゾゴイ ゴイサギ アカガシラサギ アマサギ アオサギ ダイサギ チュウサギ ツツドリ アマツバメ ヒメアマツバメムナグロ メダイチドリ キョウジョシギ ミサゴ トビ ツミ ハイタカ サシバ ヤツガシラ ブッポウソウ ハヤブサ サンショウクイ サンコウチョウ ハシブトガラス ショウドウツバメ ツバメ(含、アカハラツバメ) コシアカツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ムジセッカ キマユムシクイ センダイムシクイ メジロ オオヨシキリ セッカ ムクドリ コムクドリ カラムクドリ クロツグミ マミチャジナイ シロハラ アカハラ アカヒゲ ルリビタキ ノビタキ イソヒヨドリ サメビタキ コサメビタキ ミヤマヒタキ キビタキ オオルリ ツメナガセキレイ キガシラセキレイ キセキレイ ビンズイ アトリ カワラヒワ シロハラホオジロ コホオアカ キマユホオジロ カシラダカ ミヤマホオジロ ノジコ アオジ(含、シベリアアオジ)   以上70種 参考種 アカショウビン
  •  
    ≪奄美大島 含、平島〜奄美大島航路≫
    カルガモ キジバト ズアカアオバト ウミウ アマサギ クロサギ バン、オニカッコウ ハリオアマツバメ ムナグロ メダイチドリ セイタカシギ アマミヤマシギ タシギ チュウシャクシギ コアオアシシギ アオアシシギ キアシシギ キョウジョシギ オバシギ コアジサシ ミサゴ リュウキュウコノハズク アカショウビン コゲラ オオアカゲラ サンショウクイ ルリカケス ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、リュウキュウツバメ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、アカヒゲ、イソヒヨドリ スズメ キセキレイ   以上39種
5.参加者: 10名
6.概要、感想等    
  • ≪平島≫
     としま丸2は、定刻に鹿児島港を出航。中之島辺りから探鳥する。相当数のオオミズナギドリがカツオ一本釣りの漁船近くに群れ飛ぶのを観察しながら平島東之浜港へ着岸した。他の鳥見客は一人のみ。宿に荷物を置きすぐに探鳥ポイントを回るが鳥がいない。「家の近くの公園よりいない。」とのささやきが聞こえた。救いはヤツガシラのみ。千年ガジュマルのアカヒゲも出が悪い。
     2日目の朝探では同様の状況だったので、南之浜に行く。ツバメ類が少し観られた。午後、プッポウソウの情報があり、その場所に急ぐ。電柱にいた。じっくり観察し、高尾山まで行ってくれ!と頼んでみたが・・・。この日もこれで終わり。3日目の朝探で、僅かに残った田イモ畑に行くと、キガシラセキレイがいた。やっと春の離島らしい鳥との出会いとなった。午前は東之浜に行へ。アカガシラサギや数種のシギ類、カツオドリ等がいた。午後はいつもの集落内を回った。なんとなく、鳥達に動きがあったような気がした。コホオアカ、キマユムシクイ、クロツグミ。ブッポウソウ3羽が飛び回っていた。
     4日目。5:30に朝探へ。宿のそばでミゾゴイが飛び立った。キマユホオジロは5羽もいた。そして、7:00過ぎ、千年ガジュマルの先であのミヤマビタキとの出会いが待っていた。15分程の出会いだった。午後も村内を回る。更に春の離島らしい雰囲気になった。ムジセッカ、シロハラホオジロ、マミチャジナイ、ノビタキ、ノジコ、カラムクドリ。次々に出会う。ただ、鳥達が増えただけで楽しくなった。夜はミヤマヒタキとの出会いを祝し、ワインで乾杯した。
     奄美大島への移動の朝。残念ながらミヤマヒタキはもういなかった。平島では70種を観察。昨年の51種を大きく上回った。ちょっとしたリベンジとなった。
    ≪奄美大島≫
     平島から奄美大島までの航路は静かだった。名瀬港に到着後レンタカーで宿へ。荷物を置いて17:00に出発。奄美自然観察の森に行く。残念ながらお目当ては見られなかった。2日目も奄美自然観察の森へ。アカヒゲ、オーストンオオアカゲラ、ルリカケスがそこここに出てきたので、ゆっくり遊んだ。満足のいく写真を皆さん撮れたようだった。大瀬海岸に移動し、シギ類を探す。ムナグロ、キョウジョシギ、メダイチドリ等が採餌中だった。次のポイントに移動するため車に戻ると、Wコーエル コーエルWとの声がした。古山さんが興奮しながら録音する。皆で声の方を探す。飛んだ。そっと後を追う。オニカッコウに間違いない!カワセミ会とご縁のある地元の方も加わって探索するが一瞬の出会いのみとなった。雨も降り続いていた。昼食は奄美大島名物の鶏飯等を食べた。
     その後大和村のフォレストポリスに向かう。雨は更に強くなる。キャンプ場でリュウキュクコノハズクを探し、19:30過ぎに場所を移動し、アマミヤマシギを探す。芝生の奥に鳥影を見つけた。ヤマシギかアマミヤマシギか・・・。雨の中の同定が続く。頭部の横班が平行だ!アマミヤマシギにまちがいない! 雨脚が強くなったので、宿に急いだ。残念ながら、アマミノクロウサギとの出会いは果たせなかった。雨のためだろうと思われる。
     最終日は朝から強い雨だった。奄美自然観察の森で過ごし、島とうふ屋で昼食をとった。飛行機の到着が遅れたが30分程の遅延で出発。無事に長丁場の探鳥会を終えられて安堵した。   (担当 古山 隆 加藤 岸男・文責)
     
