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  ◇遠出探鳥会 伊佐沼とその周辺探鳥会 12月31日 New!
  ◇遠出探鳥会 葛西臨海公園 探鳥会 12月22日
  ◇平日探鳥会 横沢入り探鳥会 12月18日 New!
  ◇海外探鳥会 カワセミ会設立35周年記念・コスタリカ探鳥会 12月5日~15日
  ◇月例探鳥会 湯殿川・片倉城跡公園探鳥会 12月1日
  ◇平日探鳥会 三頭山探鳥会 11月25日 New!
  ◇高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズ②九鬼山 11月12日
  ◇月例探鳥会 多摩川探鳥会(中央線鉄橋~通称「ひょうたん池」) 11月10日
  ◇遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会第10弾 東北二湯と栗駒山探鳥会 9月30日~10月2日
  ◇周辺探鳥会 陣馬山タカの渡り探鳥会 9月26日 New!
  ◇高尾山周辺探鳥会 大垂水峠から高尾ビアマウント 9月11日
  ◇月例探鳥会 多摩川探鳥会(万願寺駅~中央線鉄橋)9月8日
  ◇遠出探鳥会 三番瀬 探鳥会 8月31日
  ◇平日探鳥会 三頭山探鳥会 8月29日 New!
  ◇月例探鳥会 大平林道から小仏城山 8月11日
  ◇遠出探鳥会 霧ヶ峰 花と鳥を見る会 7月26日
  ◇高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズ① 百蔵山探鳥会 7月11日
  
 *中止となった探鳥会: 7/14月例 醍醐林道、7/15~16尾瀬、7/23三頭山、8/30高尾山周辺、9/19浅間尾根、10/5陣馬山タカの渡り、10/13月例 浅川、10/16大岳山、10/21高川山、10/28浅間尾根、12/24高尾山周辺
     
 遠出探鳥会 伊佐沼とその周辺探鳥会 2019年12月31日
1.日時: 2019年12月31日(火) 10時30分~14時00分
2.天気: 晴れ
3.コース: 川越駅からバスで伊佐沼入口まで行き、伊佐沼とその周りの田んぼを一周した。
4.観察した野鳥:
  • 45種(ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、セイタカシギ、オオハシシギ、アオアシシギ、イソシギ、オジロトウネン、ハマシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、トビ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、ドバト) 
  • ベスト: オジロトウネン、ウミアイサ、オオハシシギ、セイタカシギ、チョウゲンボウ
5.参加者: 23名
6.概要・感想等
  •  田んぼでは期待とおりヒバリ、ホオジロ、チョウゲンボウが出た。伊佐沼北端の蓮沼にはイカルチドリが10羽以上いて、その中にイソシギに似たシギが一羽いた。イカルチドリと比べるとかなり小ぶりであった。オジロトウネンであった。ホオジロガモのメスもいた。コガモが多く、その中にハマシギもいた。雑木林の伊佐沼公園で昼食後は伊佐沼の南側から順光で観察。セイタカシギが2羽いてその隣にアオアシシギも1羽いた。さらにコガモの中にオオハシシギも2羽確認できた。この頃まではほぼ無風の好天であったが、伊佐沼入口バス停まで北に向かった途端に強烈な北風が吹いてきた。最後の田んぼの中では吹き飛ばされそうな強い風であった。7種のシギチドリ、7種のカモを含む44種を観察できた大晦日であった。 (担当 粕谷 和夫) 
 
 遠出探鳥会 葛西臨海公園 探鳥会 2019年12月22日
1.日時: 2019年12月22日(日) 9:55~13:30
2.天候: くもりのち小雨
3.場所: 葛西臨海公園
  
4.観察した野鳥:
  • 50種(含む外来種1種: オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、クイナ、ヒクイナ、オオバン、シロチドリ、アオアシシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ニシオジロビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、アオジ、ドバト)
    ベスト3: クロガモ、ヒクイナ、ニシオジロビタキ
5.参加者: 12名
6.概要・感想等
  •  当日は午後から雨との天気予報ではあったが、都市公園での探鳥ということもあり、中止にはせず実施とした。最初に向かった鳥類園では、木に止まるオオタカが出迎えてくれて幸先の良いスタートとなった。淡水池ではホシハジロの群れやハシビロガモ等が見られ、クイナの鳴き声も聞かれた。また、ブッシュ脇の薄暗い岸辺にヒクイナが姿を現し、採餌するシーンも間近に観察することができた。東なぎさを望む水路(海)側の林縁部では、ニシオジロビタキが姿を見せ、これも皆でじっくりと観察。午後はクリスタルビュー(展望レストハウス)の中にある休憩室で昼食を取った後、西なぎさの東側先端部まで歩き、遠くではあったが最後にクロガモの群れを確認し、探鳥会を終了した。雨が降り出す前にと、急ぎ足での探鳥であったが、予想以上にたくさんの種類が見られ、皆、満足げな表情で小雨が降り出すと同時に、帰路についた。 (担当 古山 隆) 
 
