<浅川流域>
解説: 浅川流域では冬季に観察される。 概ね11月から4月くらいまでの期間の観察例が多い。 日本全体としては、夏鳥、旅鳥、冬鳥である地域が存在し、なかなか定義が難しい。 黄褐色の地に黒の三日月状の斑が連続して虎をイメージさせる。 鳴声は、ゆっくりと「ヒィー」という陰気な声を繰り返す。 「鵺鳥(ぬえどり)」として、古く万葉集にも詠まれている。 「ひさかたの 天の川原に ぬえ鳥の うら泣きましつ すべなきまでに」 柿本人麻呂 平家物語巻4では、源頼政が「鵺の声を出す怪物」を退治する物語もある。 鵺という漢字は、夜と鳥の組み合わせになっており、夜(〜早朝)に鳴くトラツグミにふさわしい。 地上で採餌する際に、頭を動かさず左右に腰をふる「トラダンス」をすることがあるが、「鵺」のイメージとは異なり滑稽な感じがする。
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