 平日探鳥会 小峰公園から今熊山探鳥会 2019年4月22日
1.日時: 2019年4月22日(月) 9:20〜14:30
2.天気: 晴れ
3.コース: 小峰公園から金剛の滝経由で今熊山に登った。
4.観察した鳥
  • 20種(キジバト、アオバト、コゲラ、アカゲラ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、ツグミ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ)  ベスト:オオルリ、キビタキ、クロツグミ
5.参加者: 5名
6.概要、感想等    
  •  三頭山に登る予定であったが、武蔵五日市駅に行ってみると都民の森行きのバスは欠行となっていた。そこで行先を変更して小峰公園から金剛の滝経由で今熊山に登った。小峰公園の田んぼで地面に降りているクロツグミを発見した。小峰公園のヤマツツジが咲き出していた。キビタキの声は随所で聞くことが出来た。金剛の滝ではオオルリのメスオスの姿を観察できた。  (担当 粕谷 和夫)
  
 野鳥の密猟防止パトロール探鳥会 2019年4月20日
1.日時: 2019年4月20日(土) 8:30〜14:30
2.天気: 晴れ
3.コース: 日影沢林道入口・・・小仏城山・・・一丁平・・・高尾山頂分岐・・・日影沢
4.観察した鳥
  • 20種(キジバト、コゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、ヤブサメ、エナガ、メジロ、オオルリ、キセキレイ、イカル、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ)  ベスト(夏鳥):センダイムシクイ3、ヤブサメ8、オオルリ5
5.(参考)開花を確認したスミレ
  • 12種(ヒカゲスミレ、タカオスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレ、ナガバノスミレサイシン、ツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、アカネスミレ、オカスミレ、アケボノスミレ、ナガバノタチツボスミレ、タチツボスミレ)
6.参加者: 4名
7.概要、感想等    
  •  例年より1週間早めて、日影沢林道から小仏城山に上り、下りは一丁平から日影沢林道のコースを回った。日影沢林道ではオオルリ、ヤブサメ、センダイムシクイの鳴き声が再三聞かれた。小仏城山の山頂に近くではヤマガラ、ホオジロがでた。城山山頂で昼食としたが、広場の空き椅子がないほど混雑していた。一丁平では昨年確認できたルイヨウボタンがなくなっていた。また、一丁平の北斜面の杉林が広範囲で皆伐され日影沢林道が見渡せる。今後、何の木が植えられるか気になる。この間ハイカーが多く鳥の声が少ない。縦走路から日影沢への樹林帯ではアオゲラやメジロの声が聞こえた。野鳥の密猟など、変わったことは見受けられなかった。  (担当 門口 一雄)
     
 遠出探鳥会 都市公園シリーズC 善福寺・井の頭公園探鳥会 2019年4月18日
1.日時 2019年4月18日(木) 8:55〜13:25
2.天気 快晴
3.行程: 高尾駅発7:33→八王子7:41→荻窪駅着8:22・8:31発→善福寺公園前バス停着⇒善福寺公園着8:45・8:55→善福寺公園上池・下池10:30⇒東京女子大学前バス停→吉祥寺駅⇒井の頭公園着11:00(探鳥・昼食)公園入口着13:25(鳥合せ後・解散)⇒吉祥寺駅
 
4.観察した鳥
  • 27種(外来種含)(カルガモ オナガガモ カイツブリ キジバト カワウ アオサギ コサギ バン オオタカ カワセミ コゲラ アオゲラ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス シジュウカラ ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ シロハラ ツグミ アオジ (外来種)カワラバト(ドバト) ホンセイインコ)  ベスト:アオゲラ カイツブリ ホンセイインコ
5.参加者: 24名
6.概要、感想等    
  •  少し暑さを感じるくらいの好天のもとでの探鳥会だった。S会員に地元で探鳥している方2名も案内に加わっていただき、先ずは善福寺公園上池からスタート。カイツブリの甲高い声が響く中、婚姻色になったコサギを観察。そこにカワセミが! 遠くの樹上にホンセイインコ。下池ではウグイス、メジロ、そしてエナガ。
     東京女子大学前バス停から吉祥寺駅に出て、井の頭公園へ。10日前の下見とは鳥相が様変わりしていた。ただ、シロハラはまだいた。昼食後、小鳥の森へいくと、アオゲラの声がしたので急ぐ。歩道脇のサクラ、地上から2m程の所に巣作り作業中だった。すこし離れた所から静かに、じっくり観察した。真下を散歩の方が通っても無反応。この景色に溶け込んでいた。池に戻りバン、そして抱卵中のカイツブリを観察する。勿論、本日のベストは全会一致でアオゲラだった。 (担当 加藤 岸男)
     
 月例探鳥会 北浅川(松枝橋〜小田野中央公園) 2019年4月14日
1.日 時: 2019年4月14日(日)8:00?11:30
2.天気: 曇り 
3.コース: 松枝橋をスタートして北浅川の上流に向かって陵北大橋を通過して小田野中央公園までの右岸を歩くコース。
4.観察した野鳥
  • 40種(キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、トビ、ハイタカ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ノビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、アオジ、コジュケイ、ドバト、オオジシギ、ガビチョウ)
5.参加者:22名
6.概要、感想等:
  •  今回は天気に恵まれた探鳥会でした。出発前にツグミのさえずりや、イカルチドリ、オオタカなどが見られた。松枝住宅グランド付近でキジ、シメ、コゲラが見られた。またキジが再三現れ♂、♀のペアが見られた。天使病院堰でカイツブリの浮巣が見られ、2羽が仲良く巣の中に入っているのも見られた。ノビタキの♂もじっくりと見られた。沈下橋下流付近でオオジシギが下流から上流に飛んで行くのを参加者全員で見た。
     そのあと小田野中央公園でカワセミ会のさくらのしたでお花見を楽しみました。   (担当 中村 后子)
  •  
 高尾山周辺探鳥会 上野原市・八重山と能岳 2019年4月11日
1.日時 2019年4月11日(火) 9:20〜14:35
2.天気 晴れ
3.行程: 高尾駅8:23(遅延)→上野原駅着9:15・9:20発⇒根本山⇒秋葉山10:55⇒八重山展望台12:15(昼食・休憩)・12:45発⇒八重山13:00⇒能岳13:20⇒西沢東橋14:05⇒新井バス停14:35・14:43発→上野原駅着14:56・15:06発→高尾駅15:24着

