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2020年実施探鳥会一覧 
*クリックで各報告にリンクします。
 
12月
平日探鳥会 大晦日探鳥会(八王子絹の道) New!
平日探鳥会 日の出町野鳥の森他探鳥会
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑥ 相模川自然の村公園探鳥会
月例探鳥会 湯殿川、つどいの森、片倉城跡公園探鳥会
平日(高尾山周辺)探鳥会 市境を歩く 今熊山・刈寄山
11月
平日探鳥会 多摩川中流・桜ヶ丘公園紅葉狩り探鳥会New!
平日探鳥会 浅間尾根探鳥会
平日(高尾山周辺)探鳥会 大月市秀麗富嶽シリーズ③高川山
月例探鳥会 多摩川(中央線鉄橋~通称「ひょうたん池」)New!
10月
平日(高尾山周辺)探鳥会 八王子市の西端・最高標高点の醍醐丸と陣場山
9月
平日探鳥会 陣場山頂タカの渡り探鳥会New!
月例探鳥会 多摩川(石田大橋~中央線鉄橋)
平日(高尾山周辺)探鳥会 東高尾山稜・関東ふれあいの道
8月
月例探鳥会 陣場山探鳥会
平日(高尾山周辺)探鳥会 稲荷山・逆沢作業道・日影林道
7月
月例探鳥会  醍醐川(夕焼け小焼け~ににく沢出合)New!
平日(高尾山周辺)探鳥会 南高尾・中沢川と榎窪川
3月
平日探鳥会 秋川広徳寺小峰公園探鳥会
平日(高尾山周辺)探鳥会 小下沢林道~堂所山から景信山
2月
平日探鳥会 玉川上水、多摩川探鳥会
平日探鳥会 昭和記念公園探鳥会
平日(高尾山周辺)探鳥会 大野貯水池と旧甲州街道歩き
月例探鳥会 北浅川・松枝橋~陵北大橋
1月
平日(高尾山周辺)探鳥会 武蔵陵墓地と多摩森林科学園
平日探鳥会 秋川(荷田子から十里木)探鳥会
遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会番外編 奥多摩・三条の湯探鳥会 1泊2日
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑤ 葛飾・水元公園探鳥会
 
*新型コロナウィルス感染症対応のため、3/29~6/30に予定されていた探鳥会は中止となりました。
  

2020年実施探鳥会 実施報告
   
平日探鳥会 大晦日探鳥会(八王子絹の道)
1.日時:2020年12月31日(木)9:00~13:55
2.天気:晴れ
3.コース:JR片倉駅9:00発⇒慈眼寺⇒白山神社(釜貫谷戸)⇒大塚山公園(道了堂跡)⇒(史跡絹の道)⇒伝一里塚の榎⇒諏訪神社⇒八王子道道標(御殿橋)⇒永泉寺⇒小泉屋敷⇒小山内裏公園(13:55)
 
4.観察した鳥:
  • 26種(キジバト カワウ ヒメアマツバメ トビ コゲラ モズ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ エナガ メジロ ムクドリ シロハラ ツグミ ルリビタキ ジョウビタキ スズメ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ アオジ ドバト ガビチョウ)
  • ベスト:シロハラ ルリビタキ ジョウビタキ
5.参加者: 23名
6.概要・感想等:
  •  コロナ問題で今年の大晦日探鳥会は八王子市内で実施することになりました。選定したコースは史跡「絹の道」です。1858年の開国(日米修好通商条約 井伊直弼VSハリス)~横浜線開通(1908年=明治41年)までの50年間にわたり生糸輸出の大動脈となったルートです。午前中は風もなく穏やかな陽気でしたがずっと登り道でした。歴史の道に関する事項が多い日となりました。昼食場所の鑓水公園で10羽ぐらいのオナガが一羽、また一羽と横切って飛んで行ったのが印象的でした。 (担当 粕谷和夫、渡辺正樹)
 
平日探鳥会 日の出町野鳥の森他探鳥会
1.日時:2020年12月22日(火)9:55~14:45
2.天気:晴れ
3.コース: 日の出町の「文化の森」バス停から平井川左岸、宝光寺の鹿野大仏を拝み、長閑な里山的な雰囲気の旧道を歩き、日の出町野鳥の森の一部を周回した。
 
4.観察した鳥:
  • 26種(キジバト、ダイサギ、トビ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、カワガラス、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ、ガビチョウ)
    ベスト:カワガラス、アオジ、ツグミ
5.参加者: 8名           
6.概要・感想等:
  •  先ず平井川に出て本中橋からカワセミを下流側、上流側のそれぞれで観察できた。宝光寺の鹿野大仏は遠くから拝み、平井川の平井橋からはカワガラスが上流に向かって飛んでいるところが見られた。野鳥の森には谷の入会館の所から入り、入口の管理棟の南側の陽だまりで昼食をとり、メインコースを尾根まで登り、東平井橋までの尾根道を下った。奥多摩、丹沢、八王子、横浜方面の展望を楽しみながらの下りであった。赤い実を付けたマンリョウが特に多く、ヤブコージもあり、フユイチゴ、ミヤマフユイチゴの両種も観察できた。 (担当 粕谷 和夫)
 
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑥ 相模川自然の村公園探鳥会
1.日時:2020年12月15日(火)9:40~14:15
2.天気:快晴
3.行程: 高尾駅発8:10→八王子駅(横浜線)8:25発→橋本駅着8:38・9:00発(コミニュティーバス)→相模川自然の村バス停9:26着⇒相模川自然の村公園及び中州付近(観察・昼食・休憩) 相模川自然の村バス停発14:45→橋本駅着15:20
 
4.観察した鳥:
  • 38種:外来種含(カイツブリ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ イソシギ ミサゴ トビ ハイタカ オオタカ ノスリ カワセミ コゲラ アオゲラ チョウゲンボウ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ シロハラ ツグミ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ビンズイ タヒバリ カワラヒワ ホオジロ カシラダカ アオジ 外来種:カワラバト(ドバト))
    ベスト:チョウゲンボウ ビンズイ オオタカ
 