 平日探鳥会 横沢入り探鳥会 2019年12月18日
1.日時: 2019年12月18日(水) 8時10分~12時50分 
2.天気: 曇り
3.コース: 武蔵五日市駅から大悲願寺経由横沢入に行き、横沢小机林道を回って武蔵五日市駅に戻った。
4.観察した野鳥:
  • 23種(キジバト、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ベニマシコ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ガビチョウ) ベスト: ベニマシコ、ホオジロ
5.参加者: 13名
6.概要・感想等
  •  五日市駅を出発して直ぐ、秋川の支流三内川の川岸の大きな木に約10羽の小鳥がきた。逆光でシルエットしかわからなかったがフィールドスコープで確認するとイカルであった。大悲願寺ではこれという鳥に出合わず。横沢入の谷戸に入ると先ずカシラダカの群れに出合う。右側の斜面林でアカゲラを見つけ、その奥に三脚カメラをかまえたご高齢の女性がいる所でベニマシコを確認。昼食後西側の狭い谷に入る。別のグループの二人連れはミヤマホオジロに出合ったと言っていたが、我々はホオジロとカシラダカの小さな群れに出合っただけであった。 
  •   (担当 粕谷 和夫)
 
 海外探鳥会 カワセミ会設立35周年記念・コスタリカ探鳥会 2019年12月5日~15日
1.期日: 2019年12月5日(木)~15日(日)(10泊11日)
2.天気: 11日間共に晴れ、又は晴れ時々曇り(12/12のみスコールあり)
3.行程:
  集合 12/5 成田空港第1ターミナル4F北ウイングFカウンター前13:00
  12/5 成田空港15:40 発(アエロメヒコ航空57便)⇒メキシコ空港12:20着 <メキシコ泊>
  12/6 メキシコ空港発8:35(アエロメヒコ690便) ⇒サンホセ空港12:00着 探鳥しながら熱帯雲霧林へ 到着後も探鳥 <サベグレ泊>
  12/7 終日、ロス・コシンゴス野鳥保護区で探鳥(ケツァール等) <サベグレ泊>
  12/8 早朝、サベグレで探鳥 朝食後専用車でカリブ海側の熱帯雨林へ <ラ・セルバ泊> 
  12/9 終日、ラ・セルバ保護区にて探鳥 <ラ・セルバ泊>
  12/10 早朝、ラ・セルバ保護区にて探鳥 朝食後専用車で太平洋側熱帯雨林へ  <ラパス泊>
  12/11 終日、カララ国立公園にて探鳥 <ラパス泊>
  12/12 午前、太平洋側熱帯雨林にて探鳥 午後専用車でサンホセへ <サンホセ泊>
  12/13 早朝、ホテルの庭で探鳥 朝食後専用車でサンホセ空港12:30⇒メキシコ空港15:50
  12/14 メキシコ空港0:20(アエロメヒコ航空58便)
  12/15 成田空港6:20  7:15解散

