秋のサシバの渡りの展望所

高尾山山頂から西に向かって続く東海自然歩道の最初のポイントが小仏城山です。大きな電波塔が林立していて、頂上は360度展望がきき、東西側の足元に相模湖が光、丹沢や道志の山々を前景として高く富士山が望まれ、振り返れば高尾山の向こうに広がる関東平野を一望できます。

サシバの群れが上昇気流を捉えながら旋回上昇している様子はタカ柱と呼ばれます。渦巻きのようになって昇っていく様子が丁度蚊柱に似ていることによるもので、実に壮観です。毎年、9月中旬から10月上旬の晴れた日はサシバの集団が通過する絶好日です。
このようなサシバの渡りを観察するベストポジションが小仏城山山頂付近で、かなり高く舞い上がった後、一直線になり富士山に向かって飛んでいきます。思わず「さようならサシバ!また、来年も帰って来いよ!」と叫びたくなります。
この時期、ここで一日観察しているとサシバの他にもハチクマ、ツバメ、イワツバメ、ハリオアマツバメ、エゾビタキ、ヒヨドリ等の渡りやアサギマダラの渡りを見ることができます。また、留鳥のアオバトが現れたり、カケスのクリを貯食する行動を観察することもできます。

○アクセス:JR高尾駅から小仏行きの京王バスで15分終点小仏で下車、徒歩で旧甲州街道を小仏峠まで登り、陣馬山高尾山縦走路を南にとって約2時間で小仏城山山頂着。車は小仏バス停よりさらに先の駐車場まで行けるので、徒歩1時間半で山頂着。

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