5.参加者: 13名           
6.概要・感想等:
  •  今年一番の冷え込み!との気象情報、皆さん着込んでの参加。でも、快晴の探鳥日和となった。トビ、ヒヨドリ、ハクセキレイ等の普通種を見ながら進むと、頭上にオオカタ!
     そして、ノスリ!ジョウビタキを見ているとミサゴ!猛禽類が次々登場。続いてハイタカが2羽!カワセミをじっくり見せてもらう。松林では目当てのビンズイも3羽。これもじっくり観察、そしてじっくり撮影!
     昼食後は中州へ。カワラバトが大群で飛び交う。そこにチョウゲンボウ!近くの電線にも止まってくれたチョウゲンボウ!本日のベストワン!予想外のタヒバリも。カモ類は災害復旧工事のための流路変更で全滅!でも予想外の猛禽デーとなった。(担当 加藤 岸男)
 
月例探鳥会 湯殿川、つどいの森、片倉城跡公園探鳥会
1.日時:2020年12月13日(日)8:00~10:05
2.天気:晴れ
3.コース: 片倉城跡公園から湯殿川に出て上流に向かい、殿田橋で折り返し、かたくり橋からつどいの森公園、片倉城跡公園まで一回
 
4.観察した鳥:
  • 33種(カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、クイナ、バン、イソシギ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、 ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、カシラダカ、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ)
    ベスト:クイナ、タヒバリ、カワセミ
 
5.参加者: 23名           
6.概要・感想等:
  •  湯殿川に出るとカルガモ2羽がいて、その近くにバンの幼鳥も出てきた。キセキレイ、カワセミが何回か、日に当たって輝く姿を見せてくれた。湯殿川の帰路、カタクリ橋の下流のツルヨシの葉陰で採餌中のクイナを観察できた。つどいの森公園から片倉城跡公園の間の畑にタヒバリの小集団(20羽-)が今年も来ていた。33種を観察できたが、サギの仲間やトビなどの常連種には出合うことがなかった。終了後は片倉城跡公園で12月恒例の巣箱の利用状況調査と清掃をした。(担当 粕谷 和夫)
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 市境を歩く 今熊山・刈寄山
1.日時:2020年12月8日(火)8:55~14:50
2.天気:晴れのち曇り
3.行程: 八王子駅北口発8:10→今熊山登山口バス停着8:54・8:55発⇒今熊神社遥拝殿⇒今熊山着10:10・10:30発⇒刈寄山着11:55(昼食・休憩)・12:25発⇒入山峠12:40⇒盆掘林道始点14:20⇒夕焼け小焼けバス停着14:50・15:31発→高尾駅北口着16:04
 
4.観察した鳥:
  • 24種(キジバト トビ コゲラ カケス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ キバシリ ミソサザイ ルリビタキ ジョウビタキ キセキレイ ハクセキレイ カワラヒワ ベニマシコ イカル ホオジロ アオジ  外来種:ガビチョウ)
    ベスト:ベニマシコ ジョウビタキ ルリビタキ
 
5.参加者: 8名           
6.概要・感想等:
  •  武蔵五日市行のバスはほぼ満席。今熊山登山口バス停で降りると、雲一つない晴天。遥拝殿で受付をして出発。すると右からは地鳴き、左奥からは囀りが聞こえた。ルリビタキだ。急登を登りきると、都心のビルや筑波山、上毛の山々が見えた。
     採石場の作業音を聞きながら刈寄山に向かう。少し遅れて歩いていた方が追い付いて一言、キバシリがいました! 陣場山のサシバの渡り調査で目印となる鉄塔を過ぎ、最後の50段程の木段を登りきると、刈寄山山頂だ。かすんだ富士山が見えた。入山峠からは盆掘林道を下る。2km程進んだところで、ヒタキ類の地鳴きがしたのでじっと待つ。リルビタキのメス、次いでジョウビタキのメス。更に、ベニマシコ!右に飛んだベニマシコを追うと、なんと15羽前後のベニマシコの群れに出会った。カラ類もいた。
     その後、夕焼け小焼けまでの道は、2万歩以上の歩行にもかかわらず軽やかだった。
     追記:一人キバシリを見た方は、ベストへ、キバシリを追加していた。(担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 多摩川中流・桜ヶ丘公園紅葉狩り探鳥会
1.日時:2020年11月28日(土)8:05~12:15
2.天気:快晴(風強い)
3.コース:聖蹟桜ヶ丘駅→多摩川一ノ宮公園→関戸橋→多摩川大栗川合流点→大栗川→大谷戸公園→桜ヶ丘公園→聖蹟記念館
 
4.観察種:
  • 36種(ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、セッカ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、ドバト、ガビチョウ)
    ベスト:ハヤブサ、コサギ、カワセミ
5.参加者:23名
6.概要と感想:
  •  多摩川の京王線鉄橋の護床工の直下では、最近多摩で少ないコサギの群れがダイサギと一緒に採餌しているのが観察できた。大栗川合流点では先客のカメラマンからベニマシコとホオアカがいるとの情報があったがどちらも観察できず。大栗川ではハヤブサが上空を飛び、皆でじっくり楽しんだ。なぜかカモ類の観察がホシハジロだけと少ない。 
     桜ヶ丘公園では目当てのキクイタダキは残念ながら見られなかったが、あちこちに色づいたイロハモミジがあり、紅葉を楽しんだ。コース沿いの何箇所かでナラ枯れが見られ、被害が進行しつつあるのを実感。ムラサキツバメ、ウラギンシジミなども観察。
     試行錯誤の初めてのコースだったが川と山の両方を盛り込んだ観察会は好評のうちに終了。
     終了後の帰路の大栗川では、10名でカルガモ、マガモ、コガモと交雑種のマルガモを観察。(担当 渡辺 仁)
 
平日探鳥会 浅間尾根探鳥会
1.日時:2020年11月18日(水)9:55~14:50
2.天気:晴れ
3.コース: 檜原街道人里バス停から人里峠、浅間嶺経由で払沢の滝入口バス停
4.観察した鳥:
  • 14種(コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ホオジロ、ガビチョウ)  ベスト:なし
 