4.観察した鳥 :220種
  • オオシギダチョウ ハイガシラヒメシャクケイ クロシャクケイ カンムリシャクケイ マダラウズラ アカハシリュウキュウガモ ナンベイヒメウ アメリカヘビウ カッショクペリカン アメリカグンカンドリ ハゲノドトラフサギ アメリカササゴイ サンショクサギ ヒメアカクロサギ ダイサギ オオアオサギ アマサギ ユキコサギ シラガゴイ ヒロハシサギ シロトキ アオアシトキ ベニヘラサギ マミジロイシチドリ アメリカトキコウ クロエリセイタカシギ チュウシャクシギ ハジロオオシギ アメリカイソシギ ヒメハマシギ アメリカレンカク コンゴウクイナ クロコンドル ヒメコンドル ミサゴ ハイガシラトビ オジロトビ シロノスリ ミジカオノスリ ハネビロノスリ ミナミハイイロノスリ ハイイロノスリ クロノスリ アカオノスリ コウモリハヤブサ カンムリカラカラ キバラカラカラ ワライハヤブサ アカスズメフクロウ オオヨタカ タンビヨタカ シロアゴムジアマツバメ ハイゴシハリオアマツバメ シロオビミドリツバメ アイイロツバメ キタオビナシショウドウツバメ オビナシショウドウツバメ ツバメ ムラサキケンバネハチド
    リ ミドリユミハチドリ ハシナガユミハチドリ ミドリボウシテリハチドリ アオノドハチドリ セイガイハチドリ エメラルドハチドリ ブロンズエメラルドハチドリ シロムネエメラルドハチドリ クロスジオジロハチドリ ドウボウシハチドリ オウゴンサファイアハチドリ ハイバラエメラルドハチドリ ドウイロハチドリ ミドリハチドリ ノドジロシロメジリハチドリ コスタリカノドジロフトオハチドリ バラエリフトオハチドリ ムラサキバト アカハシバト ハジロバト インカバト ケアシスズメバト ハソライロアルキバト ハイガシラシャコバト ホオベニインコ ジャマイカインコ アカミミインコ メキシコシロガシラインコ ヒワコンゴウインコ コンゴウインコ キホオボウインコ ムジボウシインコ ミゾハシカッコウ リスカッコウ ガーターキヌバネドリ ミドリキヌバネドリ カザリキヌバネドリ オグロキヌバネドリ アマゾンオオハチクイモドキ ヒロハシハチクイモドキ アオマユハチクイモドキ ミドリヤマセミ オオミドリヤマセミ コシラヒゲオオガシラ アカオキリハシ ズアカゴシキドリ エダハシゴシキドリ キバシミドリチュウハシ ムナフチュウハシ サンショクキムネオオハシ ニショクキムネオオハシ ドングリキツツキ ホオグロミヤビゲラ コスタリカキビタイシマセゲラ パナマノドジロモリゲラ シマクマゲラ ズアカエボシゲラ チャバネテンニョゲラ ホオジロカマドドリ ヨコジマオニキバシリ チビオニキバシリ キマユコオニキバシリ シマガラオニキバシリ ホシガシラオニキバシリ ススイロカマドドリ シマアリモズ シロボシクロアリモズ ウスグロアリドリ クリセアリドリ ハイイロヒメアリサザイ シロボシアリサザイ シマモリジアリドリ カンムリヒラハシタイランチョウ マミジロコタイランチョウ キバラシラギクタイランチョウ ミヤマキクタイランチョウ ヒラハシハエトリ ハシナガタイランチョウ チビタイランチョウ カトリタイランチョウ シラガフタオタイランチョウ メジロマルハシタイランチョウ ハイイロヒタキモドキ キバラメジロハエトリ フサボウシハエトリ オオヒタキモドキ キバラオオタイランチョウ オオハシタイランチョウ アカボウシヒタキモドキ シロハチマキヒタキモドキ ハイボウシヒタキモドキ ブチタイランチョウ オリーブタイランチョウ サカツラハグロドリ バラノドカザリドリモドキ ニッケイカザリドリモドキ ムナジロマイコドリ オレンジマイコドリ キモモマイコドリ チャイロカケス オリーブチャツグミ ズグロヒトリツグミ ミヤマクロウタドリ バフムジツグミ メキシコカワガラス オナガレンジャクモドキ カオジロブユムシクイ アカエリサボテンミソサザイ キバラサボテンミソサザイ タテジマ
    マユミソサザイ ハイムネモリミソサザイ キバネモズモドキ チャボウシウタイモズモドキ ミナミミズツグミ キタミズツグミ チャゴシアメリカムシクイ オウゴンアメリカムシクイ シロクロアメリカムシクイ マミジロアメリカムシクイ キイロアメリカムシクイ ノドアカアメリカムシクイ ワキチャアメリカムシクイ キマユアメリカムシクイ ウイルソンアメリカムシクイ クビワアメリカムシクイ アカボウシアメリカムシクイ カンムリフウキンチョウ モンツキクロフウキンチョウ クロフウキンチョウ コシアカフウキンチョウ ソライロフウキンチョウ ヤシフウキンチョウ ギンノドフウキンチョウ キンズキンフウンチョウ ズグロミツドリ ルリミツドリ マミジロミツドリ ハナサシミツドリ シコンヒワ ハシブトヒメウソ キマユクビワスズメ ハイイロイカル マミジロイカル クロキモモシトド アカハシシズカシトド ミミジロシトド ヤブフウキンチョウ マミジロヤブフウキンチョウ アカエリシトド イエスズメ ムネアカイカル ナツフウキンチョウ ホノオフウキンチョウ ウタムクドリモドキ オナガクロムクドリモドキ クロズキンムクドリモドキ ボルチモアムクドリモドキ オオツリスドリ ヒメキンヒワ アオボウシミドリフウキンチョウ キビタイフウキンチョウ  
  • ベスト<野鳥> カザリキヌバネドリ(ケツアール) オオシギダチョウ コンゴウインコ アオボウシミドフウキンチョウ サンショクキムネオオハシ オレンジマイコドリ キモモマイコドリ ドングリキツツキ アマゾンオオハチクイモドキ コスタリカキビタイシマセゲラ ベニヘラサギ ソライロフウキンチョウ(以上 12種)
    <野鳥以外の動物> フタユビナマケモノ ユウレイコオモリ クロコダイル 
5.参加者: 10名
6.概要、感想等
  •  憧れの「野鳥の楽園・コスタリカ」探鳥会。30周年記念海外探鳥会の台湾探鳥会で話題になってから4年余り。宿泊地の関係で、2020年の予定が少し早まって、この時期の実施となったが、やっと実現した。バードカイドの宮島さん、本間さんをはじめとする現地スタッフの方々のおかげで、予想以上の感激と成果を得ることが出来た探鳥会となった。
    《メキシコシティー》
     成田空港に集合して、一路経由地のメキシコへ。定刻よりやや遅れて到着。荷物を待つこと1時間。空港近くのホテルへ。夕食はホテル近くのレストラン(?)で、タコスを食べた。鳥はイエスズメのみ。
    《ロス・コンシゴス野鳥保護区・サベグレ》
     ホテルを4:45に出て、コスタリカ空港着は12:00。現地旅行会社の本間さんが出迎えてくれた。海抜1100mのサンホセはやや涼しく感じた。専用バスで、サベグレへ。途中、3000mあまりの峠を越え、2600mのサベグレに16:20到着。すぐにホテル周辺を探鳥した。1時間弱で14種を確認。2種のコンドルがトビの如く飛び回っていた。
     翌日(12/7)は、今回の探鳥会の超目玉・ケツアール(カザリキヌバネドリ)を探す。ガイドは「ケッアールの神様」だ。5:30に宿を出て、第1ポイントへ。すでに30名ほどが出を待っていた。しばらく待ったが出そうもないので第2ポイントへ。いました!大木の枝に後ろ向きで止まっている。鮮やかな色合いが目に痛い。それから1時間ほど、雄・雌・雄若のショーが続いた。5~6羽はいたはず。やはりガイドさんは神様だった。いったん宿に戻り、朝食後は、近くの観察展望台へ。ミドリハチドリ、アオボウシミドリフウキンチョウ、レアなマダラウズラも観察できた。午後は、野鳥保護区内の整備されたトレイルに行った。この日の観察種は43種。12/8の朝は、再び下流域で探鳥。ナツフウキンチョウの赤がきれいだった。9:30、神様とお別れして、次の探鳥地、ラ・セルバに向かった。
    《ラ・セルバ保護区》
     カリブ海側の熱帯雨林にあるこの保護区には、様々な分野の研究者が集う熱帯研究所がある。その宿舎が私達の宿だ。14:00に到着し、すぐに探鳥へ。ここのガイドは強面。望遠鏡も持っていない。コンクリートの歩道が続くジャングルの中を進むと、サンショクキムネオオハシが出現。蒸し暑さも忘れる。12/9は、朝、昼前、午後と、保護区の中のトレイルを回った。68種を確認した。中でもオオシギダチョウはなかなかここでも見られない種らしい。ガイドも興奮していた。人気を集めたのはアマゾンオオハチクイモドキとヒメハシハチクイモトゼキ、そしてコシアカフウキンチョウだ。この地は雨が多いはずなのに、ずうっと晴天だった
    《カララ国立公園》
     12/10早朝、ラ・セルバ保護区を出発して、今度は太平洋側熱帯雨林にあるカララ国立公園に向かった。途中シンチョナという集落のドライブインで休憩。ここの餌台には20種以上の鳥達がやってきた。ムラサキゲバネハチドリは特に綺麗だった。キバシミドリチュウハシはここの主のようだった。
    14:40に到着。ここのガイドは本当のプロ!という感じ。明るく熱心。すぐに探鳥に出て、マイコドリを探す。鳴き声はするが近くに来ない。ここの宿ビシャ・ラパスはリゾート。しかも飲み放題!探鳥以外も楽しめた。12/11は国立公園内のトレイルを回った。やはり狙いはマイコドリ。任せておけ!という感じで、ガイドが案内する。そして、オレンジマイコドリとキモモマイコドリと会えた。あの求愛の踊りは見られなかったが感激だ。フクロウ類を探しに夜探もしたが、月夜のためか出なかった。
    12/12の朝探は、海辺近くの集落へ行った。着くとすぐにコンゴウインコの群れに出会った。80年も生き、番は一生添い遂げるという。確かに仲良しの仕草が見られた。朝食後は、ボートでタルコス川をさかのぼりながらの探鳥だ。サギ類、シギチ類、クイナ類が次々とお出まし。左右を見るのが忙しい。ベニヘラサギ、カラカラ、アメリカグンカンドリ等を堪能した。クロコダイルものんびりしていた。ガイドさんの計らいで午後は海辺に行く予定だったが、すごいスコールが90分ほど続き、断念。サンホセに向かった。
    《サンホセ・ブーゲンビリアホテル》
     途中買い物をしながらホテルに向かうが、サンセの街でも珍しい規模の大渋滞にはまってしまった。この瀟洒なホテルも快い。久々にビュッフェ方式のコスタリカ料理から逃れられた。12/13。ホテルの庭園で2時間ほどの朝探をした。ホテルの庭園なのにほぼ東京ドームの広さがあり、鳥達も多い。シトド類2種を探す。最後になってやっとミミジロシトドに会え、ここでの観察種数は21種を数えた。
    《帰路》
     ホテルを9時過ぎに出て、サンホセ空港に向かう途中、本間さんがコーヒーのマメを木から取ってくれて、みんなで観察した。コスタリカのコーヒーは有名らしい。本間さんとドライバーのエドガーさんとお別れをしてメキシコに向かう。メキシコ空港で8時間ほど待ち、12/14の夜半に成田に向かった。12/15成田に到着。6:20の着陸だった。成田は寒かった。
     何から何までお世話になった宮島さんにお礼をして、解散した。観察した220種の内、何種覚えているか心許ないが、やはり強烈な印象が残った旅だった。何より全員無事の帰国でよかった。 (担当 加藤 岸男)
     