4.観察した鳥
  • 29種 (キジバト カワウ アオサギ ダイサギ トビ コゲラ アオゲラ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ センダイムシクイ メジロ ムクドリ シロハラ ジョウビタキ スズメ アトリ カワラヒワ ウソ ホオジロ アオジ  (外来種) ガビチョウ) ベスト:アオサギ センダイムシクイ ウソ)
5.参加者: 5名
6.概要、感想等    
  •  中央線の遅延により予定より30分遅れで上野原駅を出た。昨日の雪は全くない。まず、アオサギのコロニーの観察。歩道橋から水平目線で抱卵中の姿をじっくり見た。雌雄で協力的。ツバメの中にイワツバメも混じっている。秋葉山への途中でセンダイムシクイの声がした。そしてウソのオスがいた。どこを見ても満開の桜の花と、そして桃の花。
     ほんの僅か道端に残った雪を見ながら、きつい階段を登ると八重山の展望台。360度の展望。真っ白な富士山が様々な桃色の中に浮かぶ。昼食にした。八重山山頂への道にはシュンランがそこここに咲いていた。能岳からも素晴らしい富士山が見られた。下山路ではアトリとアオゲラ。車道に出てからバス停までの約2qも、まさに桃源郷だった。いつものモズもなんだか華やいでいた。富士山を常に眺めながらの探鳥だった。(担当 加藤 岸男)
     
 平日探鳥会 八王子道の駅〜多摩川〜秋川探鳥会 2019年4月1日
1.日時: 2019年4月1日(月) 8:15〜12:50
2.天気: 晴後小雨・強風
3.コース: 八王子道の駅〜谷地川〜滝山公園〜滝が原運動場〜多摩川昭和用水堰〜高月浄水場〜東秋川橋〜秋川ふれあいランド
4.観察した鳥
  • 44種 (キジ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、コジュケイ、ドバト、ガビチョウ)  ベスト:ヒバリ、ノスリ、オオタカ
5.参加者: 14名
6.概要、感想等    
  •  桜が咲き始め、タカの旋回やカモの夏羽を堪能した気持ちいい探鳥会でした。
     集合場所の道の駅では、渡って来たばかりと思われるツバメが飛び回り、鳴き交わしていた。裏の谷地川では、モズがなき、カルガモのペアが飛び回る。谷地川は水量が少なく流れはないがカワセミも飛んだ。上空ではノスリ3羽が旋回していた。滝山公園への上り坂では、ツグミ数羽が地面から杉に飛び込み。アオジも見られた。滝山公園上空ではオオタカが旋回した。公園内はサクラが咲き始め気持ちいい遊歩道歩きでヤマガラがサクラの小枝を飛び回り、メジロ、ヒヨドリがサクラの蜜を吸うのが見られた。多摩川の昭和用水堰の上では、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギなどを確認した。高月浄水場の池では、渡り遅れたオナガガモ♀、オカヨシガモのペア、ハシビロガモ♂にコガモのペアも10数組確認できた。高月の水田あたりから、西の空に黒雲がわき冷たい風が吹き出してきたので先を急ぐ。秋川の河原では、ダイサギにイカルチドリ、水面ではツバメが飛び交っていた。東秋川橋を渡った「秋川ふれあいランド」で昼食とした。食後、朝の晴天が嘘のような強風が吹き、小雨が降りだしたので、ここで探鳥会を終了とした。   (報告・担当 門口 一雄)
     
 遠出探鳥会 八丈島航路探鳥会 2019年3月29日〜30日
1.日時: 2019年3月29日(金) 〜3月30日(土) (船中泊日帰り)
2.天気: 曇り/晴れ
3.コース: 往路:竹芝 〜三宅島 〜(探鳥)〜 御蔵島 〜(探鳥)〜八丈島
       復路:八丈島 〜(探鳥)〜 御蔵島 〜(探鳥)〜 三宅島 〜(探鳥)〜大島沖〜竹芝

4.観察した鳥
  • 20種(寄港した島で観察した種類も含む)
    キジバト、クロアシアホウドリ アホウドリ オオミズナギドリ アカアシミズナギドリ ウミウ ヒメウ アオサギ ダイサギ アマツバメ ムナグロ シロチドリ メダイチドリ ウミネコ  カンムリウミスズメ トビ ハシブトガラス ヒヨドリ イソヒヨドリ スズメ 
    参考種: トウネン ハクセキレイ
5.参加者: 16名
6.概要、感想等    
  •  金曜日の夜、竹芝旅客ターミナルに集合後、東海汽船の「橘丸」に乗船し、船は22時30分に八丈島に向けて出港した。2等和室で就寝、翌朝5時頃、三宅島に寄港。出港後、夜明けを待って、デッキに出て探鳥を開始した。途中、御蔵島にも寄港し、海上では群れで飛び回るオオミズナギドリ等を観察した。アホウドリも2羽ほど出現したが、船からの距離があり、全員が観察することはできなかった。八丈島に到着する直前にはザトウクジラが海中から飛び出し、空中で全身を見せるシーン(ブリーチング)が見られ、デッキでは歓声が上がった。9時前、八丈島に着岸後、下船。島での滞在時間は40分ほどだったが、突堤で餌をとるムナグロやメダイチドリ、シロチドリ等を観察した。
     復路も三宅島寄港までの間、アホウドリは2羽ほど出現したがやはり、距離があり満足できず…。この時期、アホウドリは三宅島から大島沖にかけて見られる確率が高まることから、14時前、三宅島を出港後は全員がデッキに出て海面を凝視する。そして、15時過ぎ、やっと、船の近くにアホウドリが出現! 成鳥ではなく若い個体であったが、全員で観察することができた。この後、クロアシアホウドリや、船からの距離はあったもののアホウドリの白い成鳥も出現。また、海上にプカプカ浮かぶアホウドリも観察することができた。房総半島が見えてきた17時頃、船上での観察を終了し、船室で鳥合わせ後、軽く一杯やりながら鳥談義。20時前に船は竹芝桟橋に無事接岸した。 (担当 古山 隆)
 