5.参加者: 9名           
6.概要・感想等:
  •  好天に恵まれ、紅葉が始まった尾根歩きは快適であったが、野鳥は普通種にまばらに出合う程度で低調であった。人里の麓にはアワコガネギクが2ヵ所で満開になっていた。リンドウ、リュウノウギク、ヤクシソウ等秋の野草の花が楽しめた。(担当 粕谷 和夫)
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 大月市秀麗富嶽シリーズ③高川山
1.日時:2020年11月16日(月)9:50~14:45
2.天気:快晴
3.行程: 豊田駅発8:10→八王子駅発8:16→高尾駅発8:23→初狩駅着9:15・9:50出発⇒登山口⇒高川山着12:00(休憩・昼食)12:45発⇒禾生駅着14:45・15:06発⇒大月駅発15:25⇒高尾駅着16:04  ※列車が遅延したが、時刻表通りの時刻を表示している。
 
4.観察した鳥:
  • 23種(キジバト カワウ トビ オオタカ コゲラ モズ ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス メジロ ムクドリ ツグミ ルリビタキ ジョウビタキ スズメ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ ホオジロ ミヤマホオジロ) 
    ベスト: オオタカ ミヤマホオジロ ジョウビタキ
5.参加者: 9名           
6.概要・感想等:
 やっと実現したこのコース。でも…、やっぱり落とし穴が!人身事故による列車の遅延が発生し、初狩駅の出発が30分程遅れてしまった。しかし、快晴!そして暖かな日和となったジョウビタキ、モズ、カワラヒワ、ヤマガラ等々を見ながら車道を進む。登山口まで50分を要した。ここからは急登が続く。登山に集中。鳥もいなかったが…。
 山頂からの展望は素晴らしかった。富士山はもとより、南アルプスも、陣場山も…、360度の展望だ。昼食にたっぷり時間をとった。ここで、リニアセンターを割愛し、禾生駅に向かうことにした。登山道が終わり、車道に出て少し進むと廃屋があった。そこになんとミヤマホオジロがいた。メス。でも数名しか見ていない。すこし進むとスギの木の端にまた出現。桂川をのぞいていると上空にオオタカ!真上だ。下面の美しい模様を堪能した。禾生駅で鳥合せ。みんないい疲れを感じているようだった。(担当 加藤 岸男)
  
月例探鳥会 多摩川(中央線鉄橋~通称「ひょうたん池」)
1.日時:2020年11月8日(日)8:00~11:20
2.天候:晴れ
3.コース:多摩川(中央線鉄橋~通称ひょうたん池)月例探鳥会
4.観察した鳥:
  • 36種(カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、バン、イソシギ、トビ、カワセミ、ミサゴ、ハイタカ、オオタカ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、ドバト、ガビチョウ)
    ベスト:ハイタカ、モズ、ジョウビタキ
5.参加者:会員25名、体験2名
6.概要:
  •  暖かい秋の日、冬鳥を求めての月例探鳥会であった。スタート地点で中央線下流側の淀みのカンムリカイツブリを見、またカイツブリやモズ、セグロセキレイなどを観察し出発した。
     対岸の木に猛禽が止まっていたが、木に隠れてはっきりしなかったが、飛び立った姿でハイタカと判定した。アンテナに止まっているジョウビタキを見ているとき、近くをミサゴが南の方から多摩川に向かって飛んでくるのが見られた。さらにオオタカやハイタカなどはるか上空を飛ぶ猛禽を皆で観察した。しかし毎年この時期に見られたツグミやアオジは現れなかった。
     新旭橋でトイレ休憩の後、多摩川の右岸側の河原に降り通称トラック道路を歩いたが、鳥は少なく、一部の人がベニマシコやカシラダカの姿を今季初めて確認した。
     期待したひょうたん池は釣り人が入っていたため、コガモやオカヨシガモは見られなかったが、近くに止まっているカワセミをじっくり観察した。
     なぜか鳥の数は少なく、また遠くでじっくり観察できた鳥も少なく残念であったが、冬鳥とワシタカ類が楽しめた探鳥会であった。 (担当 福本 健)
  
平日(高尾山周辺)探鳥会 八王子市の西端・最高標高点の醍醐丸と陣場山
1.日時:2020年10月5日(月)8:30~14:00
2.天気:曇り
3.行程: 高尾駅北口発7:37→陣馬高原下バス停着8:17・8:30発⇒和田峠10:00⇒醍醐丸山頂着10:55⇒和田峠⇒陣場山着12:30 (サシバの渡り観察・昼食・休憩)  14:00解散(下山路は各自)
 
4.観察した鳥:
  • 15種(アオバト コゲラ アオゲラ カケス ハシブトガラス コガラ ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ キセキレイ ホオジロ) ベスト: なし ※参考 アサギマダラ
 
5.参加者: 7名           
6.概要・感想等:
  •  八王子市の最高標高点・醍醐丸を目指して6名で出発。登山者は少ない。和田峠までの車道は56曲がりもありなかなか手強かったが、カラ類、カケス、アオバト等の鳴き声に励まされながら登った。そこから醍醐丸までは比較的なだらかだったが、植林帯で面白みに欠けた。鳥もなし。山頂・867mは、陣場山より12mほど高いが、展望はなし。
     和田峠まで引き返し、直登コースと巻き道コースに分かれ陣場山頂へ。山頂では。既に醍醐丸登山を済ませてから陣場山に登った方が、タカの渡り調査をしてくださっていた。しかし、渡りはなし! 昼食を取りつつ観察を続けたが、渡りなし! ただ、高曇りで360度の展望は楽しめた。富士山も、三つ峠山も、大山も、大岳山も!
     下山は各自選択。陣馬高原下へは2名、相模湖駅へは4名、醍醐林道へ1名。(担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 陣場山頂タカの渡り探鳥会
1.日時:2020年9月29日(火)10:25~14:00
2.場所:陣場山頂上
3.天気: 曇、午前中は濃霧 日差しがなく寒い。風は主に北東の弱い風
4.観察結果:
  • ・渡りの野鳥 サシバ:なし、ハチクマ:1羽(12:30頃;北から南の方向へ飛ぶ)、トビ:5羽(12:20頃、旋回し南の方向へ飛ぶ。移動?)、アマツバメ:9羽、ツバメ:1羽
    ・確認した地付きの野鳥:オオタカ、ウグイス、ノスリ、トビ、メジロ、キジバト、ヒガラ、カケス
5.観察者: 5名
6.概要及び担当者の感想:
  •  午前中は濃霧で視界が悪く近くの林でウグイス、メジロの鳴き声が聞こえるが、他の野鳥の飛来はない。12時過ぎから霧が消えオオタカ1羽が北から東へ、続いてトビ5羽が群れて北の方から出現し旋回し南の方向に飛び去る。続けざまに地付き?のノスリ1羽が旋回、トビ、ツバメ、上空高くハチクマ、それぞれ1羽が北から南の方向に飛び本日のクライマックスとなった。13時頃にはアマツバメ2羽と7羽が続けて渡る。13時30分頃に地付きのノスリが東から西に飛ぶのを最後に動きは止まった。昼頃、地元の小学生数十人が遠足で上って来て賑やかであった。 (担当:門口 一雄)

