HOME >八王子・日野カワセミ会とは | 八王子・日野 野鳥ガイド | 野鳥観察会支援 | 公開探鳥会報告 | 入会案内 | 問い合わせメール
カワセミ会では2024年もツバメのねぐらの観察を継続的に実施することとし、5月17日より調査を開始しました。
観察結果
集団ねぐら入りライブ配信(2024年撮影) New!
ねぐら入り動画(2022年撮影)
観測地Map
・過去の観察結果
 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
・関連リンク
 ツバメ観察全国ネットワーク
 八王子・日野 野鳥ガイド「ツバメ」

観察結果
調査日 天候
日没
ねぐら入り
羽数(推定)
ねぐら入り
した場所
ねぐら入り
終了時刻
観察場所
(観察者)
状況
5月17日
18:42
0 - - ひょうたん池(福本健) ひょうたん池周辺で飛来確認できず通過のみ。
5月18日
18:43
0 - - 釣堀池手前、ひょうたん池(福本健、下野彰夫) 釣堀池周辺及びひょうたん池周辺でツバメの飛来確認できず通過のみ。
 5月27日  曇
18:49
 80羽以上 右岸ヨシ原⑧  19:00 トラック道路B地点(福本健) 18:50 パラパラと飛来。
18:55 上流より50羽程度飛来。
19:00 ひょうたん池上空に10羽程度2回上がりおそらく右岸ヨシ原にねぐら入り。
6月1日  曇
18:53
 80羽以上 右岸ヨシ原⑧  18:55 トラック道路B地点(下野彰夫)
18:10 釣堀池北側に26羽飛翔。
18:40 右岸ヨシ原上空高くに83羽集結しひょうたん池方向に行く。
18:45 内60羽程度が右岸ヨシ原に戻って入る
18:55 小雨が混じり右岸ヨシ原上空に50羽以上舞上った後に全てねぐら入り。
6月5日
18:55
約1000羽 右岸ヨシ原⑧ 19:12 右岸G点(福本健) 18:43 釣り堀池西側上空50羽
18:45 釣り堀池西側上空100羽
18:00 約1000羽の群れが飛び回り、やがてねぐら入りし見えなくなる。
6月8日
18:57
800羽
程度
右岸ヨシ原⑧ 19:17 B地点より釣堀池手前(福本健、下野彰夫) 18:30 左岸中央線寄りマンション付近120羽前後。
18:58 右岸ヨシ原上空に500羽、左岸マンション上空300羽程度上がる。
19:17 やや低空を300羽程度飛び回り全て右岸ヨシ原に入る。
6月15日
19:00
900羽弱
右岸ヨシ原⑧ 19:17  トラック道路B地点とF地点(下野彰夫) 18:30 残土置き場6羽、マンション付近10羽、竹林上空57羽。
18:50 竹林上空約380羽、右往左往するためBとFを往復して様子を見た。
19:05 トラック道路高空に900羽弱数えるが、③に入りそうになったり定まらない。
19:17 夜半雨のためかあまり増えず、結局前回と同じ右岸ヨシ原⑧に入る。
6月22日
19:02 
2000羽以上
釣り堀池下流⑦または⑤ 19:19  トラック道路B地点(下野彰夫) 19:00 夜半雨予報のためか竹林上空120羽程度と集まりが悪い。
19:03 釣り堀池下流上空に750羽程度、西から50羽程度流入する。
19:12 釣り堀池高空に1800羽程度数えるが、一部が竹林上空を往復する。
1919 釣り堀池下流上空に2000羽以上、雨のためかねぐらを変え多分⑦に入る。
6月29日  晴
19:02
4000羽以上
 
釣り堀池下流⑦または⑤ 19:28  トラック道路B地点(福本健、下野彰夫) 18:56 釣り堀池下流上空に180羽程度であるが背景に雲があり見にくい。
19:13 釣り堀池下流上空に750羽程度、西から250羽程度流入する。
19:24 釣り堀池高空に3500羽程度、さらに西から800羽以上流入する。
19:28 釣り堀池下流にねぐら入り終了する。
7月4日 快晴
19:01
 
