HOME > 「数え上げた浅川流域の野鳥V」「八王子市・日野市鳥類目録」紹介
 
 「数え上げた浅川流域の野鳥V」と「八王子市・日野市鳥類目録」の作成は本会の発足30年記念事業として取組みました。
 野鳥は地球規模で行動しますので、両書がローカルな範囲の野鳥の観察(調査)記録でも、地球規模での自然環境の動向を見守る資料の一部としても貢献できるのではないかと思っています。

 なお、余部を実費で頒布いたします(「数え上げた浅川流域の野鳥V」は在庫がなくなりました)。
 「数え上げた浅川流域の野鳥V」、「八王子・日野鳥類目録」は公共図書館、当会と関連のある行政部局・自然保護団体等に贈呈しております。「八王子・日野鳥類目録」の購入を希望される個人・団体には余部を実費(各1000円)で頒布いたします。送料は本会で負担いたします。代金は現品が申込者に到着後に、ゆうちょ銀行の当会口座に振り込んで頂きます。申込先は以下です。
  粕谷和夫宛 kasuya.kazuo688@@gmail.com (注:実際に送信される時は「@」を一つ削除して下さい)
  
「数え上げた浅川流域の野鳥V」は、「とうきゅう環境財団のHP」からダウンロードすることもできます。
   
 数え上げた浅川の野鳥V

 2006年に「数え上げた浅川流域の野鳥2」を発刊してから10年が経過しました。八王子・日野カワセミ会は、地域限定の野鳥を観察する市民団体で、野鳥の観察を基礎に羽数のカウントに重点をおいた活動をしています。
 活動の範囲は東京都八王子市及び日野市の全域で、浅川流域、程久保川流域の全てと、多摩川及び大栗川の一部が含まれています。この区域には高尾山を始めとする山地、多摩丘陵他の丘陵地、浅川、多摩川等の河川、丘陵と河川の間の台地などの多様な環境があり、多種類の野鳥が生息しています。
 野鳥のカウントによって得られた膨大なデータの紛失や改ざんを防ぎ、またデータ活用の促進を図ることが必要です。そのために、2012年に「八王子・日野の野鳥の記録」という生データを収めたDVDを作成し、会員はもとより、近隣の公共図書館、自然保護団体に配布しています。
 本書は、「数え上げた浅川流域の野鳥2」の続編ですが、1985年の本会発足後のデータを整理して冊子にまとめたものです。1985年から30年間の野鳥観察(調査)記録をまとめました。定期カウント、夏鳥調査、冬鳥一斉カウント、サシバ等渡り調査、集団ねぐら調査、繁殖調査などの結果と2万件を超える鳥信の情報が整理されています。 (「数え上げた浅川流域の野鳥V」より引用)


 
八王子市・日野市鳥類目録

 八王子・日野カワセミ会は発足30年記念事業の一つとして、今般八王子市・日野市鳥類目録を作成しました。
今般作成した目録のソースは「30年間にわたり積み重ねてきた本会の野鳥の観察調査記録」と「外部文献資料」の二つです。「本会の野鳥の観察調査記録」は毎月20コースで実施している野鳥定期カウントと毎日の野鳥の観察記録を蓄積した鳥信が基本データです。鳥信には2015年までに2万件以上が整理されています。
 この鳥類目録には、今までに全国各地で発行されている地域版の目録と比べ以下の2点に特徴を持たせています。一つは「日本鳥類目録第7版と対比できるような編集をしていること」、もう一つは「主要な野鳥は羽数の動向(経年変化)と月別変動がデータで示されていること」です。
 この鳥類目録の作成によって、八王子市・日野市の野鳥として244種の在来種と25種の外来種が明らかになりました(市別の内訳もあります)。
 市民の方々が自分の住むまちの環境を見直すきっかけとして、また環境を生かしたまちづくりを考える上での参考資料として、また、学校教育の現場等でこの冊子が役立つことを念願します。(「八王子市・日野市 鳥類目録」より引用)

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