月例探鳥会 多摩川(石田大橋~中央線鉄橋)
1.日時:2020年9月13日(日)8:40~11:10
2.天気:曇り
3.場所:多摩川右岸(石田大橋~中央線鉄橋)
4.観察した鳥:
  • 24種(カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、カワラバト(ドバト)、ガビチョウ) 
  • ベスト:コシアカツバメ、カワウ、カワセミ
5.参加者: 23名(会員22名、会員外1名)           
6.概要・感想等:
  •  新型コロナ、熱中症に関する注意事項を確認した後、石田大橋から探鳥をスタートした。参加者は24名と新型コロナによる中断後では最多の参加者であった。天気予報では午前中は晴れとのことだったが、実際には概ね曇りで、熱中症防止には好都合だった。
     すぐにモズの高鳴きが聞こえ、周囲を探すと近くの鉄塔にモズの姿があった。土手にはヒガンバナが咲き始めており、まだ残暑は厳しいもののようやく秋が来たことを感じさせた。中央高速道の陸橋を過ぎた対岸の水際では、珍しくトビが水浴びしている姿が見られた。トビも暑いのだろうか。上空ではカワウが編隊を組んで飛んでいく姿が何回も見られた。ダイサギの編隊も近くを飛び、白黒のコントラストが面白かった。コース中盤からは多くのコシアカツバメが現れ、今日のハイライトとなった。何度も近くを飛んでくれたので、腰の色合いをじっくり確認することができた。カモ類は終点近くでようやくカルガモを確認したが、コガモはまだ見られなかった。
     コース終点の中央線鉄橋近くで鳥合わせ。全体では24種とやや少なめであったが、ベストはコシアカツバメ(近くを何羽も飛んでくれた)、カワウ(編隊を組んで何回も飛んだ)、カワセミ(遠かったがじっくり見られた)となった。(担当者:佐藤 哲郎)
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 東高尾山稜・関東ふれあいの道
1.日時:2020年9月9日(水)8:00~13:50
2.天気:晴れ
3.行程: 高尾駅南口発8:00⇒金毘羅山⇒四辻⇒拓大分岐⇒草戸峠⇒松見平休憩所10:55着(昼食・休憩)・11:45発⇒三沢峠⇒高尾グリーンセンター⇒梅ノ木平⇒高尾山口駅着13:50頃
 
4.観察した鳥:
  • 15種(キジバト カワウ トビ コゲラ アオゲラ ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ エナガ メジロ スズメ キセキレイ コジュケイ ガビチョウ) ベスト: エナガ コジュケイ
5.参加者: 4名           
6.概要・感想等:
  •  予想最高気温は34℃。樹陰コースではあったが暑かった。
     健脚4名は、高尾駅南口を出てすぐに金毘羅山への参道に取りついた。急登だ。メジロがよく鳴く。コルから四辻まではコブが連続し、アップダウンを繰り返す。体力を使う。途中展望のよい場所から、スカイツリーも見えた。トビも遠くを飛んでいた。四辻からもアップダウンはあるものの、先ほどより楽に感じる。アオゲラが鳴く。
     草戸山・松見平休憩所には予定よりもかなり早い到着となった。ここで昼食。メジロが近くで鳴く。城山湖とエナガを見ながら榎窪山へ。かなりきつい登りが3ケ所あった。湖畔の枝にカワウがいた。三沢峠からは秋の野草を観察しながら下った。コジュケイが大きな声で鳴いた。国道沿いを高尾山口駅に向かって歩いていると、キセキレイが鳴きながら飛んだ。599の芝生にスズメがいた。
     11kmあまりのコース、暑さの中でよく歩いたな、と思った。(担当 加藤 岸男)
  •  
月例探鳥会 陣馬山探鳥会
1.日時:2020年8月9日(日)8:15~13:30
2.天気:晴れ
3.コース: 陣馬高原下バス停から和田峠経由で陣馬山までの往復
4.観察した鳥:
  • 18種(キジバト、アオバト、ホトトギス、アマツバメ、トビ、クマタカ、コゲラ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、イカル、ガビチョウ) ベスト:クマタカ、アオゲラ、コガラ
5.参加者: 7名           
6.概要・感想等:
  •  歩き出して直ぐ、サルの小群に出合った。民家の柿の未熟な実をもいで食べだした。途中杉林にキバシリがいないか、注視しながら歩いたが出合うことが無かった。山頂にはコオニユリ、チダケサシ、ツリガネニンジン、ヒメヤブラン、ユウスゲなどが咲いていた。山頂の茶屋で昼飯を食べているとクマタカが飛んできて東の方へ飛んで行った。その後でアオバトも2羽が西北の方向へ飛んで行った。(担当 粕谷 和夫)
  •  
平日(高尾山周辺)探鳥会 稲荷山・逆沢作業道・日影林道
1.日時:2020年8月3日(月)6:40~9:30
2.天気:曇り
3.行程: 高尾山口駅発6:40⇒稲荷山着7:40⇒4差路⇒6差路着8:30⇒日影林道⇒キャンプ場9:10⇒日影バス停着9:25・9:43発→高尾駅着10:00
 