 月例探鳥会 湯殿川・片倉城跡公園探鳥会 2019年12月1日
1.期日: 2019年12月1日(日) 8:00~10:20
2.天気: 晴れ
3.コース: 片倉城跡公園池前→湯殿川・住吉橋→釜土橋で折り返し→カタクリ橋→片倉つどいの森公園広場(小休止)
       →片倉城跡公園二の丸広場(鳥合わせ)
  
4.観察した鳥
  • 36種(キジ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、イソシギ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、、カワラヒワ、シメ、アオジ、 コジュケイ、ガビチョウ) ベスト: オオタカ、タヒバリ、シメ
5.参加者: 26名(会員25名、体験1名)
6.概要、感想等
  •  スタート時は曇りがちであったが、進行とともに晴れ間が広がり穏やかな天候の下での探鳥会となった。湯殿川に出ると下流方向の水辺でバン1羽が見られた。電線でジョウビタキ、流れの所々でコガモ、稲荷橋上流で高木にとまるツグミなどを観察した。折り返し地点の釜土橋の上流部ではバン2羽、オオバン1羽、カイツブリ1羽を観察した。オオバンは今季初認であるが、4年ほど前から冬季に毎年確認されるようになった。片倉つどいの森公園広場に向かう途中でイソヒヨドリ、広場ではカラス2羽にモビングされるオオタカを観察した。広場の東側に広がる畑地では地上で採餌したり小群で飛びまわったりするタヒバリを観察した。二の丸広場入り口ではシメを観察できた。観察した鳥36種は、一昨年に並びこのコース最多である。 (担当 長谷川 篤)
 
 平日探鳥会 三頭山探鳥会 2019年11月25日
1.日時: 2019年11月25日(月) 9時25分~13時30分 
2.天気: 晴れ
3.コース: 都民の森バス停から三頭大滝経由野鳥観察小屋までの往復とした。
4.観察した鳥
  • 8種(コゲラ、カケス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ) ベスト: ゴジュウカラ、ヒガラ
5.参加者: 3名
6.概要、感想等
  •  ゴジュウカラが太い幹に下向きに動いていたが、直ぐ反対側に消えてしまった。カケスは声を出さずに姿だけが見えた。温かい日でヒガラのさえずりが聞こえてきた。観察小屋の窓から鳥が来るのを待ったが、1羽も現れなかった。テーブルに落ちた紅葉の葉の模様が奇麗であった。
  •   (担当 粕谷 和夫)    
 