 遠出探鳥会 サシバ春の渡り 秦野市・菜の花台探鳥会 2019年3月27日
1.日時: 2019年3月27日(水) 9:00〜14:20
2.天気: 晴れ
3.行程:高尾駅発6:36→八王子駅発6:51→町田駅発7:32→秦野駅着8:07秦野駅発8:25→菜の花台バス停着8:54⇒展望台9:00(観察.昼食.休憩)・13:15発⇒蓑毛バス停着14:2014:35発→秦野駅発15:0→町田駅発15:53→八王子駅発16:15発→高尾駅16:22着

4.観察した鳥
  • 23種 (キジバト カワウ トビ サシバ ノスリ コゲラ ハシボソガラス ハシブトガラスヒガラ シジュウカラ ツバメ ヒヨドリ ウグイス メジロ ミソサザイ ジョウビタキ スズメ キセキレイ カワラヒワ イカル ホオジロ アオジ  (外来種) ガビチョウ)  ベスト:サシバ ノスリ ヒガラ
5.参加者: 7名
6.概要、感想等    
  •  バスは予定通り菜の花台に着いた。既に日本野鳥の会神奈川支部県央ふれあい自然探鳥会タカ観察グループの方々十数名がカウントをしていた。挨拶をして、仲間に入れてもらう。同じサシバの渡り調査団体として歓迎してくださった。今日で4日目とのことだった。
    9:10、早速4羽のサシバが湘南平方面に出現し渡って行った。ホオジロ、イカル、ウグイス等が近くで鳴く。ノスリが頻繁にディスプレイ飛翔を繰り返す。オオタカも飛ぶ。
    9:31、10:20と数羽ずつサシバが渡るが遠い。早めの昼食を済まして、サシバを待つ。
    12:25、近くを2羽のサシバが飛んだ。片方は尾羽の欠損があった。
  • 12:42、上空を10羽のサシバが小規模の鷹柱を作って北東へ流れて行った。W渡りWらしい情景だった。
     大山付近の雲が怪しくなったので、撤収し、お世話になった方々にお礼をして蓑毛バス停に向かった。サシバの春の渡りを少しだけれど味わうことができて快い気分だった。(担当 加藤 岸男)
      
 平日探鳥会 秋川(秋川橋から盆堀川合流地)探鳥会 2019年3月25日
1.日時: 2019年3月25日(月) 9:45-13:00
2.天気: 晴れ
3.コース: 秋川を秋川橋から盆堀川合流の所まで歩いた。
4.観察した鳥
  • 27種(カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、カワガラス、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ)  ベスト:カワガラス、アオサギ
5.参加者: 19名
6.概要、感想等    
  •  目指す鳥はカワガラスとヤマセミである。ツバメ、イワツバメが帰って来て秋川の上空を飛んでいた。歩道橋のあゆみ橋から檜原街道の方向の屋敷林にアオサギのコロニーがあり、今年も巣とアオサギ親の姿がちらほら見えた。佳月橋付近ではカジカガエルの声が聞こえてきた。カルガモが目立つ程度で目指す鳥は出ない。しかし、沢戸橋の下で昼飯を食べているとカワガラス親子が現れた。ここは秋川と盆堀川と板沢川の3川が合流している場所で、カワガラスの幼鳥を間近で観察できた。  (担当 粕谷 和夫)
     
 周辺探鳥会 雑木林手入れ手伝い探鳥会 2019年3月24日
1.日時: 2019年3月24日(日) 9:30〜14:20
2.天気: 晴れ
3.コース: 八王子みなみの駅⇒宇津貫公園⇒宇津貫緑地(篠刈作業)⇒八王子みなみの駅
4.観察した鳥
  • 14種(キジバト、アオサギ、コゲラ、アオゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ルリビタキ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ)  ベスト:ベニマシコ、ルリビタキ
5.参加者: カワセミ会10名、全体20名
6.概要、感想等    
  •  宇津貫みどりの会とカワセミ会の共催で篠刈探鳥会を実施した。毎年この時期に実施している恒例のイベントで宇津貫緑地の谷戸の保全管理に少しでも役立てばと思っている。今年はヤマツツジが自生している場所のアズマネザサ刈と、ニガイチゴ、ヒメコウゾの抜き取りを行った。ヒメコウゾが思ったより多く生えているのには驚いた。
     野鳥観察ではベニマシコが出た(オス1・♀2。枯草とまばらな低木のところを3羽が一緒に動き回っていた)。ヒオドシチョウが尾根道の日の当たる所に現れた。カタクリが満開であり、アズマイチゲも同じ場所で可憐な花を開いていた。  (担当 粕谷 和夫)
   
 高尾山周辺探鳥会 館町・大戸緑地から城山湖 2019年3月19日
1.日時 2019年3月19日(火) 8:20〜14:20
2.天気 曇りのち晴れ
3.行程:高尾駅南口発8:04(路線バス) →館中学校前着8:15・8:20発⇒殿入中央公園(館町緑地)⇒法政大学10:30⇒大戸緑地10:55⇒段木入のおか着11:55(昼食・休憩)・12:30発⇒草戸峠⇒草戸山13:30⇒城山湖畔⇒城山湖コミニュテイー広場(鳥合せ)14:30⇒大戸バス停⇒館ケ丘団地バス停15:35→高尾駅北口15:50   ※大戸バス停発15:23で、JR横浜線相原・橋本駅に出られた方もいた。