4.観察した鳥:
  • 22種(キジバト アオバト ホトトギス ヒメアマツバメ コゲラ アオゲラ ハシボソガラス ハシブトガラス ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ  イワツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ カワガラス クロツグミ イカル コジュケイ ガビチョウ 不明種(ワシタカSP)
  • ベスト: カワガラス イカル
5.参加者: 6名           
6.概要・感想等:
  •  高尾山口駅前の気温は、22℃。暑さ対策のために早朝開始とした意味が…。6時30分、なんと6名が集合した。 出発してすぐ、案内川の橋上で観察していると川上からすごい速さで黒い塊が飛んできた。カワガラスだった!期待していた通りの展開。幸先がいい。
     清滝広場の上空を猛禽が飛ぶ。トビじゃない、ノスリでもない、ハチクマでもない…。羽がボロボロで、よたよた旋回しているが…。サシバに近いが…、同定できなかった。
     稲荷山コースに入る。急登をゆっくり登る。クロツグミが鳴く。キジバトも鳴く。稲荷山を過ぎた頃、クロツグミの声に交じってイカルのような声が聞こえたが、典型的なイカルの声ではない。 みんなで悩む。しばらくして、舌打ちのような声がした。イカルと同定!
     4差路で5号路に入り6差路へ。すぐに逆沢作業路に入る。草刈りをしたばかりのようだ。鳥はいない。日影林道に出てさらに下る。昨年の台風のすさまじい爪痕が残る箇所もところどころにあった。 鳥はいない。ダイコンソウがひっそり咲いていた。キャンプ場でトイレ休憩。予定より2時間早い。健脚の6名だ。日影の駐車場に着くとコジュケイの大きな声がした。 日影バス停で鳥合せをして、2時間早いバスに乗った。
     どなたかが、朝飯前の探鳥会だったね、と言った。(担当 加藤 岸男)
月例探鳥会 醍醐川(夕焼け小焼け~ににく沢出合)
1.日時:2020年7月12日(日)8:55~11:10
2.天候:曇/晴
3.場所:夕焼け小焼け~ににく沢出合
4.観察した鳥:
  • 21種(キジバト、アオサギ、ホトトギス、コゲラ、サンコウチョウ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、イカル、ホオジロ)
    ベスト:キセキレイ、ホオジロ、クロツグミ
5.参加者: 13名
6.概 要:
  •  新型コロナウイルスで長期間にわたって探鳥会が開催できなかったが、様々な制限付きではあるものの、7月から探鳥会が開催できるようになった。今日の探鳥会は再開後2回目である。
     天候が少し心配だったが、集合時刻の8時50分には13名が集まった。皆、再開が待ち遠しかったようだ。開催前に新型コロナウイルスに関する注意事項を再確認し、夕やけ小やけふれあいの里駐車場をスタートした。
     醍醐川沿いに入ると早速キセキレイの声が聞こえた。姿も電線の上など数カ所で見られた。黄色いお腹が美しい。川からはカジカガエルの声も聞こえてくる。以前にコサメビタキが営巣していたポイント周辺をチェックするが、姿は見られなかった。遠くからクロツグミの声が聞こえた。加藤さんが目ざとく遠くのモミの木に止まっているクロツグミを発見。コロナ対応で望遠鏡の共用を禁止したため誰も望遠鏡は持ってきていない。皆で双眼鏡を向ける。さらに先へと歩を進めると水場の先で右手からサンコウチョウの声。さえずりが1回と地鳴きである。姿は見られなかったがとりあえず1種増えた。
     龍蔵神社で小休止をとる。しっとりと濡れていい雰囲気だ。近くでキビタキが大きな声で鳴き続けていた。皆で探したがとうとう姿は見られなかった。残念。
     終点のににく沢出合近くで「ご苦労さん」とでも言うようにミソサザイが鳴いてくれた。オオルリも大きな声でさえずってくれた。鳥合わせでは21種。ベストはキセキレイ(多く見られ濃い黄色がきれい)、ホオジロ(数カ所でさえずり)、クロツグミ(声だけでなく姿も見られた)とした。 (担当 佐藤 哲郎)
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 南高尾・中沢川と榎窪川
1.日時:2020年7月10日(金)7:45~12:05
2.天気:曇り
3.行程: 高尾山口駅発7:45⇒梅の木平⇒うかい鳥山⇒中沢峠9:25⇒西山峠⇒三沢峠10:35⇒うかい竹亭11:30⇒高尾山口駅着12:05
 
4.観察した鳥:
  • 30種 (カルガモ キジバト ホトトギス カワセミ コゲラ アオゲラ サンショウクイ サンコウチョウ カケス ハシボソガラス  ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ エナガ メジロ カワガラス クツログミ キビタキ オオルリ スズメ キセキレイ ハクセキレイ イカル ホオジロ ガビチョウ  参考種:アオバト(確認者が一人だったため))
  • ベスト:クロツグミ キビタキ カワガラス
5.参加者: 4名 
6.概要・感想等:
  •  カワセミ会、再開探鳥会の第1弾! 気を揉ませる天候だったが、実施して正解だった。今回は、このコースの夏鳥調査をされている浜野ご夫妻に案内していただいた。 高尾山口駅付近で、ツバメ・イワツバメ等、7種類を確認。国道20号線を大垂水峠方面に向い、山下で左折し中沢川沿いに進むと、うかい鳥山があった。トイレを拝借。 さらに進むとホオジロ等の小鳥、遠い稜線上の木にクロツグミ、植林地にはサンコウチョウがいた。ヤブサメの声を聞きながら中沢峠に着いた。
     中沢峠と三沢峠の間はとにかくキビタキが多かった。但し、姿は見えず。ホトトギスも遠く近く鳴く。三沢峠を下るとサンコウチョウの声が近くでしたので探したが姿は見えず。 榎窪川沿いの林道を下ると、なんとカワセミがいた。竹亭を過ぎ、高尾山インター付近でカワガラスを発見。カメラを持参しなかったことを後悔しつつじっくり観察した。 案内橋に差し掛かるとサンショウクイの声がした。頭上を鳴きながら飛んで行った。そして最後にスズメ!これで30種!再開探鳥会としては幸先が良かったかな?(担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 秋川広徳寺小峰公園探鳥会
1.日時:2020年3月25日(水)9:40~13:55
2.天気:晴れ
3.コース: 秋川の秋川橋から小和田橋経由で広徳に行き、昼食後小峰公園まで歩いた。
 