約10000羽 釣り堀池下流⑦または⑤付近 19:27 右岸土手G地点(福本健) 快晴・1万羽近くのツバメが集まって群れで飛び回るのを今年初めて確認した。
土手からの観察で、⑤付近の上空を暗くなるまで群れで飛んでいたが、遠くて暗いため、ねぐら入り場所ははっきりしなかった。これからさらに増えることを期待する。
18:45 対岸側⑤上空付近にパラパラ飛来
19:04 1000羽ぐらいに増える
19:20 5000羽を超える大きな群れで、⑤⑦付近の上空を飛ぶ。
19:27 10000羽近くの群れとなり、突然見えなくなり⑤付近にねぐら入りしたか?
7月6日
19:01
 
3000羽以上
釣り堀池下流⑦または⑤ 19:12 右岸土手G地点(福本健、下野彰夫) 夕方に雷注意報が出て強い雨にも関らず予想外に集結した。降雨強度の少しでも小さい場所を探して群飛する様子が観られた。
18:45 釣り堀池対岸に150羽程度、上空に150羽程度、この時点で雨脚強まる。
18:53 土砂降りの中、対岸側に1000羽程度飛ぶ。
19:05 ⑦から⑤の上空に3000羽集結、そのうち600羽以上は雨雲のやや薄い日野駅付近へ飛んで行き、やがて戻る。
19:12 全てねぐら入りし数分後雨はほぼ上がった。
7月7日
19:01
10,000羽以上 釣り堀池付近の多摩川沿い(⑧より下流、⑦より川沿いのエリア)及び近傍の中洲 19:28 左岸C地点付近(渡辺仁) 左岸側から観察。1万羽以上のツバメが水際のヨシやヤナギにねぐら入りする。少なくともC地点近くから観察するねぐら入りは、左岸側の上空は時々しか飛ばないため、例年右岸側で観察するよりは迫力は感じられない。今年は釣り堀池付近の樹林がさらに成長し、右岸側のヨシは圧迫されていて面積も小さくなっているように見え、あまり良い環境には見えない。ただし、今回多摩川中洲にも一部ねぐら入りしたのを初めて確認した。中洲のヨシが成長してきたためと考えられる。
下流の昭島市グラウンドから多摩川沿いに下りた広場がより近く観察しやすいと思われる。
19:00 昭島側の住宅地の上空もツバメが多く飛んでおり、集まってくる。
19:05 主に右岸側の上空を乱舞。かなり広い範囲を行ったり来たりしている。遠くひょうたん池方面の上空で渦のように群れを作っているが、すぐに動いてもどってくる。
19:10 上空を低く飛ぶ。一瞬ものすごい迫力。すでに5000羽以上は集まっている。
19:15 右岸側や多摩川上を多数が低く飛び出すが、上空もウンカの如く飛び回っている。右岸側のヨシやヤナギにツバメが止まり始める。
19:26 ほぼねぐら入り
7月13日
18:59
18,000羽以上 釣り堀池付近の多摩川沿い(⑧より下流、⑦より川沿いのエリア)及び近傍の中洲⑨ 19:19 左岸H地点(渡辺仁、下野彰夫) 左岸の昭島市グラウンドから多摩川沿いに下りた砂地の広場(ライブ配信予定地)より観察した。観察地Hと新たに見出された中州のねぐら位置⑨を図中に示す(折をみて正式な図を作成予定)。時々小雨混じりだが数が増加した。
18:50 右岸寄り上空に400羽以上集結し始める。
19:05 右岸側上空に2000羽以上集まった途端、ハヤブサが下流方向へ飛び離散する。
19:07 知らぬ間にハヤブサが戻って来て、ツバメが避難しているヨシ原に突っ込み1羽が犠牲となり、ハヤブサが下流に去りこれ以降再び上空に集結する。
19:15 釣り堀池付近を中心に上空に18000羽以上が飛び回る。時折川面を往復する様子も見ものである。
19:19 何回かの木の葉落としで⑨のヨシ原、⑦の川寄りのヨシ原及びヤナギに全てねぐら入りする。
7月15日
18:58
 