4.観察した鳥
  • 34種(マガモ カルガモ カイツブリ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ トビ コゲラ アオゲラ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ミソサザイ ムクドリ ツグミ ジョウビタキ スズメ キセキレイ カワラヒワ ウソ シメ ホオジロ アオジ  外来種:コジュケイ ガビチョウ)
  • ベスト: ホオジロ モズ トビ
5.参加者: 13名
6.概要、感想等    
  •  館ケ丘団地の調整池にはマガモとカワウ、そしてカイツブリ。殿入中央公園から緑地調査をされているHaさんの案内で館町緑地に入る。モズの番(つがい)、ミソサザイがちょっと顔を出し、シメは水飲みに来ていた。ウグイスが盛んに囀る。
     法政大学の池には何もいなかった。大戸交差点から右に入り、大戸緑地へ。お二人がここから参加。段木入広場で再びミソサザイがちょっと顔を出す。アブラチャンの花やスミレを見ながら段木入のおかに到着。八王子から都心までを展望しながらの昼食。アップダウンを繰り返しながら、草戸峠、そして草戸山へ。城山湖への下りで、カワウの鳴き声に聞き入る。湖面には何もいなかったが、ツバメが一羽飛んでいた。土手側からトビが大接近して、じつくり観察した。城山湖コミニュテイー広場で鳥合せをして、大戸バス停に向かった。爽やかな春のハイキングとなった。  (担当 加藤 岸男)
     
 公開探鳥会 浅川・多摩川合流付近探鳥会 2019年3月10日
1.日時: 2019年3月10日(日) 8:20〜11:45
2.天気: 晴れのち曇り
3.コース: 浅川・多摩川合流部右岸・・・(浅川堤防を上流へ進む)・・・新井橋(橋を渡り左岸へ)・・・(下流へ進む)・・・浅川・多摩川合流部
       ・・・(多摩川右岸を上流へ進む)・・・北川原公園(解散)
4.観察した鳥
  • 40種(キジ、カルガモ、オナガガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、クイナ、バン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、アオジ、ドバト、ガビチョウ)
    本日のベスト: カワセミ、モズ、イソヒヨドリ、ベニマシコ
5.参加者: 48名(一般参加者 19名、会員参加者 29名)
6.概要、感想等    
  •  浅川・多摩川合流部右岸のグラウンドに集合、開会スタートした。直後に、河畔林のニセアカシア梢にモズが止まっているのを観察。その後モズは再三出現し、囀りや求愛行動も確認できた。日野グリーンセンター対岸付近ではシメが出た。その後シメも再三出現した。草地にホオジロ、川岸にカワセミ、ツグミがいた。新井橋を渡り東部会館前ではカワセミがホバリングし川に飛び込み、小魚を捕るのを観察した。カワセミのくちばしに挟まれた小魚が動く様が見られ皆さん感動した様子。日野高校付近の上空にトビ、川面にカワウ、石原にセグロセキレイ、草地にカワラヒワ、ホオジロと次々に出現した。合流部付近の根川でキセキレイ、多摩川の河畔林でベニマシコ♂2、♀1を見て皆さん感激の様子。また、ハシボソガラスが高木や鉄塔の上部に巣材を運ぶのも見られた。多摩川堤防下の沼?ではシメの水浴び、枯れ草の上を素早く動くクイナ、藪の中にバン、オナガガモ♀も見つけ観察した。さらに、汚水処理場の屋上や外壁を動き回るイソヒヨドリ♂、堤防下の桜並木を枝移りするオナガの群れ等を確認した。北川原公園では送電線鉄塔に止まるチョウゲンボウ、公園奥の地面で採餌するヒバリを観察して終了とした。40種もの野鳥が次々に出現した公開探鳥会であった。 (担当 門口 一雄)
 
 平日探鳥会 相模原沈殿池、道保川公園探鳥会 2019年2月26日
1.日時 2019年2月26日(火) 9:05〜13:25
2.天気 曇り
3.行程:JR横浜線古淵駅8:27発→女子美バス停着8:55 9:00探鳥開始→麻溝公園→相模原公園→相模原沈殿池→フィッシングパーク、昼食→道保川→道保川公園(鳥合わせ)→上溝駅14:11発→橋本駅
 
4.観察した鳥
  • 44種(オシドリ オカヨシガモ ヒドリガモ マガモ カルガモ オナガガモ コガモ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ イソシギ トビ カワセミ コゲラ アオゲラ ハヤブサ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ シロハラ アカハラ ツグミ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ アトリ カワラヒワ シメ アオジ コジュケイ ドバト ガビチョウ オオバン ヨシガモ カンムリカイツブリ)  ベスト:オシドリ ハヤブサ カンムリカイツブリ カワラヒワ
5.参加者: 9名(カワセミ会)、4名(東林野鳥の会)
6.概要、感想等    
  •  相模原で日頃探鳥活動を行っている東林野鳥の会の皆様に案内いただき、相模原沈殿池を中心として探鳥会を実施した。予定では2/25に実施予定だったが早朝の天気予報により2/26に延期とした。女子美大のバス停から麻溝公園に入る。焼却場の煙突の窓にハヤブサ、繁殖期には江の島に行くという説明を聞く。次に相模原公園の雑木林に入る。ツグミ、シジュウカラ、アオジ、コゲラ、メジロ、エナガ、ガビチョウ、キジバトなどを観察する。コジュケイも姿を見せ、アオゲラも声を確認する。沈殿池では50羽ほどのオシドリが圧巻で、すでに夏羽となったカンムリカイツブリ、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモなど、知識豊富な Iさんの案内で探鳥する。スーザンさんにはキジバトの雌雄判別方法、カワラヒワとオオカワラヒワの違いなども教えていただく。相模原公園にもどり、カワラヒワの群れの中にアトリとシメを確認、さらに水道道に入るとシロハラを確認、段丘を一段降り、旧フィッシングパークで探鳥、ここで東林野鳥の会の方の案内は終了。昼食を取る。モズ、ダイサギ、カルガモ、カワセミなどを確認する。
     道保川沿いの思ったより長い道を歩き、途中でアカハラを確認、道保川公園に到着。ルリビタキやトラツグミを期待したが、残念ながら会えず、鳥合わせをして2km先の上溝駅まで歩き、相模線で帰路についた。
     案内いただいた Iさんは、沈殿池の記録をずっと行っており、ここでもカモ類が減っていることがわかった。今年のオシドリはかなり多く、丹沢の宮ケ瀬湖との関連が説明された。いろいろな環境を一日で回ることができ、観察した野鳥の数も多く、なかなか魅力のある探鳥コースである。沈殿池に珍しい野鳥がきたときにはまた訪れてみたい。  (担当 浜野 建男)
  