4.観察した鳥:
  • 28種 (オシドリ、マガモ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ウソ、ガビチョウ) ベスト:オシドリ、アオサギのコロニー、カワセミのホバリング
5.参加者: 15名           
6.概要・感想等:
  •  秋川橋の下の広い河原の水辺ではカワセミがホバリングを何時もより長めに披露してくれた。小和田橋からはオシドリ4羽が観察できた。広徳寺の桜が満開となっていた。小峰公園ではカタクリが咲いていたが、セリバオウレンは既に最盛期を過ぎていた。バス停近くのコスミレが小群落をなして大きな花をひらいていた。
     秋川左岸のアオサギのコロニーは昨年までの場所でなく、もう少し上流側に移動していた。アオサギは30羽くらい集まっていた。(担当 粕谷 和夫)
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 小下沢林道~堂所山から景信山
1.日時:2020年3月18日(水)8:40~14:55
2.天気:快晴
3.行程: 高尾駅8:12(路線バス)→大下バス停着8:25⇒小下沢梅林8:40発⇒旧キャンプ場跡9:25⇒関場峠11:10⇒堂所山着11:45(休憩・昼) 堂所山発12:25⇒景信山着13:15・13:45発⇒小仏バス停着14:55・15:10発⇒高尾駅着15:31
 
4.観察した鳥:
  • 21種 (トビ コゲラ アカゲラ アオゲラ ハシボソガラス ハシブトガラス コガラ ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ミソサザイ ジョウビタキ イソヒヨドリ キセキレイ カワラヒワ ホオジロ アオジ) ベスト:ミソサザイ
5.参加者: 10名           
6.概要・感想等:
  •  マスク姿の10名。大下バス停から歩き出す。中央道の橋桁にイソヒヨドリを見つけた。小下沢梅林からの林道はまだ台風19号の被害がそのままだったが、特に歩きづらいことはなかった。カラ類を見ながらキャンプ場跡を過ぎると、ミソサザイの軽やかなさえずりが聞こえた。その先では姿もじっくり観察した。林道は、送電線辺りの被害が一番すごく、川原を少し歩かなければならなかった。
     関場峠からは小さなコブに奮闘!堂所山にようやく到着し、昼食にした。キツツキの声がしたが同定しかねていると、ここの夏鳥調査を担当している方が、ここはアカゲラポイントだ、同定してくれた。高尾陣場縦走路のまき道を主に歩き、景信山へ。最後のきつい登りの途中でコガラを見つけた。少し霞はあったが、関東一円の展望を楽しんだ、
     小仏峠がバス停への道は復旧したばかり。被害の大きさを実感した。27,000歩!(担当 加藤 岸男)
 
平日探鳥会 玉川上水、多摩川探鳥会
1.日時:2020年2月26日(水)10:15~13:30
2.天気:曇り
3.コース: 多摩川の永田橋(福生市)付近のバス停から玉川上水の右岸遊歩道を羽村の取水堰まで歩いた。帰路は草花丘陵のハイキングコースを歩く予定であったが、朝までの降雨で道が滑りやすいと判断し、このコースを歩くことは中止し、多摩川左岸堤防を永田橋まで歩いた。
 
4.観察した鳥:
  • 26種 (マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、イソシギ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュケイ) ベスト:ミコアイサ、ホシハジロ
5.参加者: 2名           
6.概要・感想等:
  •  朝まで雨が降っていたが、天気予報では雨が止むとのことで出かけた。しかし、朝雨が降っていたので、参加者は2名だけであった。
     鳥が少なくエナガ、シジュウカラの群れに一度出合っただけで、最後のキンクロハジロとホシハジロの遊泳で玉川上水探鳥の〆となった。多摩川の取水堰ではコガモ約20羽の群れが採餌し、上流側の奥でマガモ、カイツブリが認められた。帰路は多摩川左岸堤防を永田橋までの途中、ミコアイサのメス型2羽に出合った。(担当 粕谷 和夫)
 
平日探鳥会 昭和記念公園探鳥会
1.日時:2020年2月14日(金)9:30~11:40
2.天気:曇り
3.場所:昭和記念公園
4.観察した鳥:
  • 33種 (オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ウソ、シメ、アオジ、ベニヒワ、コイカル 番外;アトリ) ベスト:ベニヒワ、コイカル、ウソ
5.参加者: 31名           
6.概要・感想等:
  •  今年も当公園の野鳥に詳しい馬場隆進さんに案内していただいた。公園入口の水鳥の池では目の前をオオタカが飛んだ。幸先がいい。水面に浮かぶオカヨシガモ、ヒドリガモ、コガモ、カルガモの4種を確認したが例年よりカモの仲間は種数羽数とも少なく感じた。水鳥の池東側に進む。数人のバーダーがカメラを向けている。カエデの込み入った枝の中にコイカルがいた。数日前から確認されていたとのこと。双眼鏡やカメラを向けても逃げない。太くてオレンジ色のクチバシ、頭・首から喉にかけ黒い首巻をまとったような色合いなどよく観察できた。「コイカルを見たのは10年以上前」と言う方が多く、珍鳥との出会いを喜んだ。先に進む。トンボ池の手前、ここでもカメラマン数人がレンズを向けていた。邪魔するようで気が引けるが失礼して割り込む。人工の渓流沿いの藪にウソ♂♀がいた。藪の中で危険を感じないのか逃げない。普通では考えられない至近距離での観察に大満足した。続いてこどもの森木工坊近くに案内していただく。馬場さんの指示で50m程の距離までゆっくり進む。太いケヤキの根本でエサをついばむ頭の赤い小鳥が双眼鏡に入った。「ベニヒワ」との声が聞こえる。さらに距離を詰めるが、夢中で地面のエサをついばんでいて逃げない。額の紅がかわいい。この鳥を見るのも10数年ぶりである。コイカル、ウソそしてベニヒワが久々に見られ感激した。馬場さん、素敵な鳥を見せて頂きありがとうございました。
     なお、番外のアトリは帰りにコイカルのいた辺りの木に1羽で止まっているのを数人で観察した。(担当:門口 一雄)
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 大野貯水池と旧甲州街道歩き
1.日時:2020年2月12日(水)8:55~14:10
2.天気:晴れ
3.行程: JR豊田駅8:10発→八王子8:16→高尾8:23→四方津駅8:44着 四方津駅8:55出発⇒大野貯水池着9:50(観察)・10:30発⇒犬目宿着11:40⇒恋窪着12:20(昼食)12:50発⇒山谷⇒中野⇒鳥沢宿(駅)着14:10・14:24→高尾着14:52
 