 高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズ②九鬼山 2019年11月12日
1.期日: 2019年11月12日(火)
2.天気: 快晴
3.行程: 豊田8:10→八王子8:16→JR高尾駅発8:23→大月駅9:08・9:12(富士急行線)→禾生駅着9:21・9:30発⇒愛宕神社→弥生峠
      →九鬼山着11:35(休憩・昼食)12:20発⇒札金峠→林道13:30⇒田野倉駅着14:10・14:14発→大月駅発14:47⇒高尾駅着15:24
      (富士急電車内で鳥合せ)
4.観察した鳥
  • 20種(キジバト トビ オオタカ コゲラ アオゲラ ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ウソ イカル ホオジロ)  ベスト:キセキレイ オオタカ ウソ
5.参加者: 4名
6.概要、感想等
  •  台風15・19号、その後の大雨の影響を心配したが、登山道等は全く問題なかった
     禾生駅を予定通り出発したのは健脚4名。落合橋から水道橋を抜けて登山口へ。昨夜の雨の名残りの露を気にしながら進む。イカルが上空を飛び、木々の間をシジュウカラ、コゲラ、メジロが飛び回る。遠くでハシブトガラスが鳴く。弥生峠まではジグザクの急登だ。木の間越しに雪景色の富士山が随所で見られた。オオタカも富士山をバックに飛ぶ。
     九鬼山山頂には、ひょっこりという感じで到着。雲取山や大菩薩の南嶺の山々、そして陣馬山まで展望できた。出発しようとするとウソの声。ガレ場を下り、広い尾根道を歩く。南アルプスの荒川岳だろうか、雪山が見えた。大月駅方面は諦め、札金峠から下る。林道に出るとジョウビタキがいた。田野倉駅まで早足で急いだ。まだ、富士山には雲一つかかってなかった。 (担当 加藤 岸男)    
 
 月例探鳥会 多摩川探鳥会(中央線鉄橋~通称「ひょうたん池」) 2019年11月10日
1.期日: 2019年11月10日(日) 8:00~11:40
2.天気: 晴れ
3.コース: 多摩川(中央線鉄橋~通称ひょうたん池)月例探鳥会
4.観察した鳥
  • 38種(キジ、オカヨシガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、スズガモ属の1種、トビ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、ドバト、ガビチョウ)
    本日のベスト: シメ、チョウゲンボウ、ツグミ、ハヤブサ 、セッカ
5.参加者: 会員28名、体験1名
6.概要、感想等
  •  秋晴れの天候に恵まれた、冬鳥を求めての月例探鳥会であった。台風19号の影響で、河原の景色や川の流れも大きく変わり、鳥の居場所も変わった。大きな木々が流され、鳥が止まる木も随分流されなくなった。
     スタート地点近くでオオバン、カイツブリ、カワセミ、ホオジロなどを観察した。歩き始めてしばらくして、ニセアカシヤの木にシメが飛んできて止まった。オナガが10羽以上次々と移動するのも見られた。ホオジロがススキの穂を口にくわえて食べているのを多くの会員が観察した。ツグミが木のてっぺんに止まっているのにも出合った。
     休憩した谷地川の新旭橋近くで、上空をチョウゲンボウが我々に挨拶するがごとく、ぐるぐる旋回した。逆光で羽根が透けて見え、きれいだった。
     多摩川の右岸側の河原に降り通称トラック道路を歩いたが、オギなどの草木が大雨の流れで倒されて景色が一変し、毎年見られたカシラダカが確認できなかった。上空に鷹が飛来し、ハヤブサと確認し皆で観察した。ベニマシコの声は聞けたが姿は見られなかった。
     通称ひょうたん池周辺は状況がすっかり変わり、見晴らしがよくなり、カモ類がたくさん集まってきていた。コガモが100羽以上集まっていた中に、オカヨシガモ、オオバンがいた。
     キンクロハジロのようなカモがいたが、キンクロハジロかスズガモか意見が分かれたことから、スズガモ属の一種した。
     冬鳥とワシタカ類も楽しめた探鳥会であった。 (担当 福本 健)
  •  
 遠出探鳥会 秘湯めぐり探鳥会第10弾 東北二湯と栗駒山探鳥会 2019年9月30日~10月2日
1.期日: 2019年9月30日(月)~10月2日(水)(2泊3日)
2.天気: 3日共晴れ
3.行程:
 第1日 9/30(月) 集合:奥羽本線湯沢駅改札口13:35  高尾駅7:55→西国分寺8:27→南浦和9:01→大宮着9:13・9:33大宮発(こまち9号)
   →大曲12:51→湯沢駅13:32着→(10人乗りレンタカー)→子安峡温泉街散策→大湯温泉・阿部旅館着15:45  
 第2日 10/1(火) 宿発8:30→須川温泉登山口着8:45・9:00発⇒栗駒山山頂11:35着(休憩・昼食)12:20発⇒須川温泉登山口着14:35
   →イワカガミ湿原16:00発→湯浜温泉・三浦旅館着16:30
 第3日 10/2(水) ※6:30~7:10宿付近を探鳥する。 宿発8:30⇒伊豆沼10:15⇒蕪栗沼12:30→化女沼着13:20・14:50発
   →くりこま高原駅着15:45・16:57発(はやぶさ110号)→大宮18:47(むさし号)→八王子19:47着→高尾駅19:57