 平日探鳥会 秋川(東秋川橋からサマーランド)探鳥会 2019年2月21日
1.日時: 2019年2月21日(木) 9:10〜11:20
2.天気: 晴れ
3.コース: 秋川右岸の東秋川橋から秋留橋経由サマーランドまで歩いた。
4.観察した鳥
  • 31種(キジ、カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、ノスリ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ドバト、ガビチョウ) ベスト:ノスリ、ホオジロ、モズ
5.参加者: 14名
6.概要、感想等    
  •  スタート地点の東秋川橋上流側の堰の上にはキンクロハジロのオスが1羽だけいた。モズが目立った。全部で9羽、うち8羽はオスであった。東秋留橋の下で昼飯を食べていると、最近では珍しくなったコサギが近くに飛んできた。トビだけでなく、ノスリも舞ってくれた。北風が当たる所は寒いが、風よけの有る所は春の暖かさを感じ、ウグイスのさえずりを期待したが地鳴きだけであった。 (担当 粕谷 和夫)
 
 高尾山周辺探鳥会 武蔵陵墓地と多摩森林科学園 2019年2月20日
1.日時 2019年2月20日(水) 9:05〜14:30
2.天気 晴れ
3.行程:高尾駅北口9:05⇒陵南公園⇒武蔵陵墓地10:10⇒多摩森林科学園11:25(探鳥・昼食・鳥合せ)・13:35⇒両界橋⇒高尾駅北口14:25
 
4.観察した鳥
  • 34種(カルガモ コガモ キジバト アオサギ ダイサギ トビ ノスリ カワセミ コゲラ アオゲラ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ カワガラス トラツグミ シロハラ ツグミ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ ミヤマホオジロ カシラダカ アオジ  外来種):カワラバト(ドバト) )  
  • ベスト: トラツグミ カシラダカ ミヤマホオジロ
5.参加者: 25名
6.概要、感想等    
  •  瀬切れした南浅川左岸を歩いて行くと、エナガが中州の草の中で鳴いていた。陵南公園に入ると、遠くにトラツグミを発見。少しずつ近づいて、じっくり観察した。初見の方もいて、感激していた。武蔵陵墓地入口付近にもトラツグミがいた。シロハラも。御陵の中は、鳥影がなかった。
     多摩森林科学園に入り、前日ミヤマホオジロを確認したポイントに急ぐ。しかし、なんと標識調査(バンディング)中で、ポイントのど真ん中に人がいた。釣舟草通りで探したがいない。昼食後、午前中にいたという情報があった83ポイントに数人が移動し観察。他はカシラダカをしっかり観察していると、出た、との電話。急行したが、見られなかった。鳥合せをして、解散後、多くの方が案内川に行き、カワガラスの繁殖行動を観察した。 (担当 加藤 岸男)
     
 遠出探鳥会 インド探鳥会 2019年2月10日〜17日
1.日時 2019年2月10日(日)〜17日(日)
2.場所: インド(デリー市内の公園、アッサム州ナメリ国立公園・カジランガ国立公園、アグラ往復の車内等)
 