4.観察した鳥:
  • 39種(キジ マガモ ハシビロガモ コガモ ホシハジロ キンクロハジロ カイツブリ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ オオバン トビ ハイタカ ノスリ コゲラ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ヒレンジャク ムクドリ シロハラ ツグミ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ シメ ホオジロ カシラダカ アオジ 外来種:ガビチョウ 参考:ルリビタキ) ベスト:ヒレンジャク キンクロハジロ ハイタカ
5.参加者: 15名           
6.概要・感想等:
  •  四方津駅から大野貯水池までは交通量が多いのに、鳥の姿はまばらだった。貯水池には色々なカモが一応いたが、個体数は少ない。散歩中の地元の方も、今年は少ない!と話していた。近くのキンクロハジロ、遠くのホシハジロ。コガモらしい餌を捕食して食べているトビ。抱卵中?とも思えるアオサギ。ヤマセミはいない。貯水池から犬目宿までは上り坂。それもかなりの急坂だ。ツグミ、アオジ、カシラダカ等を見ながら登った。
     犬目宿からは旅籠跡、本陣跡、富嶽三十六景・犬目峠の富士山、一里塚等々を見ながら歩き、恋窪で昼食。すると、あの群れ何?の声がした。二つの小さなヤドリギに10羽ほどの鳥がいた。ヒレンジャクだ!でも、じっくり観察する間もなく飛び去った。少し、がっかりしたが、でも、それはヒレンジャク!あの登りの疲れも忘れ、皆大満足だった。
     わずかに残った石畳の上を歩き、山谷地区に行くと、杉の葉で作ったくまモンが路傍に飾ってあった。次を製作中。数羽のガビチョウ、遠くの上空のハイタカ、沢筋のシロハラ等を観察しながら鳥沢宿(駅)に到着。2万歩近く歩いていた。(担当 加藤 岸男)
  •  
月例探鳥会 北浅川・松枝橋~陵北大橋
1.日時:2020年2月9日(日)8:05~10:55
2.天気:晴れ
3.コース: 松枝橋をスタートして北浅川の上流に向かって右岸を陵北大橋まで歩く。
4.観察した鳥:
  • 38種(キジ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、イソシギ、クサシギ、トビ、ハイタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ドバト、カオグロガビチョウ、ベニマシコ) 
  • 本日のベスト: ゴイサギ、ハイタカ、キジ、クサシギ
5.参加者: 15名           
6.概要・感想等:
  •  朝は風があり寒かったがだんだん暖かくなり探鳥会日和でした。前日にカウントしたカオグロガビチョウはみられなかったが(古山隆さん、岩崎和代さん)が声を聞きました。
     松枝住宅手前の雑木林でコゲラのドラミングが聞こえてきたので探したが、みつからなかったので場所を変えたら見つかった。全員でしばらく観察した。
     ゴイサギが松枝住宅の裏の笹薮の笹の上にいた。(日向ぼっこでもしていたのか動かなかった)、ハイタカ(♂)を諏訪団地うらの河川敷きの上空から下流方向に飛んで行くのを全員で見た。キジが松枝住宅グランドの花壇の中にいてしばらくして対岸に飛んで行くのを見た。天使病院堰でセキレイ4種見られた。以上報告します。(担当 中村 后子) 
 
平日(高尾山周辺)探鳥会 武蔵陵墓地と多摩森林科学園
1.日時:2020年1月29日(水)9:00~13:50
2.天気:晴れ
3.行程: 高尾駅北口発9:00→陵南公園←武蔵陵墓地10:30→多摩森林科学園着12:00(探鳥・昼食)・13:30発→千川市民センター⇒高尾駅北口14:00(解散)
 
4.観察した野鳥:
  • 33種(マガモ カルガモ キジバト カワウ ヒメアマツバメ トビ オオタカ カワセミ コゲラ ハヤブサ モズ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ トラツグミ シロハラ ツグミ ジョウビタキ イソヒヨドリ スズメ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ シメ アオジ カワラバト (参考: キクイタダキ ソウシチョウ)) 
  • ベスト: トラツグミ イソヒヨドリ シロハラ
5.参加者: 24名
6.概要・感想等
  •  天気予報が大外れ!好天の中での探鳥会となった。
     昨夜の大雨で南浅川は水量が多く濁っていた。モズやジョウビタキを見ながら進むと高尾街道の橋桁にイソヒヨドリのオスがいた。陵南公園で川上さんと合流。ここには昨年に引き続きトラツグミがいた。少し白っぽく見えた。武蔵陵墓地手前の植込にも昨年同様にトラツグミ。そしてシメ。池にはカワセミもいた。駐車場で待機されていた川上さんが、キクイタダキとソウシチョウを確認。多摩森林科学園で昼食。残念ながら台風19号の被害で、森の管理室より先には入れず。第1・2樹木園のみ回る。後尾の方々がハヤブサとヒメアマツバメを確認した。ここで、一応、鳥合せをした。その後カワガラスを探しに南浅川に行ったが濁流で見つからず。しかし、上空をオオタカが舞った。
     高尾駅南口での高尾山周辺探鳥会安全祈願会には8名も参加!勿論、楽しい会となった。(担当 加藤 岸男)
  
平日探鳥会 秋川(荷田子から十里木)探鳥会
1.日時:2020年1月22日(水)10:20~13:20
2.天候:曇り後晴れ
3.コース: あきる野市の秋川渓谷を歩いた。荷田子でバスを降りて檜原街道の歩道を西大平橋まで歩き、左岸に出て瀬音の湯まで旧道をゆっくり下った。
 