4.観察した鳥
  • 40種(ヒシクイ マガン マガモ カルガモ ハシビロガモ オナガガモ コガモ キンクロハジロ カイツブリ カンムリカイツブリ キジバト アオバト アオサギ ダイサギ コガモ オオバン ツツドリ イソシギ トビ チュウヒ ノスリ カケス ホシガラス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ショウドウツバメ ツバメ ヒヨドリ ウグイス メジロ ノビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ ビンズイ カワラヒワ ホオジロ 外来種:カワラバト(ドバト))  ベスト:マガン アオバト ノビタキ カケス チュウヒ  
5.参加者: 10名
6.概要、感想等
  • 秘湯と紅葉と到着したばかりのマガン達を堪能する旅となった。
     1日目。こまち9号の車内で顔合わせして秋田の湯沢駅前で情報収集をし、レンタカーで小安峡に着いたのは14時45分。長い階段を下ると湯気が立ち込め、蒸気がすごい勢いで噴出している。大噴湯だ。大湯温泉・阿部旅館は、温泉自慢の宿。3ケ所の露天風呂は素晴らしかった。残念ながら水量が少なく川原の湯には入れなかった。
     2日目。宿から登山口の須川温泉にはすぐに着いた。昨夜宿でご一緒した方から、紅葉情報を聞いていたので期待は大きかった。名残が原からは渡渉点あり、急登あり、と難易度1とは思えない登山となった。しかし、見上げる山頂付近や周囲の山々はまさに紅葉真っ盛りであった。そこにアオバトの群れが加わる。カケスも飛ぶ。湯量たっぷりの須川温泉近くのイワカガミ湿原で探鳥。ノビタキが2羽遊んでいた。南へ急がなくていいのだろうか。
     30分ほどで湯浜温泉駐車場に到着。ここから10分ほどの歩きとなる。途中「ろてん」があった。野趣あふれる露天風呂だ。三浦旅館は内風呂のみ。10年ほど前の地震で源泉が涸れ、再採掘をしたら、違う泉質のお湯が出たという。ご家族での経営とランプがよくマッチしていた。
     3日目。朝探鳥は収穫なし。宿の前で記念撮影していると、上空をマガンが6羽伊豆沼方面に飛んでいた。駐車場までの登りの道も軽やかになった。途中の道の駅で休憩して、伊豆沼に到着した。マガンがそこここで飛び交っている。水面を埋め尽くす数だ。もうこんなに到着しているのか!カモも多い。内沼にもマガンがいた。ここもすごい数。次は蕪栗沼。暑かったが駐車場から歩く。オナガガモとコガモが多い。その先にはマガン達。チュウヒがゆったり飛んだ。
     化女沼の水面には、ケガで北帰行しなかったマガンとヒシクイが1羽ずついた。こちらにシジュウカラガン等がやってくるのは11月半ばだそうだ。田で採餌するマガンを見ながら駅に向かった。
     くりこま高原駅で「登米のだし」を買って車中へ。いろいろな意味でいい時期の旅となった。 (担当 加藤 岸男) 
  
 周辺探鳥会 陣馬山タカの渡り探鳥会 2019年9月26日
1.日時: 2019年9月26日(木) 8:20(山頂での開始は10:00)~13:20
2、天気: 晴、 微風
3、場所: 陣馬山頂
4.観察した鳥
 渡りの鳥: サシバ37、ハチクマ3、ツミ1
 その他の確認した野鳥(バス停から観察場所までの移動時を含む): 
  • 12種(キジバト、コゲラ、ホオジロ、カケス、ヒヨドリ、トビ、ウグイス、メジロ、コガラ、ヒガラ、エナガ、ガビチョウ)   
  • 番外:アサギマダラの渡り 3頭
5.参加者: 8名        
6.概要・感想等
  •  陣場高原下のバス停から陣場山頂に向かう途中の道路で、上空高く旋回しながら南西方向に飛ぶサシバ5、ハチクマ1、ツミ1を全員で観察する。陣場山頂に10時頃到着し観察開始。最初は好天なのにタカ類の飛来はない。待つこと約1時間、10時50分頃旋回しながら北から南へ渡るサシバ1を皮切りに10数分間隔でつぎつぎに渡るのを確認する。11時30分過ぎにはサシバ15、ハチクマ1がタカ柱を形成し北から南西方向に渡る。本日のクライマックスとなった。その後は1・2羽の渡りを確認し、13時に終了した。帰路は、陣場山頂から中央線藤野駅に下山した。
     サシバ等の渡りは観察場所の北側を通過するものが多かった。また、山頂ではハイカーも野鳥も少なく静かな秋日和であった。
  •  (担当 門口 一雄
 
 高尾山周辺探鳥会 大垂水峠から高尾ビアマウント 2019年9月11日
1.日時: 2019年9月11日(水) 10:40~14:00
2.天気: 晴れ
3.行程: 八王子駅発9:47(神奈川中央交通バス)→高尾駅前バス停10:07→高尾山口駅バス停10:14→大垂水バス停着10:26・10:40発⇒一丁平分岐⇒高尾・城山縦走路⇒高尾山頂下着12:05昼食・休憩)・12:40発⇒3号路・浄心門⇒ビアマウント14:00着(長い休憩)・16:15発(ケーブルカー)→清滝駅⇒高尾山口駅着16:30
 