4.確認した鳥
  • 171種: 以下は、ベスト6種(数字標記)とベスト候補に選ばれた鳥16種
    インドブッポウソウ(9)、ヒメツバメチドリ(7)、オオサイチョウ(6)、トキハシゲリ(5)、ロクショウビタキ(5)、アオショウビン(4)インドコキンメフクロウ、オオハゲコウ、ヒメヤマセミ、アカツクシガモ、アカハラシキチョウ、ウオクイワシ、オオスズメフクロウ、オオホンセイインコ、カンムリオウチュウ、ズグロコウライウグイス、セキショクヤケイ、タカサゴサンショウクイ、タカサゴダカ、ナベコウ、ヒイロサンショウクイ、モモアカヒメハヤブサ
5.確認した動物
  • 12種: 以下は、ベスト2種(数字標記)と他の10種
    インドサイ(7)、インドゾウ(5)、アカゲザル、インドイノシシ、インドシマリス、インドヌマジカ、キングコブラ、サンバー、スイギュウ、ボウシラングール、ビロードカワウソ、インドオオリス
6.参加者: 11名、ガイド(カワセミ会会員Miさん)1名
7.概要  
  • 1日目: 成田空港集合9時30分、デリーまで10時間超の飛行、ホテルには21時頃到着した。
  • 2日目: ホテル近くの幹線道路沿いの小さな公園で早朝探鳥約1時間、高木が多いが埃っぽい環境。インドコサイチョウ、ハイガシラヒタキ、ベニバト、ムネアカゴシキドリ、ムラサキタイヨウチョウなどを高木の枝やゴミの山周辺で観察した。インドクジャクは空港へ向かう車窓から見た。この公園では16種を観察した。
     デリー空港からアッサムのグワハティ空港へ移動。グワハティ空港に14時頃到着しバスでナメリ国立公園に向かう。途中の大きなゴミ捨て場でオオハゲコウ、アマサギやイエガラスが群がる異様な光景をバスの窓越しに観察する。ゴミ捨て場では至るところで火山のように煙が立ち炎も見える。女性や子ども達がゴミをあさり何かを探していた。その一角に絶滅危惧種のオオハゲコウが10数羽いた。大きな肉腫を首から垂らしあまり動かない。少し離れた電線にオウチュウもいた。20時頃ナメリ国立公園側のホテルに到着する。大型テント造りで、室内にシャワー、トイレ等がついている。就寝中フクロウの仲間の鳴き声がよく聞こえた。移動中に車窓などから13種観察した。
  •    
    3日目: カワセミ会では約20年前の裏磐梯探鳥会以来のテント泊、夜明け前から野鳥の鳴き声がよく聞こえるが、力不足で同定ができない。テント前での朝探は、定点観察で周りの高木の梢に入れ替わりに野鳥が来る。カバイロハッカ、シリアカヒヨドリ、ダルマインコにモリハッカ・・・時間が足りない。続いて渡し船で対岸のナメリ国立公園に渡り終日探鳥する。ナメリ国立公園は、原生林で高木と低木の入り交じったジャングルの中に広い観察路があり、側を大きな川が蛇行する環境である。バーダーは私たちの他に数人のヨーロッパの方がいたが先に行ったみたいで見当たらない。トラやヒョウがいるそうで、我がグループの前後に銃を持った公園管理の方が同行する。ここでは、インドブッポウソウ、クロジョウビタキ、ハイガシラヒタキ、ヒイロサンショウクイ、ヒゴロモ、ロクショウヒタキ、カワビタキ、カノコバトにトキハシゲリ・・・を見た。尾が太く長いインドリスもいた。午後からは、公園の側を流れる川でのラフティングを体験する。川の水量が多いため野鳥が少ないとのこと。川の流れを挟んでいるためか岸辺にいる野鳥は逃げなく見やすい。ヒメツバメチドリ、トキハシゲリ、ソリハシオオイシチドリ、ヒメヤマセミ等が対岸近くにいるのを観察した。アカツクシガモのペアが再三出現した。本日は88種確認した。
  •     
    4日目: 早朝探鳥の後、前日に飛ぶ後姿を見たというハジロモリガモを探すに森の沼に直行した。すでにヨーロッパのバーダー10人ほどが待機していたが本日は出ていないとのことなので、あきらめ引き返す。このカモは絶滅危惧種、世界でこの公園がよく見られるとのことでヨーロッパからこの鳥を目当てに来るとのこと。ホテルへの帰路にイシチドリ、コバシベニサンショウクイ、マミジロオオギビタキなどを見てホテルに引き返す。次の目的地カジランガ国立公園に向かう予定であったが、途中の街道沿いで暴動が起き通行止めとの情報があり数時間様子をみて出発することにし、ホテルの周りで探鳥した。インドコキンメフクロウ、オオスズメフクロウ、アカモズなどを見た。14時過ぎ次の訪問地カジランガ国立公園に向け出発、18時頃ホテル着、午後予定のジープサファリは5日目に変更した。ナメリ国立公園では1日半の探鳥で115種確認した。 
  •    
    5日目: 探鳥最後の日。本日はジープサファリ2回、象に乗っての探鳥1回、合間に紅茶畑での探鳥と忙しい日程。ホテルを早朝に出発し、朝もやの中をカジランガ国立公園の象乗場に向かう。象1頭に鉄砲を持った象使い?を含め4人ずつ乗る。象の背丈よりやや低い枯れた茶褐色のススキの仲間が密生する草地を、象使いの誘導でゆっくり進む。子象も付いてくる。やや草地の開けたところでサンバーやホックジカの群れにあう。慣れているのか逃げない。ススキの陰から象、スイギュウそしてサイが見える。タカの仲間もいるが同定できない。続いて場所を変えてジープサファリが2回。草原、高木の林の中、川・湖等の水辺ありの変化に富んだところを回る。アオショウビン、インドアカガシラサギ、インドガン、ウオクイワシ、バナナのような鼻と嘴のオオサイチョウ、とぼけた顔のスキハシコウ、クロヤギの背中で採餌するカバイロハッカ、ヒメヤマセミ、オオホンセイインコ等みた。また、日本でもお馴染みのアカアシシギ、オナガガモ、ツルシギ、タゲリ、ノビタキやカワセミなどもいた。カジランガ国立公園では翌日のバス移動中を含め99種観察した。
  •    
    6日目: 移動日。アッサムのグワハティ空港までバス移動約6時間、デリーまでの飛行機3時間、デリーのホテル到着20時過ぎ。
    7日目: インドの観光を入れてほしいとの要望でタジ・マハールとアグラ城を見学した。移動中にエジプトハゲワシ、シラコバト、ハイイロハッカなど15種の野鳥を見た。デリー空港発21時の飛行機に乗り成田空港に翌朝9時頃到着し解散した。  (担当 門口 一雄)
     
 月例探鳥会 北浅川(松枝橋〜陵北大橋) 2019年2月10日
1.日時: 2019年2月10日(日)8:00〜10:50
2.天気: 晴れ
3.コース: 松枝橋をスタートし北浅川の上流に向かって右岸を陵北大橋まで歩く。
4.観察した野鳥
  • 37種(キジ、カイツブリ、カワウ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、タシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、コジュケイ、ドバト、ベニマシコ)  ベスト:ベニマシコ、タヒバリ、カワセミ
5.参加者:8名
6.概要:感想等
  •  今回も前日から雨、雪で心配でした。当日は早朝の凍結などを心配したが、わずかの雪景色でした。途中からは暖かい陽ざしが出て探鳥会日和でした。タシギ、イカルチドリ、タヒバリ、カイツブリと水鳥が出現してくれました。又、ベニマシコ(メス)が松枝橋住宅裏付近でとつぜん現れ参加者全員で見ることができました。諏訪団地裏付近でオナガ20羽見られました。天使病院堰でタヒバリが見られました。 (担当 中村 后子)
  •  
 遠出探鳥会 都市公園シリーズB 千葉県・手賀の丘公園 2019年1月25日
1.日時 2019年1月25日(金) 9:45〜15:10
2.天気 晴れのち曇り
3.行程: 高尾駅発7:07→八王子7:15→西国分寺発7:37→新松戸発8:42→柏駅着8:50・8:59発→手賀の丘公園着9:36⇒管理センター「どんぐりの家」⇒ジャブジャブ池⇒桜の森⇒キャンプ場⇒染井入新田⇒手賀沼ふれあい緑道⇒手賀曙橋⇒フィッシングセンター(昼食・休憩)⇒水道橋⇒片山新田⇒手賀の丘公園「カワセミ池」⇒野鳥の森⇒「ドングリの家」着15:00⇒手賀農協前バス停発15:19→柏駅→新松戸・西国分寺・八王子→高尾駅着17:30
 