4.観察した野鳥:
  • 14種(キジバト、ダイサギ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、アオジ、ガビチョウ) ベスト: エナガ、ダイサギ
5.参加者: 7名
6.概要・感想等
  •  西大平橋の袂でエナガ約20羽、シジュウカラ、メジロの混群に出会った。エナガはケヤキの幹に数羽が張り付くように止まって何かを啄んでいた。 秋川の清流に鳥を期待したがダイサギだけで、キセキレイもセグロセキレイもカワセミもヤマセミもカワガラスにも出会うことがなかった。 斜面畑、民家が並ぶ旧道はロウバイの花が次から次へと咲いていて心地よい散策であったが、鳥はモズ、ジョウビタキ、ホオジロ等の常連に会うだけであった。(担当 粕谷 和夫) 
 
遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会番外編 奥多摩・三条の湯探鳥会
1.日時:2020年1月21日(火)~1月22日(水)(1泊2日) 
2.天気:2日とも晴れ
3.行程: 
 第1日(1/21 火) 集合:JR青梅線奥多摩駅改札口 9:25 高尾駅発7:48→八王子駅発7:56発→拝島駅発8:24(立川駅発8:11)→青梅駅(乗換)発8:44→奥多摩駅着9:22・9:30発(路線バス)→鴨沢西バス停着10:09・10:20発⇒塩沢橋12:30⇒林道終点14:00頃⇒三条の湯着14:40頃 (途中、塩沢橋手前で昼食)
 第2日(1/22 水) 宿発8:10⇒林道8:45⇒塩沢橋11:00⇒お祭バス停着12:45頃・13:48発(路線バス)→奥多摩駅14:29(解散)・14:42発→青梅駅(乗換)15:17→立川駅15:56→高尾駅着16:14
 
4.観察した野鳥:
  • 24種(カワウ ヤマセミ コゲラ オオアカゲラ アカゲラ カケス ハシブトガラス コガラ ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ エナガ メジロ キバシリ ミソサザイ カワガラス ツグミ ルリビタキ ジョウビタキ ベニマシコ ホオジロ カシラダカ アオジ)
  • ベスト:オオアカゲラ コガラ キバシリ  番外: ニホンカモシカ
5.参加者: 7名
6.概要・感想等
  •  快晴。鴨沢西バス停から歩き始めるとすぐにベニマシコが雌雄で出現。幸先がいい。お祭からの林道には日陰に少しだけ雪が残っていた。道標には「三条の湯まで1km、3時間」とあった。鳥は…、いない。時々カラ類の声がする程度。陽だまりで昼食。道が右岸に移ると雪はくるぶし位になった。ケラ類の声?しかし声は沢筋からしている。ヤマセミ!という声。上流に飛び去った。林道終点からは狭い登山道になった。慎重に歩く。予定より少し早く三条の湯に到着した。さっそく女性が入浴。次に男性。4名がやっと入れるほどの浴槽。つるつるのお湯がありがたい。夕食後の語り合い、そしてギター伴奏での懐かしい曲の合唱。半世紀前にもどったひと時だった。小屋番の方がオーストラリア・アボリジニの民族楽器「ディジュリドゥ」を演奏してくださった。なんとも郷愁を呼ぶ音色に皆聴き入った。
     2日目は8時すぎに出発。簡易水力発電の施設を見て、登山道に入る。右側は深い谷だ。軽アイゼンを付け、ゆっくり歩く。するとニホンカモシカが目に前を横切り私達をじっと見つめていた。林道に出て一安心。ヤマセミとの再会を期待しながら歩く。クマタカの出現を期待して空を見上げる。しかし…。あっ!アカゲラ!との声で探すと、それはオオアカゲラだった。アカゲラも…。林道も終わりに近づいた時、杉林でキバシリを見つけた。
     お祭バス停に戻り路線バスを待つ。快い疲れ。今回は山のベテラン・玉木さんに大変お世話になった。(担当 加藤 岸男)
 
遠出探鳥会 都市公園シリーズ⑤ 葛飾・水元公園探鳥会
1.期日:2020年1月19日(日)9:35~13:50
2.天気:快晴
3.行程: 高尾駅発7:11→八王子7:17→西国分寺7:46→新松戸8:50→金町駅着9:00・9:20発(東武バス)→桜土手バス停9:25着⇒水元公園ゴンパチ池・水元大橋・小合溜・バードサンクチュアリ・かわせみの里(観察・昼食・休憩)⇒大場川バス停発14:18(京成バス)→金町駅着14:35 金町駅(千代田)→西日暮里(山手)→新宿(京王)→八王子・高尾
 
4.観察した鳥
  • 45種:外来種含(ヒドリガモ マガモ カルガモ ハシビロガモ コガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ カイツブリ カンムリカイツブリ ハジロカイツブリ キジバト カワウ アオサギ ダイサギ コサギ クイナ バン オオバン ユリカモメ オオタカ カワセミ コゲラ アカゲラ モズ ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ アカハラ ツグミ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ シメ アオジ オオジュリン カワラバト(ドバト))   ベスト: クイナ カワセミ オオタカ シジュウカラ オオジュリン
5.参加者: 22名
6.概要、感想等
  •  桜土手バス停で下車してごんぱち池へ。ここのスター・ヒドリガモ等十数種類の野鳥が出迎えてくれた。風のない穏やかな探鳥会となった。オオバンも地上でのんびり採餌している。シジュウカラの群れも、スズメも、カワセミも、本当に近い。これが水元公園の日常なのだろう。クイナも葦の隙間から顔を出した。水面にはカンムリカイツブリ。ユリカモメも飛んでいる。涼亭の先のベンチで、ホシハジロとキンクロハジロを見ながらの昼食。
     ガマ田ではアカハラとオオジュリンを見つけた。残念ながらマヒワは見られず。バードサンクチュアリゾーンに入ると、オオタカの若とカラスのバトルを驚きながら観察。アカゲラもいた。かわせみの里では、多くのカメラマンがカワセミを狙っていた。ここで鳥合せをして解散。大場川バス停から予定通りのバスで帰路についた。
     目標の50種には届かなかったのが悔やまれる。(担当 加藤 岸男)
 
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