4.観察した鳥
  •  17種(キジバト アオバト ヒメアマツバメ ハチクマ サシバ コゲラ アオゲラ カケス ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ 外来種:ガビチョウ)  (時間外のため参考種: イカル)  ベスト:アオバト ハチクマ サシバ
5.参加者: 5名        
6.概要・感想等
  •  相模湖行のバスは空いていた。大垂水峠から15分程で大平林道に出た。一丁平分岐を高尾山に向かって歩き出すと、鳥の影が見えた。見上げるとサシバが1羽飛んでいた。そのあとを追うようにハチクマも旋回していた。一同感激!学習の歩道を進み、高尾山の巻道に入ると、あれ何?!の声。近くの低木の枝先に止まっていたのはアオバトだった。またまた、一同感激!これで今日のベストは決まりだね、との声。
     6号路は前日の台風で通行止め。ベンチで昼食。3号路を進むと数か所でメジロ、コゲラ、エナガ等の小さな混群に出会う。目的地の高尾ビアマウントには予定通りに到着した。4名でサシバとハチクマとり出会いに祝杯を挙げていると、イカルがやってきた。 (担当 加藤 岸男)
  •  
 月例探鳥会 多摩川探鳥会(万願寺駅~中央線鉄橋) 2019年9月8日
1.日時: 2019年9月8日(日) 8:30〜11:00
2.天気: 晴れのち曇り
3.コース: 多摩川(多摩川都市モノレール万願寺駅〜JR中央線鉄橋)
   
4.観察した鳥
  • 30種(カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、トビ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ドバト、ガビチョウ) ベスト: 高鳴きのモズ、イソシギ、コサギ
5.参加者: 23名
6.概要、感想等
  •  台風15号襲来直前、とはいえ日差しは晴れやか。「きょうはまだ残っている夏鳥や、9月ですから秋を知らせるモズの高鳴きも期待したいですね」と探鳥会は始まりました。
     中央道の下で「遠くに見えるのは、ツバメですか?」Aさんが双眼鏡を向けます。「そうですね。でも、こっちはコシアカツバメですよ」とBさん。日野橋へ向かって行くと、渡りの途中か、イワツバメも出現。次々と、夏鳥を確かめ合いました。
     とその時、「高鳴き、モズです」の声。見ればモズが強い響きで縄張りを宣言しています。野鳥を探しながら「渡り鳥と漂鳥の違い」をベテランが話すと、経験の浅い方はメモをとったり、図鑑を見たり。野鳥ばかりでなく、Cさんが白い清楚な花を指して「これはめずらしい、イヌハギですね。東京都の絶滅危惧種なんです」と言うと、これまた「覚えたい!」と手帳に書き込みをしたり。こうして、お互いに「教え」「教わり」を繰り返して、土堤の探鳥会が続いていきました。 (担当 玉木 雅治)
  •  
 遠出探鳥会 三番瀬 探鳥会 2019年8月31日
1.日時: 2019年8月31日(土) 10:40~14:20
2.天気: くもりのち晴
3.場所: ふなばし三番瀬海浜公園
   
4.観察した鳥
  • 19種(含む外来種1種:カワウ、アオサギ、ダイサギ、ムナグロ、ダイゼン、メダイチドリ、オオメダイチドリ、ミヤコドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、ミユビシギ、ハマシギ、ウミネコ、ドバト)
    ベスト3: オオメダイチドリ、オバシギ、コオバシギ
5.参加者: 19名
6.概要、感想等
  •  今回は八王子駅~お茶の水駅~船橋駅と電車を乗り継ぎ、京成船橋駅前からバスで現地に向かった。この日の潮回りは「大潮」で広く干潟が形成されていて、それぞれ長靴やサンダルに履き替え、汀線近くまで歩いていくと、シギ・チ類の姿が見えはじめた。キアシシギやソリハシシギが潮だまりで餌をとる様子を観察する。波打ち際にはダイゼンやミユビシギの群れが見られた。いつのまにか10数羽のオバシギ(幼鳥)の群れが、餌を採りながら、われわれの方にどんどん近づいて来る。その中に胸から腹にかけて赤味が残るコオバシギ(成鳥夏羽→冬羽)が1羽、混じっていて、皆でじっくり観察することができた。周りを見渡すとチュウシャクシギやオオソリハシシギ等の大型シギも見つかった。昼食は展望デッキの1階にある冷房の効いた休憩室でとり、午後はここでは定番のミヤコドリと、情報があったオオメダイチドリを探しに再度、干潟に向かった。潮は徐々に満ち始め、沖合からミヤコドリが飛んできて、近くに降り立つ小群を観察することができた。最後の最後、帰りのバスに合わせて戻る途中、何とかオオメダイチドリ(幼鳥)も観察できた。曇りの天気予報にかかわらず、途中より日差しが強くなり、皆、バッチリ?日焼けをしてしまったのは誤算であったが、普段はなかなか見られない海辺の鳥を堪能した。現地での参加者全員による「ベスト3の選出」は時間がなくできず、帰りの電車の中で近隣の席の人達で行った。   (担当 古山 隆)
  •  
 平日探鳥会 三頭山 2019年8月29日
1.日時: 2019年8月29日(木) 9時35分~15時15分
2.天気: 晴れ
3.コース: 森林館から三頭山山頂まで往復した。コースは三頭大滝、ムシカリ峠経由で山頂まで。   
4.観察した鳥
  • 7種(カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ゴジュウカラ) ベスト: ゴジュウカラ、カケス  
5.参加者: 4名
6.概要、感想等
  •  森林館前でヤマガラが1羽、歓迎するように出てきた。森林館から三頭大滝までのセラピーロードで、ヤマシャクヤクの実が弾ける場面に出合った。黒と赤の強烈なコントラストが眼を引き付ける。赤は結実していない種、黒は結実した種とのこと。赤は未熟なので動物に食べてはいけないことを示す赤信号なのか。このヤマシャクヤクの学名がPaeonia japonicaとジャポニカの名がついていた。
     野鳥観察小屋への分岐点にある東屋風の休憩所で休んでいると、直ぐ近くにゴジュウカラが来てくれた。山頂からは大きな富士山が望めた。山頂の標識の下では地味な花、ノダケとシュロソウがひっそりと咲いていた。この時期、鳥は少なく常連のヒヨドリ、ウグイスにも出合わなかった。
    (担当 粕谷 和夫) 
 