4.観察した鳥
  • 53種(外来種含)(キジ ヒドリガモ マガモ カルガモ コガモ ホシハジロ キンクロハジロ ミコアイサ カイツブリ カンムリカイツブリ ハジロカイツブリ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ コサギ クイナ バン オオバン タシギ ユリカモメ セグロカモメ クロハラアジサシ ミサゴ トビ ハイタカ オオタカ ノスリ カワセミ コゲラ チョウゲンボウ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ ヒヨドリ ウグイス メジロ シロハラ ツグミ ルリビタキ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ タヒバリ カワラヒワ ホオジロ カシラダカ アオジ オオジュリン 外来種:コブハクチョウ カワラバト(ドバト))  
  • ベスト: クロハラアジサシ オオジュリン チョウゲンボウ ユリカモメ タシギ ミコアイサ
5.参加者: 16名
6.概要、感想等    
  •  我孫子野鳥を守る会の船津副会長さんと桑森事務局長さんに、千葉県柏市の手賀の丘公園と手賀沼南岸をご案内いただいた。
     手賀の丘公園内は静かだった。トラツグミを探したが出会えなかった。キャンプ場ではコゲラが人工壁に止まっていた。田圃に出るとモズ、カシラダカ、タヒバリ等々が次々に出てきた。湖面には、遠くカンムリカイツブリ、ミコアイサがいた。ふれあい緑道からオオジュリンを見ていると突然、マガモの大きな群れが飛び立った。タシギも葦原からそっと出てきた。湖面を白い小型の鳥が飛ぶ。クロハラアジサシだ。次々にやって来る。お腹の黒い個体もいた。ユリカモメと並んで杭に止まったので、大きさを比べられた。
     昼食後すぐにチョウゲンボウが目の前にやってきた。遠くの湖面にはヒドリガモ等の水鳥が浮かんでいた。ノスリ、ミサゴ等のタカ類も見られた。遠くのカラスの大群は、もしやミヤマガラスか、と思ったが…。手賀の丘公園に戻る道では、キジ、そして最後の出会いはシロハラだった。バス停に向かうとルリビタキの声も聞こえた。
     手賀沼の自然や野鳥を愛し、守る活動をされている方々との交流も楽しかった。感謝。 (担当 加藤 岸男)
  
 遠出探鳥会 多摩川(羽村堰)と玉川上水散策探鳥会 2019年1月24日
1.日時: 2019年1月24日(木) 10:00〜14:15
2.天気: 晴れ
3.コース: 福生市の永田橋から玉川上水の遊歩道を羽村の取水堰まで行き、帰りは多摩川の左岸堤防を永田橋まで歩いた。
4.観察した鳥
  • 43種(ヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、コジュケイ、ドバト、ガビチョウ)  ベスト:ヨシガモ、アオバト
5.参加者: 17名
6.概要、感想等    
  •  17名の参加があったが、永田橋バス停以外の多摩川永田橋下の集まった人が7名いて、この7名とは往路では合流できず、羽村の堰でようやく合流できた。玉川上水の最上流でヨシガモの♂2、♀2に出合えた。後続班は玉川上水で水飲みに来ていたアオバト1羽に出合えた。多摩川の羽村堰の上流側でホオジロガモを探したが、キンクロハジロ、コガモ、カイツブリ、オオバンだけであった。 (担当 粕谷 和夫)     
  
 高尾山周辺探鳥会 相模原市・津久井城山 2019年1月17日
1.日時 2019年1月17日(木) 8:50〜14:25
2.天気 快晴
3.行程 高尾駅発7:30→八王子(横浜線)7:42→橋本着7:54→橋本駅南口発8:10→相模川自然の村着8:34・8:50発⇒小倉橋着9:55・10:10発⇒城山登山口10:30⇒城山山頂11:30・11:35発⇒パークC着12:00(昼食・休憩)・12:50発⇒津久井湖観光センター着14:25(鳥合せ)・14:47発→橋本駅着15:19・15:24発→八王子15:35着 

4.観察した鳥
  • 45種(マガモ カルガモ コガモ ホシハジロ キンクロハジロ カイツブリ カンムリカイツブリ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ オオバン ヒメアマツバメ ミサゴ トビ オオタカ カワセミ コゲラ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ミソサザイ トラツグミ シロハラ ツグミ ルリビタキ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ビンズイ カワラヒワ シメ ホオジロ アオジ  不明鳥:城山頂直下にいた。クマタカが一番近い種に思われるが、遠くて同定できず。 外来種:カワラバト(ドバト) ガビチョウ 
  • ベスト: トラツグミ ホシハジロ ビンズイ
5.参加者: 8名
6.概要、感想等    
  •  歩き始めると相模川の流れの中には数種のカモ、土手にはビンズイ。今季少なかったツグミとシメが飛び交う。ついでにミサゴも。城山登山口を入ると少し遠かったがトラツグミが採餌中。急な登山道を登るとミソサザイの声、続いて上空をオオタカ。津久井城山山頂には予定通り到着した。パークセンターで昼食。風もなく暖かい。
     県立津久井湖城山公園・根小屋地区を歩くが、鳥はいない。ルリビタキも鳴くが姿はみせない。ガビチョウもひっそりしていた。津久井湖側の道を下りながら城山山頂を見ると木々の中に白い点があった。双眼鏡は役に立たず。超望遠カメラの画像でも…。津久井湖の湖面にはカンムリカイツブリが浮かんでいた。  (担当 加藤 岸男)     
  
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