15,000羽以上 釣り堀池付近の多摩川沿い(⑧より下流、⑦より川沿いのエリア)及び近傍の中洲⑨ 19:09 左岸H地点(渡辺仁、下野彰夫) 観察地Hからのライブ配信と合わせてねぐら入りを観察した。小雨ではあったが暗くねぐら入りは早かった。雨で暗くて見にくいこと、全空に拡散していて計数する端からねぐら入りを早い時点から繰り返しているため計数精度は悪いが、13日よりは天候の関係かやや少なく感じた。ライブ配信ではねぐらでのツバメの様子の鮮明な画像を届けることができたと考えられる。
18:19 すでに左岸沿いの昭島市内上空及び電線に83羽集結している
18:27 早くも左岸寄りで500羽以上を数える。
18:50 右岸側上空に4500羽以上集結する。これ以降流入するツバメが2000羽単位で増えるが同数程度がねぐら入りし、その半分程度がまた飛び出すを繰り返す。
19:05 この時点で上空5000羽以上、かなりの数がねぐら入りしているのが観え、13日との比較から10000羽以上と推定した。
19:09 最後の500羽程の小群がねぐら入りし終了する。
 ツバメ集団ねぐら入りライブ配信
7月20日
18:56
 
20,000羽以上  釣り堀池付近の多摩川沿い(⑧より下流、⑦より川沿いのエリア)及び近傍の中洲⑨ 19:17 左岸H地点(下野彰夫) 雷雨予報で観察前に一降りし、夜間にもある程度降った模様だが集まりは悪くない。
中州のヨシが人気で早くに中州の止まり位置を確保しようとする動きが観られた。上空だけでなく中州及び対岸に止まっている数を随時把握していないと計数を誤る。
18:38 左岸寄りに150羽前後集まり始める。
18:46 総数1400羽程度で半数程度が中州のヨシに降りて飛び立つを繰り返す。
18:57 右岸側上空に10000羽以上集結する。
19:03 中州に降りていた5000羽以上が合流し上空15000羽以上となる。
19:09 中州及び右岸川沿いのヨシ原に既に10000羽以上降りており、上空は右岸より空全体に10000羽程度飛んでいる。総合的に判断し総数20000羽以上とした。
19:17 最後の200羽程度が降下してねぐら入り終了する。
7月22日 曇り
一時雨
暗くてねぐらの場所は特定できなかったが、⑧付近か?③付近にも入った可能性はある。 19:15 B点(福本、滝島:奥多摩支部) 18日に続き観察会予定地のB地点でねぐら入りの様子を観察した。
18日に比べ、ツバメの集まり方、飛び方が相当変わり、例年の観察会で見られたように、上空で結構の数が集まり旋回し、オギハラの上も結構飛んだ。
特記すべきは、ひょうたん池近く②③の上空をねぐら入り8分前ごろ沢山のツバメが飛んでいた。小雨が降っており良く見えなかったが、やがて下流の方に飛んできて、頭上を越えて下流の方に移動したが、見失った。
③地点上空を沢山飛んでいたことから、今後ねぐら移動する可能性があることを滝島さんと話し合った。
 
7月23日 晴れ 数千羽以上のツバメが③付近にねぐら入りした模様 19:13 F点(福本) 昨日ひょうたん池下流の③辺りの上空に大きな群れが集まっているのを確認したので、F点で観察した。ひょうたん池は蔦などが生い茂り近づけなかった。
18:45 周辺を数十羽が飛び回る
18:55 ヨシ原の上や上空を多数飛び回る
19:05 上空を数百羽が飛び、ヨシの上も流れるように飛ぶ
19:10 上空を数千羽が乱舞する。低空も飛び回る。大きな群れを見失う。急降下してねぐら入りしたものと思われる。
何処に入ったか確認できなかったが、昨年と同じ③周辺に大きな群れがねぐら入りしたものと判断する。左岸のねぐらはどうなっているか。
ねぐらの一部が移動した模様。

集団ねぐら入りライブ配信2024年7月15日
 画像クリックで動画にリンクします。


撮影者:渡辺仁・下野彰夫

ねぐら入り動画 画像クリックで動画にリンクします。

約1万羽のツバメが池周辺や上空に飛来し、やがて池の下流側のヨシ原にねぐら入りした。観察位置から何とかヨシに止まるツバメが確認でき、光る目も見えた。
撮影場所:多摩川 多摩大橋下流
撮影日:2022.7.22
撮影者:渡辺仁・福本健

観測地Map



HOME >八王子・日野カワセミ会とは | 八王子・日野 野鳥ガイド | 野鳥観察会支援 | 公開探鳥会報告 | 入会案内 | 問い合わせメール
 Copyright 八王子・日野カワセミ会