 月例探鳥会 大平林道から小仏城山 2019年8月11日
1.日時: 2019年8月11日(日) 10時35分~15時00分
2.天気: 晴れ
3.コース: JR八王子駅北口9:45発の神奈川中央交通バスに乗り大平バス停で下車。同バス停⇒水野橋⇒大平林道経由で一丁平⇒小仏城山⇒小仏峠⇒小仏バス停のコースを歩いた。
   
4.観察した鳥
  • 16種(キジバト、アマツバメ、トビ、カワセミ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、コサメビタキ、キセキレイ、ガビチョウ) ベスト: コサメビタキ、アマツバメ
      
5.参加者: 6名
6.概要、感想等
  •  大平バス停から水野橋までの甲州街道が長く感じられた。水野橋から林道に入り、森林ふれあい館の近くに来るとヤブデマリの赤い実がやけに目立った。大平林道を歩いていると前方の木々の間を素早く動く回る小鳥がいた。メジロでもなく、エナガでもなくコサメビタキであった。4羽いた。林道にはヤマドリの尾羽が1枚落ちていた。
     最後小仏峠からの下り道でジャコウソウの花に再会。蒸し暑い日で林道から一丁平までの登りは難儀したが、小仏城山で一休みして元気を取り戻し何とかゴールできた。 (担当 粕谷 和夫) 
  •  
 遠出探鳥会 霧ヶ峰 花と鳥を見る会 2019年7月26日
1.日時: 2019年7月26日(金) 10時45分~15時00分
2.天気: 晴れ一時小雨
3.コース: 上諏訪駅からバスで強清水まで行き、強清水~車山肩~沢渡~強清水の周回コースを回るつもりでスターとしたが、車山肩で雨模様となったため、沢渡を回らず第5園地経由で強清水に戻った。
   
4.観察した鳥
  • 7種(アカモズ、ツバメ、ウグイス、ノビタキ、カワラヒワ、ホオジロ、ホオアカ) ベスト:アカモズ、ノビタキ  
5.参加者: 4名
6.概要、感想等
  •  霧ヶ峰に日帰りで行ってきた。歩き出して直ぐノビタキ、ホオアカに迎えられ、終始この2種が目に入る高原歩きで、帰路第5園地の手前の林の縁でアカモズの親子に出合った。
     花では先ずハクサンフウロが目につき、名物ニッコウキスゲの群落は車山肩のシカ対策をしている所にだけあった。ここもシカの影響が顕著で、植生が貧弱になってしまっていた。 (担当 粕谷 和夫) 
  •  
 高尾山周辺探鳥会 大月秀麗富嶽シリーズ① 百蔵山探鳥会 2019年7月11日
1.日時: 2019年7月11日(火) 7:15~12:35
2.天気: 曇り
3.行程: 豊田駅6:08→八王子駅6:14→高尾駅6:30→猿橋駅着7:02・7:15発⇒百蔵山登山口(バス停)8:05⇒浄水場⇒百蔵山着10:00(休憩・昼食)・10:30発⇒百蔵山登山口(バス停)12:00⇒猿橋駅着12:35(鳥合せ)・13:18発→高尾駅13:51
   
4.観察した鳥
  • 29種(キジバト アオバト ホトトギス ツツドリ コゲラ サンショウクイ カケス ハシボソガラス コガラ ヤマガラ シジュウカラ ツバメ イワツバメ ヒヨドリ ウグイス ヤブサメ メジロ クロツグミ イソヒヨドリ キビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ イカル ホオジロ アオジ 外来種:ガビチョウ)  ベスト:ホオジロ イワツバメ イソヒヨドリ
5.参加者: 7名        
6.概要・感想等
  •  暑い夏は早朝に限る!と考えた計画なのに、暑さなど全く感じなかった。
     早い出発にもかかわらず7名が猿橋駅に集まった。早速ホトトギスの声。目的の山は霧の中。桂川を渡るとイソヒヨドリが電線で鳴いていた。葛野川にはアユ釣りの人が数名いた。中央道の橋脚に営巣したイワツバメを観察する。ホオジロがそこここに。百蔵山登山口のバス停を過ぎ、浄水場につくと、そこはイワツバメの集団営巣地となっていた。その先から登山道に入る。露で足元が濡れる。葉っぱからも落ちてくる。キビタキ、イカル、クロツグミの声が励ましてくれた。山頂手前の登りはきつかったが、予定通りに霧の山頂へ着いた。アオジの囀りを聞きながら早めの昼食とした。
     寒さに負けて30分で下山開始。カケス、メジロ等の声を聞きながら滑る足元に神経を集中する。ようやく他の登山者が登ってきた。キセキレイ、ヒヨドリの若にも出会う。日本三大奇橋の猿橋の見学は全員見ているとのことで割愛し、駅に向かった。駅に着くと地元の方が、ずいぶん早いね。でも今日は正解だよ!とほめてくれた。途中ポツポツと降り始めていた雨が、強い降りになってきた。天気予報は当てにならない。  (担当 加藤 岸男) 
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